レッスルエンジェルス サバイバー 妄想スレその9
大河ドラマ「パンサー理沙子」
パンサー理沙子:ドルフィン早瀬
ブレード上原:成瀬唯
テディキャット堀:サキュバス真鍋
ドラゴン藤子:中江里奈
マイティ佑希子:辻香澄
菊池理宇:杉浦美月
ビューティー市ヶ谷:野村つばさ
南利美:榎本彩
斎藤彰子:中村あずみ
ミミ吉原:保科優希
チョチョカラス:ロイヤル北条
ダークスターカオス:ダークスターカオス(友情出演) たて乙です
>>3
中村あずみって中森さん?
みんな若手が役やってる中で、一人だけ年上がw 人徳友の会
新スレに>>1乙しつつもようやく帰ってきた三バカ+越後
三月の始めに彼女らを待つ試練とは果たして…
永原「聞いて下さい聞いて下さいあのですね、一日課長のはずが一月以上かかったのには訳が…」
理沙子「聞きましょう。何かしら?」
永原「初日から謎の黒い奴は出るわ、三号機に乗せられて戦う羽目になるわ散々でした!
ジャーマン掛けられなかったのが唯一の心残りです!」
富沢「いいなー。あたし達なんか普通にファミレス+温泉巡りしてきただけだよ」
金井「ひさしぶりに実家に帰ってほっこりしてきましたー」
越後「申し訳ありません、ついつい我を忘れてゆっくりし過ぎてしまい…」
理沙子「いいのよ別に。こちらも話の合間にちゃっかりと防衛戦をこなしていた訳だし」
斉藤「まったくいちいち話を端折るとは、作者の怠慢にも困ったものです」
美沙「そうなのです美沙の主役乗っ取り計画が進まないのもこのヘボ作者のせいなのです
もっと才能ある書き手に早く交代するのですよ」
阪口「これこれその辺にしておけ、あまり素人に無理を言うでない」
神田「あの、あまり言うとまたヘソを曲げかねないので…その辺に」 保科「あの、そろそろよろしいでしょうか〜」
石川「揉めてる様子ですねぇ〜」
山本「お邪魔します」
堀「久しぶりにゃ」
理沙子「ああ、呼び立ててしまってごめんなさい。入って入って」
阪口「おぉ、もうそんな時期か。レッスル定例会、今年は平和にいくとよいの」
永原「これが噂の定例会…なんだか和やかですね」
富沢「別名、人徳友の会。有志による情報共有と、親睦を深める優雅な会らしいわ」
金井「なんだかちかよりがたいねー」
越後「私達があの域に達するにはまだ時間がかかるんだろうな…」
斉藤「無駄口はそこまで!さあ練習練習、行くぞ神田!」
神田「はい先輩」
理沙子「まずは、寿さんと新女への対処について…」
石川「龍子はやる気マンマンでした〜」
保科「私の所も同じです〜」 山本「同じく」 堀「上原さんも同じ考えです」
理沙子「…それは皆さんの団体が、歩調を合わせる事に了承した…という事かしら」
石川「はい、そうとってもらって構いません。みんなは〜?」
保科「いいと思います〜」 山本「はい」 堀「いいにゃ〜」 永原「…なんか、真面目な話してますね」
富沢「腹のさぐり合いも半端じゃないけどね」
阪口「当たり前じゃ。穏やかな心はもちろん、人の心の機微を読む力がないようでは
選手間の仲を取り持つ人徳持ちは務まらん」
金井「あたしたちにはムリムリなはなしだね〜」
越後「そ、そんな事はない!私達だって頑張れば…」
美沙「努力で人徳が身に付くのなら苦労ないのですよ世の中手に入らない物の
一つ二つはあるものなのですいい加減あきらめるのです」
越後「…先輩に対しあまりに無礼な!あれか、人気スキルから来る優越感!そうだな!」
美沙「知らないのです気のせいなのですよ言いがかりはやめて下さいなのです♪」
理沙子「…では、今日はここまでとしましょう。新作への要望はまた次回に…」
石川「はい〜、なかなか有意義な話し合いでしたね〜」
保科「久しぶりに出番があって楽しかったです〜」
山本「ではここからは…」 堀「お茶会としゃれこむにゃ〜」
阪口「ようやく終わったようじゃ。さて、わしも加わるかの」
永原「あ、あたしも行きまーす!聞きたい事あるし!」
富沢「ちょ、ちづる怒られるわよ!…知ーらないっと」
金井「スゴいドキョ〜だね〜」 理沙子「…それで、最近かまってもらえなくて。もう冷めたのかしらね〜」
石川「そんな事無いですよ〜。3年目、20年目が危険なんて只の冗談ですよ〜」
山本「そうです、と言うかむしろ幻想です」
堀「あれ、そう言えば保科さんもだよね?」
保科「あ、はい、私もお話がまとまりそうでして〜」
阪口「ほうそれはそれは、めでたい事ですな、なぁ永原」
永原「ですねー。うーらーやーまーしいーなー」
保科「これはこれはどうも皆さん〜、ありがとうございます〜」
斉藤「…う、羨ましい…。ちょっと、私も…」
神田「あの先輩、練習メニューがまだ残っていますが…」
越後「…今日は予定変更、人生修練だ。彼女達の話を聞き、内面を、心を鍛えろ!
