キヤノン・ニコン、ミラーレスプロ機種並み
ソニーに対抗、一眼レフ市場侵食も覚悟

キヤノンとニコンがデジタル一眼レフに搭載している高級センサーをミラーレスカメラに採用する。一眼レフの強い
ブランド力と収益力から需要の食い合いを恐れて高性能センサーの転用に消極的だったが、ミラーレスの市場の
広がりを看過できなくなった。ソニーがミラーレスを押し出してプロ向け市場で存在感を高めていることも両社の背中を押している。

デジタルカメラは光をデジタル変換するCMOSセンサーが画像の出来具合を大きく左右する。「フルサイズ」と呼ぶ縦36ミリメートル横24ミリ程度の
最大級センサーをキヤノン、ニコン両社はデジタル一眼レフに用いてプロカメラマンや上級アマチュアの市場を押さえてきた。

両社はこの戦略を転換し、これまで一回り小さいセンサーを使っていたミラーレスにフルサイズ品を搭載し今年後半にも市場に投入する方針だ。
両社とも2019年に発売する当初計画を前倒しする。フルサイズセンサーのミラーレスはソニーが20万〜30万円前後で発売しており、両社はこれを勘案するとみられる。

以下ソース
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO28850970R30C18A3EA4000/