率直に申し上げますと、「私の現場では」マイクロフォーサーズはソニーαに比べて劣勢です。
特にオリンパス機の「撮って出し」画質についてはずっと不満がありました。正直言って薄汚い。個人の感想ですが。
当ブログの過去の記事がネットで引用されたりしているのを見るにつけ、光栄である一方で「写真が汚いからやめてくれ;」という思いもあるのです。
「だったらRAWで撮って現像すりゃいいだろ」とお思いになったかもしれません。もちろんそれもやぶさかではありませんが、
それだったらどのメーカーを使おうと同じことですよね。
オリンパス機の弱点は埋まるかもしれませんが、優位に立つわけではない。
ましてや動画では後処理するにせよ写真に比べて加工耐性が低く、「撮って出し」の画質が重視されます。
正直「OM-D Movie」は暗所での画質は辛いものがあります(優しい書き方をしましたが、私は「使えない」と思っています)。
日中やスタジオなどの「光が充分にある好環境」で結果を出すことができるのはある意味当然のことです。自慢することではない。
悪環境で、カメラの力でどこまで戦えるか、が私の現場なのであり、
マイクロフォーサーズはそれに応えてくれるものではなかった、ということです。