鏡さんの教えを忘れたか!」
理沙子「やはり、仕事にかまけてばかりの女ではいけないわね…」
石川「気に病む事はないですよ〜。私達、みんな似たようなものですし〜」
山本「あの…どうか、自分を責めないで下さい理沙子さん」
美沙「…ふん別に羨ましくない羨ましくなどないのです。彼女達の会話が
勝ち組のそれに聞こえる訳が無いのですそんな事あり得ないのです」
富沢「…いい加減認めなさいよ、天神」 堀「そうにゃ。旧設定も上手に使えばたちまち人気キャラになれるにゃ」
保科「はぁ、そういうものなのでしょうか〜」
金井「いいな〜、あたしもいつかげっつしたいな〜(ちゃっかり聞きに来た)」
斉藤「そうかそうか、ためになるな。やはり力や技を磨いただけでは駄目だな!」
越後「過去作のネタですらうまく使って自分の糧にする…」
神田「歴史と経験の積み重ねにより新たな信頼と強さを得る…確かに勉強になります」
理沙子「…今日みんなと話せてよかったわ。少しは胸のつかえがとれたみたい」
保科「私もです〜」
石川「いえ、心が晴れたなら何よりです〜」
山本「ではいつかまた〜」
理沙子「…それと堀、少し話があるのだけれど」
堀「…今更なんと言われようと上原さんは渡さない、戦いは非情だよ!
わたしは一人のパートナーの為に仲間も恩義も投げた悪猫、批判は甘んじて受けるにゃ!」
理沙子「そう、ならば…果たし合いね!」
阪口「ほうこれはこれは。これがホントのキャットファイトじゃな」
富沢「確かに豹はネコ科…ってもう、締めの段階で暴れないで下さい!」
和やかな雰囲気の中にも、キラリと光る芯の強さ。人徳持ちよ永遠なれ!
つづく 番外編 主役級の黄昏
ゆっこ「よし間に合った!3月3日雛祭り、女子の中の女子の日に誕生日のわたし!
レッスル初代主人公のわたし!おめでとー!」
南「わーおめでとう祐希子ーぱちぱちぱちー」
千種「あの…こんな事やっても虚しいだけじゃ…」
ゆっこ「何よ!悔しくなんかないわよ別に!わたし達の誕生日が特に盛り上がる事も
なかったからふてくされてるとか、そんな事これっぽっちもないんだから!」
南「ちょっと、なにその言い草!?私まで悔しがってると思われるじゃない!」
千種「あの…ムキになるとかえって認めてる事に…」
ゆっこ「なによ!こんな時まで可愛い子ブリッ子して!あーそうですか
自分だけイイ子でいたいって事ねそうなのねー」
千種「そんな…!私だって2月28日が誕生日だったのに大して注目もされなかったんですよ!」
南「そうよ。3月1日の私の誕生日だってさして盛り上がりもしなかったわ
不満があるのはあなただけじゃないのよ、いい?」
ゆっこ「どうだかー。内心ではレッスルに見切りを付けて余所に移籍しようとか
思ってんじゃないのー?」
南「…ちょっと、根も葉も無い事言わないでくれる?」 ゆっこ「そうじゃない!先の無いタイトルより、出番を求めて余所に移籍
誰もがやってる事じゃない!」
南「あなたね…私達がそんな尻軽に見えるの?」
千種「そうです!ア○マス・ラブ○ラス・ド○クラ・ア○ガミ・その他ソーシャルの
どこにも決して浮気などしません!」
南「と言うか、移籍したがってるのはむしろアンタの方じゃないの?いいわよ、止めないから
自由にどこへなりとも行きなさいな」
ゆっこ「しないわよ!元祖主役の私が移籍なんかする訳無いじゃない!」
南「どうだか〜?口では何とでも言えるものねぇ〜。ほらほら、リ○ドリが呼んでるわよ」
ゆっこ「…上等よ、表に出ろぉ!」
千種「あの南さん、煽りに煽りで返すとその、泥沼に…祐希子さんもその辺で…」
ゆっこ・南「アンタは黙ってなさい!」
千種「…!は、はい…すみません…」
ゆっこ「いい結城?わたし達の決着の付け方は、口の上手さや人気を争う事じゃないの!」
南「そうよよくわかってるじゃない、チャラい人気取りなんて私達には不要!
