>>823
そもそも人間の脳は、視覚情報からの物体認識を適当に手早く処理するため、記憶情報などを元に情報を変化させ、ある程度の範囲に決め打ちしようとする
(この決め打ちが外れた時に脳が誤認識をおこすのが錯覚)
夕日などでの色温度の偏りによる色付きなどを元の色として認識してしまうのもこのためで、
ホワイトバランス処理は、この脳内補正処理を擬似化したものなので、見ている色を再現するのではなく、CbCrのバランスを調整して、
見えてほしくない色(よーするに無彩色となる点)の中心帯を調整することで、色の付いている部分が相対的にそれっぽく見えるようにしている
フジの場合、さらにフィルムシミュレーションによる色相バランスの変化やシフトが加わるため、場合によって色の付いている部分が部分的に大きく変化する
にもかかわらず、自分が綺麗に見えて欲しい色が出ているかを基準に、WBが合ってるとか狂ってるとか言うのは、そもそもがおかしい