>>871
イギリスは経験と技術を継承できていないと思ってるのと
当時、濃い経験をしたからです。

80年代の不振でカッターが散らばり、90年代は個人活動してました。
80年代にスーツを作ってもらってたカッターは90年代は婦人用高級毛皮コート店に在籍することに。
他にも用品店の二階やシャツ屋に間借りしてる人も。
海外の国王、大統領、首相を客に持つカッターさんもチラホラ
結局彼らはサヴィルロウに帰らず引退、お弟子さんもいなかった様子
そうそう服地商、SCABAL、H&S、FINTEXのお抱えカッターになった人も
英国内なら出張採寸してくれたんですよね当時は

あと80年代末に70年代のTVドラマのスーツが欲しくて
当時高価だったビデオデッキを買い、カッターさんとビデオ鑑賞したり
コート店にカッターさんを訪ね、個人的に注文したり
と今ではもはややらないことをしてました。

欧州大陸は息子さんが親からテーラー、顧客、職人を引き継ぐことが多かったので
継続的に利用することができてます。
ただアルニスやスタルクも後継者不足で実質的に廃業したりと心配ですね。
フランスではポルトにも通ってましたが廃業、吸収されて以降は足が遠のきました。