望み通り、今から!あなたにふさわしい誕生日に!して!あげるわ!」
ゆっこ「はは…。やっぱりさ、私は、私達はこうでなくちゃ!」 閃乱カグラに浮気してくれたら喜んでRIKKAや柳生さんをひん剥く! ある夜のさおさお
警官「あ〜、君君・・・中学生がこんな夜遅くウロウロしちゃいけないよ」
さおさお「これ、保険証に社員証・・・あと、取ったばかりだけど運転免許。文句ある?」
補導をかわすのも、ようやく慣れました。 とある選手の証言
その朝は、みんなでリビングでライダーを見てたんです・・・・途中までは、ツッコミを入れながら和やかな雰囲気でした。
やがてCMに入りました。やってますよね、なんとかタイマーとフィギュアの宣伝・・・・。
『うぉーたーどらごーん♪ らんどどらごーん♪』・・・・そこまではよかったんです。
次で『おーるど・・・』、そこで音が途切れたんです・・・電波状態が悪かったんでしょうね。
なぜか何人かの視線が理沙子さんに集まったんです。
気温が5度くらい下がったのがわかりました・・・・いえ、例えじゃありません。
次の瞬間、テレビが壁にめりこんでいました。何が起こったのかはわかりません・・・・でも、ありのままを話しました。
(こんこん)
あれ? お客さんかな。出前なんか頼んでないし・・・・すいません、インタビューは中断ってことで ようやく来た悪魔
人徳持ちキャラに触れ、大人の女としての差を痛感させられた三バカ
そんな中ついにその時はやって来た…
アナ「…どうしたのでしょうかパンサー理沙子!悪魔の化身、ハイパー武闘相手に
まさかの大苦戦!いつものキレはどうしたのか!?」
永原「理沙子さーん、しっかりー!」
富沢「こんな…こんなに覇気の無い理沙子さんは初めてだわ…」
金井「もうみてられないよー!」
越後「…コーチ、これは一体…!一体何が起きているんですか!」
阪口「うかつじゃった…このワシとした事が、こんな単純な罠に気付かんかったとは…」
斉藤「コーチ、罠とは一体…?」
阪口「理由は三つ。まず一つ目は花粉症じゃ」
永原「か…花粉症?」
阪口「理沙子君は花粉症持ちでの。薬で和らげても尚この有り様では、相当酷い様じゃな」
理沙子「くっ…まさかこんな、ぐうっ!」
武闘(…こんな簡単に後ろを取らせるなんて。弱くなりましたね、先輩)
上原「全てはこちらの計算通り!(さあ菊池、仕上げの準備にかかれ!)」
菊池(…今の私は菊池理宇ではなく悪の風、混風・リートです!以後よろしく!)
上原(…お前、以外とノリが良い奴だな) アナ「あっと武闘、腕ひしぎからさらに手首を極めにかかる!」
六角「やー、これは厳しいね。武藤の奴巧くなったねー」
アナ「…あの解説の六角さん、アレは武闘なんで、マスクウーマンなんで!」
六角「えー、細けぇ事は気にするなよ。どっちでも一緒じゃーん」
アナ「だから一緒とか言っちゃダメ!違いますから、別人ですから!」
阪口「それだけじゃないぞ。向こうの罠二つ目、それは…」
六角「…あぁ、あの日だね。あいつキツいだろねー、そっか道理で動き重い訳だー」
アナ「ちょ六角さん!マイク切って切って、何言い出すんですか!」
六角「いやこれがなかなかにしんどくてさー、あたし等も対処に一苦
アナ「今こっちが対処に苦労してますから!言葉選んで下さいもう!」
永原「…それは…確かにキツいですね…」
富沢「筆者にはわからない苦労よねー」
阪口「三つ目は会場がアウェーの名古屋。これは想定内じゃったが…」
神田「明らかに計画的な試合日程だった訳か…!」
阪口(…加えて武藤の強さじゃ。上原君自らが来なくて安心していたが
よもや一年足らずでここまでの逸材になろうとは…)
アナ「パンサーようやくロープブレイク、しかし辛そうだ!」 理沙子「はぁ…はぁ…!」
上原「ふふふ、そろそろ限界か。おまえの事は何もかも知り尽くしている
なぜ今まで私達が沈黙を保っていたかわかるか?勝利への条件が幾重にも重なる
この時を、ただひたすらに待っていたからだ!」
理沙子「…まだまだこんな事で!…ふっ!」
アナ「あっと理沙子、キックをキャッチ!キャプチュードに繋げられるか?」
武闘「(遅い!)はぁっ!」
理沙子「…ぐぅっ!」
アナ「あっとダメだ投げられない!瞬時に延髄斬りで返されたぁっ!」
六角「マズいねー、得意の返し手を相手にそのままやられてる。こうなるといつもの
冷静な思考もブッ飛んじまってるだろーねこりゃ」
永原「理沙子さーん!集中、集中してー!」
富沢「立ってー、立つのよ理沙子さーん!」
理沙子「…うぐぅっ!」
アナ「あっと武闘、間髪入れずドラゴンスープレックス!そして距離を取る!」
武闘「勝つのは、あたし!はぁっ!」
理沙子「…!?くっ!!!」
アナ「いったぁーっっっ!!!電光石火のシャイニングウィザード!
