戦術を決める際に日本人に合った戦い方は何なのか?から入らないとまずコケる
そもそも体格的に劣るのにパワープレーに走ろうが意味は無く、また技術的に劣るのに俺たちのと遅攻の漫然としたパス回しをしようが先にボロが出る
出来ないことより出来ることを極めて行くのが戦術だわな
スペインも昔は攻撃には元々定評はあったが、守備に難があり2006までは前評判より遥か低い位置にいた
元々合った攻撃の技術を活かしての今
イタリアはそもそも守備が堅いが攻撃は個任せのスタイルがベースだった
そこにサッキが守備的な組織を構築し、スキラッチ、バッジョ、インザーギのような個で点を取れる選手へ素早く渡し点へと繋がるカウンターを磨いた
日本人に向いているのは?
ここに対して目を向けないから戦術が堂々巡りを繰り返す
向いていないものまで俺たちのと勘違いを起こす結果となる
日本がW杯で勝てるチーム、五輪で勝てるチーム、国際大会で勝てるチームにするにはある程度の共通点があるにも関わらず
共通点は、守備から構築するチームであること、守備にリーダーを置くこと、旬の選手を起用すること、戦術に合った選手を使うこと、一つにまとまったチームを作ること
日本が活躍した時、オフトならプレス、トルシエならフラットスリー、岡田ならアンカーシステム、アトランタやロンドンなどはドン引き
その守備を機能させれるように、リーダーは柱谷、宮本、闘莉王、吉田など据えた
また、旬の選手として無名でも戦術に合えば起用する点、森保、戸田、本田、永井
他の選手の選択肢があっても、戦術的に合わないなら切ること、平瀬や中村、大迫、原口が合わないからと切られたのは記憶に新しい
オフトの時は初W杯へがモチベーション、トルシエの時は徹底した競争原理がモチベーション、南アの時は俊輔まで切り背水の陣を引くことで自分たちは弱いと団結して戦う恐怖のモチベーション、ロンドンも谷間世代との危機感からの団結
日本人は守備から構築すること、スターよりも戦術に合う人間を使い、守備にリーダーを置いて、窮鼠猫を噛む如く競争原理や立ち位置を見据え、真面目に真摯にのぼせ上がらず戦う時にのみ結果は出せる
団結と忍びのサッカーが日本のサッカー