ただ、カメラバブル当時、ツァイスという名前を有り難がってる人を
写りではなくブランドで有り難がってるだけ、と揶揄する風潮は1980年とかの当時すでにあったという。
それはそれで間違いではない。

なにしろ、コピーした後に改良に改良を重ねて、1980年ごろのカメラやレンズが出来ているわけだから、
もはやその時代に置いてはツァイスだから凄いという事はなかった。
が、そもそもオリジナルが出たのが20年以上前とかなのだから、比較する人の考え方の違い。
当時、ブランド信者を揶揄していた人は、あくまでその時に売られている道具の中で自由に選ぶうえで、
という観点で見て、ブランド信仰を揶揄していたのだから間違いではないのだが、

現在オールドレンズを評価する立場で見るなら、時代毎に評価して、同時代で抜きん出た性能を有しているレンズなら
これは優れたレンズだ、という評価を下すわけだから、見方の基準の違い。