そしてそのまま覆いかぶさる様にフォール!」
六角「うはー、正面からモロに蹴り倒したねー」 金井「…レイちゃんいまこそ!」
富沢「あたし達の力(イカサマ)を見せる時!」
上原「ふっ、お前達の手癖の悪さは想定済みだ!混風!」
混風「はっ!今こそ喰らえ、悪役の妙技を!」
永原「うわー、あいだだだだだだ!」
金井「かみつかれたぁー!」
富沢「汚いわねさすがヒールターン汚いいだだだだだ離せーっっっ!!!」
アナ「なにやら場外で両陣営やり合っておりますが、カウントは無情に進む!」
レフェリー「…3!カウント3!」
アナ「パンサー理沙子、7度目の防衛に失敗!NJWP新チャンピオンは…」
上原「レッスル最高の悪の天才、ハイパー武闘だどうぞよろしく!」
六角「ほい、マイク」
上原「ありがとう六角さん。…では観客のみなさんに次ぐ、我々はネオ太平洋女子!
早速だが見よ、我々の戦果を!私を苦しめてきた憎き女は今!私の足元にいる!」
観客「おお〜っ!!!」
上原「ここで宣言しよう!今やレッスルは我々ネオ太平洋女子の物だと!
私と共に変えてゆこうではないか!レッスルの為に、レッスルの栄光の為に!」
観客「ブラボー!おぉ、ブラボー!」
武闘「無様ね、理沙子さん。かつての女王も形無しですね」
理沙子「……」 武闘「ねぇ理沙子さん、どんな気分ですか?かつての僚友に背かれて
生意気で年の離れた後輩にコケにされて、どんな気分?」
理沙子「…んぱね」
武闘「はい?」
理沙子「半端、ね…。悪役マスクウーマンなら…もっと、口、汚く、徹底的に…
罵らなくちゃ……ダメ…でしょ」
武闘「…!その口、聞けなくしてやる!いつまでもあたしを下に見てぇぇぇっ!!!」
斉藤「そこまでだ武闘!それ以上やるなら私達が相手になるぞ!」
武闘「黙れぇぇっっ!!!」
越後「お前等早く理沙子さんを!急いで引き上げるぞ!」
永原「痛たた…覚えてなさいよ!言っておくけど悪役、似合ってないから!」
金井「むりしてつくってるのがみえみえだからー!」
富沢「所詮あたし達の足元にも及ばないわね、べべべのべーっ、だ!」
武闘「永原!お前ぇぇぇぇっ!!!よくも、よくもぉーっっっ!!!!」
美沙「ふっふっふ今日の所はこれで勘弁してやるのですよではっ!(ガシャン)」
アナ「あっと会場の照明が落ちました!何も見えません!一体何が!?」
六角「ま、定番のオチだわなー」
美沙「これぞ驚異の美沙マジックなのですやっと出せたのです嬉しいのですー!」
つづく ちっちゃな頃から悪ガキな村上姉妹
15で不良と呼ばれた村上姉妹
16でプロレスラーと呼ばれた村上姉妹
『練習がキツい』と2人して、道場をフケようと決める村上姉妹
駅のホームで捕まって、力任せにどつかれる村上姉妹
『・・・分かってくれとは言わねえけどよ。そんなにアタシらが悪いのか?』 今は悪が微笑む時代、な訳無い
理沙子がベルトを取られ、団体経営も傾きはじめた豹の穴
三バカの前途は一体…
永原「練習すれどもご飯無し…お腹減ったなぁ〜」
富沢「兵糧攻めに遭って早五日…もうそろそろ限界よね…」
金井「うわ〜ん、このままじゃびしょうじょミイラになる〜!」
越後「泣くな!喚くな!女は我慢が肝要だ!」
神田「水…水を下さい…水を…みず…みずぅぅっ…!」
美沙「こんな非常時にパロってる場合じゃないのです空気読めなのです神田」
越後「みんなしっかりしろ!あ…斉藤さん、理沙子さんの様子は?」
斉藤「いやあの、それが…」
理沙子「ああ、心配かけてごめんなさいみんな。私、負けちゃった♪」
永原「な…」 富沢「軽い…」 金井「ノリだね〜」
理沙子「いい?こういう時は、落ち込まないように無理にでも元気を出すものよ♪」
神田「今、さりげなく空元気だと認めましたね…」
斉藤「…正直、もっと落ち込んでいるかと思ったが」
理沙子「一度や二度の失敗でくじけてなるものですか。戦いはこれからよ!」
越後「しかし、いくら気合いを以てしても、我が団体の兵糧不足はどうにも…」 理沙子「大丈夫、食料問題は阪口さんがあの人に掛け合ってるから」
越後「まさか…あの人に頼るつもりでは?」
斉藤「…あの人か。正直苦手だ。どうもお金に関して汚いイメージがあるからな…」
永原「ですよねー。前作の泥棒イベントとか、絶対自作自演でしたよねー」
霧子「自作自演とはなんですか、人聞きの悪い」
富沢「で、出たー!レッスルの異能生存体、プレイヤー殺しの秘書、年取らぬ者!」
金井「そのどれもが彼女であり、そのどれもが彼女でないといえる〜!」
霧子「そう。私が盗まれた資産を探し続ける有能秘書、井上霧子27歳です♪」
美沙「資産を盗まれてる時点でちっとも有能ではないのですおとなしく秘書という名の
愛人でもやってやがるがよいのですよ」
霧子「何か言ったかしら似非魔女さん?魔女というからには変身出来たりするのかしら?」
美沙「ふっふっふ美沙の真の評価値は5300なのです。しかも三段階変身可能!
