どうも論争が始まるのは、極論vs極論になっているようで
面白いと言えば面白いんだけど。

まともな意見だけだと、実は盛り上がらないということもあって
私とか「へー」は、その通りっていう事しか書かないから
我ながら逆に野暮だなとは思うが、一応野暮と思いつつ書くと

ハリルがパリ・サンジェルマンとバイエルンのCLの試合を出して
ポゼッション率の低いパリ・サンジェルマンが3-0で勝ったとして
ポゼッションを重要視することの間違いをレクチャーしてました。

で、じゃあパリ・サンジェルマンはいつもポゼッション率が低くいながらも勝つというサッカーをしてるのかっていうと
むしろリーグアンではポゼッション60パーセントのサッカーをしているわけです。
では、CLなどでのポゼッション出来ない相手とのサッカーとリーグアンなどでのポゼッション出来る相手とのサッカーは全然違うサッカーしてるのかと言ったら
基本的には、同じサッカーをしています。
3トップを含めた全員がハードワークをして、ボールを奪ったら早く前の3人に繋げるサッカーです。ポゼッション出来るリーグアンでも不必要なバックパスはしないし、1対1で勝負を避けるようなサッカーはしない。
DFラインでどこに出そうか迷ってボールを保持する時間がダラダラと続くサッカーではないです。

日本代表に置き換えてみれば、
アジアで多少実力差があれば、必然的にポゼッション率は上がるし、
世界大会では、必然的にポゼッション率は下がるんですよね。
それでも基本的には、どちらにしてもやはりハードワークして、判断と動きとパスのスピード上げて
1対1で勝負をしなければ、勝つ事は難しいという事です。
ポゼッションVSカウンターという構図で論じることは不毛のような気がします。