■【オシムの教え】日本は危険でアグレッシブであることを知らしめた…パラグアイ戦分析(2)
6/14(木) 6:22配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180614-00000000-sph-socc

選手にとっても自信の回復になる試合だった
しかし、あまり先に行き過ぎてはいけない
自信を持ち勇気が得られたとしても相手を軽視すべきではない
初戦のコロンビアは厄介な相手だ
経験豊富で抜け目のない選手たちが技術と個の力を発揮する成熟したチームで
FIFAランキングの上位に常に位置するのは決して偶然ではない

日本は勝ち点1でも悪くはないが、もしも勝てば大きな風が吹く
それにはパラグアイ戦のようにシリアス(真剣)にプレーして【よく走る】
全員が勇気を持って攻め相手のカウンターを警戒しながら時に抜け目のなさも発揮する

岡崎は以前に比べ機動力が少し落ちゴール前のクオリティーも欠いていた
しかしコンディションは上向きのようで彼が良くなれは周囲もプレーしやすくなる

香川も同様で本来はもっとずっと危険な選手でチームに与える影響も大きい
2人の調子が上がれば乾が何をしてくるか相手に予想がつかないだけに3人の絡み合いは攻撃の基軸として面白いものになる

パラグアイ戦では出番のなかった本田も難しい状況では頼りになる選手だ
日本が彼を必要とする場面は出てくるだろう

勇気を持つのも自分に自信を持つのも、すべては頭の中で生じることだ
頭の中がすべてと言ってもいい
そして相手も頭の中で同じことを考えている
だからこそそこで負けることなく強い気持ちをもって戦いに臨んでほしい
(元日本代表監督イビチャ・オシム)