美沙が本気を出せばモーガンだろうがカオスだろうがでこぴん一発なのですよ」
斉藤「…なにやら妙な流れだな」
富沢「…ネタにネタで乗っかろうとするからこうなるのよ」
金井「なんだかたのしそうだね〜」 霧子「全く、こんな無礼な娘がいると知っていれば支援などしなかったものを…」
理沙子「そこを何とかお願いできないかしら?お互いそれなりに長い付き合いですし」
永原(…いいんですか?悪い事して稼いだお金かもしれませんよ?)
理沙子(いいのよ。利用出来るモノはこの際何でも利用するの)
神田(…あの社長、あの方がこちらを睨んでいますが)
霧子「…前から聞きたかったのだけれど。理沙子さん、あなた社長(プレイヤー)をお色気で
からかって楽しんでいたってホントかしら?」
理沙子「ええ、ホントです(詳しくはゲーム内イベント参照の事)」
金井(うわー、あっさりみとめたー)
富沢(さすがレッスルの重鎮、怖いもの無しね)
霧子「そう…ならばあなたと私は今からライバルね!プレイヤーをいじっていいのは私だけ!」
理沙子「…ええどうぞ。あんな朴念仁な殿方がお好みならば」
斉藤(…おい、今度はこっちが険悪な雰囲気だ)
美沙(変なオーラまで出て一触即発なのですMAXバトル開始は秒読み段階なのですよ)
越後(煽りに煽りで答えるから…イイ年をして全く…)
理沙子・霧子「誰がイイ年ですかっっっっ!!!」
越後「なっ…なぜ聞こえ…?」 永原「ストップ、すとっぷ!クールだうーん!理沙子さんも霧子さんも!」
理沙子「どきなさいちづる!女には、いいえ人には触れてはならない痛みがあるの!」
霧子「そこに触れたら後はもう命のやりとりしか残されてはいないのよ!」
越後「いやあの、命のやり取りはいくらなんでも…すいません、失言でした!この通りです!」
理沙子「ならば良し。過ちは直ちに認めるものよ」
霧子「態度や発言には気を付けて下さい。うかつな行動でファンやスポンサーを敵に回せば
スキャンダルの雨霰にさらされて身も心もずたずたにされる羽目になりますよ?」
越後「はい!しかと心得ました!」
富沢「ナイスちづるよく割って入ったわ!あれが無かったら今ごろ支援の話は…」
神田「ご破算になっていましたね。確実に」
美沙「何でもいいから早くご飯をプリーズなのですよ」
理沙子「ところで霧子さん、貴方は汚職や不正に手を染めたりしていないわよね?」
霧子「…ええそれはもう。今はフリー酷使、海外団体提携によるコストカットは合法ですし」
理沙子「……」
霧子「本当、経営者丸儲けのイイ時代になりましたね〜」 永原(あれ…なんか三度話が変な方向に…)
霧子「そもそも日本人選手を一から育てるなど時間と労力と設備投資費の無駄です
余所が手間ヒマかけて育てた選手を、札束ビンタで引き抜く快感といったらもう…♪」
富沢(これって…)
霧子「とにかく一にも二にも三・四・五にもコストカット!二次元に人権無し!
選手は人と思うな、歯車と思え!潰れたら取り替えればイイ、代わりはいくらでもいる!
みんなでやれば怖くない、それが新たなスタンダード!さあ始めようブラックの〜、輪!」
金井(やっぱりうわさどおりのひとだぁ〜!)
理沙子「…みんな、取るべき行動はわかっているわね」
斉藤「はっ!こやつは我々の敵です!」
富沢「イエス、マム!敵確認、即時繊滅!」
永原「一分とかからず、ジャーマンの餌食にしてやりまっさぁ〜!」
美沙「呪いなら任せるのですじわじわなぶり殺しにしてやるのですよくくくくく」
神田「…それじゃ悪役だろ天神」
霧子「無駄無駄無駄無駄ぁ!私は99年ずうっと不老不死!若いまま!
だから老けない、死なない、倒せない!これはレッスルの定説なのよ!」
越後「女性キャラでありながら唯一声が無いくせに何を!」 霧子「な、何を!」
理沙子「美は崩れゆくからこそ尊いのよ!何も変わらないのは美ではなく無でしかない!」
霧子「戯れ言、勝てぬ者達の只の言い訳ね!世の中は勝った者が正しいのよ!」
永原「勝者が正しい…?ふーん、それじゃあやっぱり!」
富沢「あたし達の事じゃあ!」
金井「ないかぁ〜!」
越後「先ほどの会話は記録してあります。これをレッスル委員会に提出すればどうなるか…」
斉藤「後は言わなくてもわかりますね、霧子さん!」
美沙「大人しくAPでなく現金を置いて立ち去るのですよ命の保証はするのです」
霧子「…ふふふ、ふ…馬鹿な娘達!私は三人目…私一人が処罰されても他に後四人、私はいる!
つまらぬ抵抗など、無駄・無駄・無駄・無駄!」
理沙子「ええ。では支援はそのまま、貴方には帰ってもらいます♪」
富沢「つまらない事したら訴え出るからね!」
霧子「…世の流れに乗って余計な事はしない、考えない!それが幸せを掴む唯一の方法なのに!」 金井「それはわかっていますよ、でもぉ〜」
富沢「ゴメンねー、あたし達ってさぁー」
永原「バカだから頭が良い人の理屈はわかんないやぁ〜、って誰がバカだぁ!」
霧子「自分で言ったんじゃないの!」
理沙子「霧子さん。貴方には誤った道に走る前に、理性と謙虚と自制心というものを
めいいっぱい意識していただきたいのだけれど…」
霧子「嫌です。そんな事をしたら井上霧子の存在意義が崩壊します」
富沢「もう嫌がらせ前提!?」
斉藤「もう喋らないで下さい、霧子さん。何もかも胡散臭く聞こえます」
美沙「そもそも霧子さんはもう誤った道を120%Bダッシュしていやがるのです
今更手遅れなのです手が後ろに回るのも時間のも
霧子「ふふふ時間切れです、そろそろ作者が限界寝落ちするわ!さらば!」
永原「あ逃げた」
富沢「かっこ悪〜」
金井「ぎょうかいのあくが、またひとつはらわれたね〜」
理沙子「とりあえずご飯に行きましょう。お腹が空いては戦は出来ないわ
私達の(色々なものとの)戦いはまだこれからなのだから」
神田「あの、社長…当局に睨まれて打ち切り的な香りを流さないで下さい」
つづく 蝦蟇の油のCMっぽく
成瀬「さあさあお立会い、ここに取り出だしたる鋭いフォーク! これでどこぞの列伝のごとく、カレンの腕をザクザクと・・・」
カレン「やったらコロすわよ」
みぎり「それじゃ〜、わたしがデコピンで〜・・・えいっ」
カレン「おおうっ、額がっ! 額が割れたぁっ!!」
成瀬「さてさて、こんな大流血もこの蝦蟇の油をさっと一塗り・・・」
カレン「ぜんぜん止まらないんだけど」
成瀬「・・・手のひら一杯に」
カレン「駄目・・・と言うか意識がヤバくなってきた」
成瀬「ええい、一ビン全部てんこ盛りや!!」
カレン「(へんじがない・・・かんぜんにきぜつしているようだ)」
成瀬「・・・あ〜、会場の皆さん・・・だれかよく効く血止め持ってへんやろか?」
元ネタは今朝某国営放送でやってた落語・・・つかそのまんまですがな 新人への所長の訓示
「練習は苦しいかもしれないが、金も名誉もリングの下に埋まっている
頑張ってくれたまえ!!」
その夜、道場の練習用リングの下を掘り返す$貧
とりあえず六角さん・上原さん秘蔵の酒の入った甕が出てきましたとさ 今更だけどこれって一体
突如来襲した霧子ブラックの猛攻を辛くも退けた三バカ一行
しかしその余波は思わぬ所に波及し…
永原「はー、長かったなー」
金井「いきなり書き込めませんのまま一月放置だもんね〜」
富沢「この間のオチが本当になるかと思ったわよ、全く」
越後「お前達、お務めご苦労!これからはヤバいネタを持ち込まないように!」
斉藤「そうだ、我々はもう巻き添えを食わされるのは御免だ!」
神田「あの、先輩達はもう少し大人になって世渡りというものを覚えた方がよろしいかと」
永原「ひどいよみんな!あたし達はなにもやってないよ!」
金井「悪いのは霧子さんだよ〜!」
富沢「大体、支援の見返りに仲間に対して行われている搾取を見逃せって?
レッスルの風紀委員を自称する越後さんがそれを黙認する気ですか!」
越後「だからといってだな…!」
理沙子「しのぶ、そこまでにしなさい。今回の事に関してはこの人が解決してくれました」
霧子「皆さんどうも、井上霧子です。お会いするのは初めてですね」
永原「…初め、て?」
金井「うわーん!また出たぁー!」
富沢「ちょ、また悪さする気でしょ!そうはさせないわよ!」 理沙子「ちょっとみんな、違うのよ。この人はね…」
霧子「…いいんです理沙子さん。たぶん五番目の私の仕業でしょう」
斉藤「…五番目?」
越後「もう何が何やら…」
霧子「…その辺の誤解を解くために、今から順を追って説明しますと…あ、阪口さんどうも」
阪口「おー、遅れてすまん。なんせ一月以上も出禁くらっとったからか、腰が重くてのー」
美沙「危うく忘れられる所だったのですよぎりぎりセーフで間に合ったのです」
永原「ほらみんな集まったんだから、早く説明して下さいよー」
霧子「ですから本来私、井上霧子が出向くはずのところに彼女、つまり五番目の井上霧子が…」
富沢「…もういいです。余計話がこんがらがってきた…」
金井「みんなおんなじ顔におんなじ背格好、おんなじ名前じゃ…」
神田「間違いますね、誰でも」
永原「もう名前もプロト霧子とかキリコツーとか、別々に分けないと」
斉藤「髪やネクタイの色を分けるのも手か」
越後「紛らわしいままにしとくから人違いの元になるんです、全く!」
霧子「ごめんなさい。結果としてなりすましを許してしまったのは私の…
いいえ、我々の落ち度ですね」
理沙子「…あなたはあなた、彼女は彼女よ」 阪口「いやいやこれで一段落じゃな。それでは霧子さん、これからもよろしく」
霧子「いえ、これも社長の御意志ですから」
理沙子「霧子さん、まさか貴方も社長の…?」
霧子「…この際だから皆さんにお話ししますが、実は私と理沙子さん
そして上原、六角、小鳥遊さんにはとある社長より密命が下っていたんです」
越後「…かつての新女正規軍、革命軍、武闘派、ヒール軍を束ねていたレッスル四天王に
直々指令を出していたとは…どんな人なんだろうな」
霧子「今、レッスルが新勢力に脅かされているのは知っていますね?」
永原「ああ、いつかの寿軍団とかですね?あと外国の団体とか…ですか?」
霧子「ええ。それらの団体が裏で新女と手を組み、業界を牛耳ろうとしていた…としたら?」
斉藤「…な!?それは本当ですか?」
霧子「無論、確たる証拠はありません。しかしそうなってから対処しては遅い!
ですから、あらかじめ社長は我々に戦力の分散と人材確保を要請していた、という訳です」
理沙子(…もう、せっかく秘密にしてきたのに)
霧子「今の新女は萌え一辺倒の経営方針になってますから、社長はそれに対しても
危機感を募らせていたのでしょう」 阪口「新女のファンは目が肥えとるからな。そううまくはいかんと思うが…」
霧子「とにかく今のうちに業界の問題点を何とかしなければ…」
永原「あー、そう言えば!どうして三人の中であたしが一番年棒低いの!」
富沢「それは当然よ。あたしアイドルレスラーだし、人脈スキル持ちだし!」
金井「そうだよ、あたしもアイドルレスラー、人気スキル持ちだし♪」
越後「私も納得いかん!何故私の年棒がお前等より安…!あ」
富沢「…ふ〜ん」
美沙「あの三人より安かったとは…上司の威厳も一瞬で吹っ飛んだのです」
越後「そこの二人は!何か!思うところは!」
斉藤「…いや、私は特に不満は無いが」
神田「私も…特には」
霧子(…あの、余計な事言いました?私)
理沙子(…ええ、とってもややこしい事にしてくれたわ。ホントに!) 永原「抗議だー!業界云々より、まずは正しき評価値に正しき報酬をー!」
越後「今日は気が合うな、永原!こうなったらデモだ、ストだー!
我々にふさわしい威厳と報酬をー!じゃないとグレる、グレてやるー!」
斉藤(…言い分だけ、は至極真っ当なんだが)
神田(暴れ方が、まるで小学生ですからね)
理沙子「貴方達…仕方無いのよ。これはゲームシステムの問題だから」
富沢「文句を言うなら作ったスタッフに言ってよね!」
永原「やーだー!やだやだー!はーやーくーあーげーてー!」
阪口(やれやれ…幼稚園児にまで退化してきおったぞ)
金井(ちづるちゃん…それ、あたしとキャラ被ってる…)
霧子「仕方ありませんね。ではこうしましょう。私が他団体と交渉して
タイトルマッチを用意しますから。それで納得して下さい。ね?」
永原「はーい!それでいいでーす、いぇい!」
越後「よし、たまにはゴネてみるもんだ!うまくいったな永原!」
富沢「あー!騙したー!卑怯者ー!」
理沙子「…やられたわね霧子さん。こういうのは大した交渉術…というべきかしら」
霧子「…やっぱり大物…なのかしら。貴方達全員」
つづく 永原、奮起する
無理矢理タイトルマッチにこじつける事に成功したちづると越後
しかしここにきて長年の問題が露呈し始め…
阪口「ほい、またこのパターンか。その手は食わん」
永原「…はれ?んわっ!」
越後「何やってる永原!組んだらすぐジャーマンに行く癖をやめろ!」
富沢「私の目から見ても酷いワンパターンぶりよね〜」
永原「…うう、どうしてジャーマンが決まらないの…」
理沙子「当たり前よ。いくら強力な技でも、一つしか無いのでは読まれて当然」
斉藤「小技の引き出しが少ないのも地味に致命的ですしね…地味に」
神田「先輩…すみません、その台詞は私が言うべきでした」
永原「しょうがないよ!だってこれ以外にやり方を知らないんだもの!」
富沢「…あんた、肝心な部分は大概大雑把よね〜」
越後「私の指導をすっぽかしてばかりいるからだ、全く!」
美沙「越後さんも基本延髄切り頼りのしょっぱいスタイルなのです人の事言えないのですよ」
越後「…うぐっ!」
富沢「…ちょっと!越後さんが息してない!」
阪口「…うむむ〜これは折れとるな、心が。」 斉藤「全く二人とも…多彩なフィニッシュムーブを持つ理沙子さんを少しは見習え」
永原「…わかるけどさ!斉藤さんはここではあたしより後輩なんだから!」
越後「そ、そうだ!うやむやにしては駄目だ、その辺は!」
斉藤「…その辺だけ は細かいな、その辺だけ は!」
永原「なにを〜!」
阪口「…おおそう言えば社長、W・Rの改良点じゃがな」
理沙子「アームロックとフェイスロックの両方からでも放てるようになります?」
阪口「いや、やってみたが社長なら大半の関節技からでもいけるな」
理沙子「んー、それならコブラや卍からでも?」
阪口「腕を取れれば可能じゃ。さらにDDT、ボム、バスター、ドライバーと
落とし方も分ければつなぎの引き出しも倍増、言う事無しじゃ」
理沙子「後は完成度の問題ですね。安全性には万全を期さないと」
阪口「…毎度の事ながら矛盾した話じゃな」
理沙子「でもその矛盾、私は嫌いじゃありません」
永原「ちょっと〜!あたしを無視して話し込まないで下さい!」
富沢「あんたがジャーマン以外使おうとしないのがいけないんでしょ!」 阪口「あ〜わかった永原、それではお前にも幾つか技を伝授しよう」
永原「やった〜!」
阪口「よく聞け、レスラーには二種類ある。多彩なタイプと一点豪華タイプじゃ
お主等は一点タイプじゃから、それを活かすような技を覚える方向でいくぞ」
美沙「…以外と地味な指導なのです」
斉藤「…天神、何か言ったか?」
阪口「…小技や切り返し技の充実はトップレスラーには必要不可欠なんじゃがの〜」
越後「…トップレスラー!私の為にある言葉!」
富沢「あ、復活した」
阪口「まず永原、越後!パワーを活かしたSバスター、Sスープレックスを教える!」
二人「はい、お願いします!」
阪口「斉藤、神田!お前達は寝技は捨て、打撃を絡めたプレス技を教える!
○田の見事な投げがお前達に出来ないはずがない、負けるな!」
二人「はっ!」
阪口「あとの二人!お前達は試合展開がイマイチ地味だから飛び技を教える!」
富沢「…あたし達だけ雑な上に、ちょ〜っとディスられてるわよね」
美沙「…抗議してやるのですちくしょう覚えてろなのです」 永原「そりゃ!うりゃ〜!」
阪口「もっと頭を使え!ゴリ押しと見せかけて関節技で足腰弱らせてから
その上で、お前の必殺のジャーマンを叩き込むのじゃ!」
永原「くぉのおぉぉぉ〜っ!」
富沢「…美加が羨ましいわ全く」
神田「先輩はタイトルマッチで遠征中です。仕方ありません」
理沙子「ほら貴方達余所身をしない!さあ誰からでもいいわよ、来なさい!」
美沙「…練習相手が強すぎるのです抗議するのですよ」
斉藤「…で、結局いつものコンビで練習、か」
越後「…文句を言わない!さあ始めるぞ、私の初戴冠のためにも!」
阪口「ほれほれどうした、旧作でベ○ダ○ディークリソツだったのは伊達ではなかろうが!」
永原「それを言うなぁぁぁーっっっ!絶対にタイトル獲ってやるからぁ!
ああっちづる様って言わせてやるんだぁぁぁーっ!」
自らの欠点を見つめ直して新たな技の修得に励む永原。果たして結果は出るのか!?
つづく 某月某日、町を散策中の千種
ショーウインドーの向こうのウェディングドレスに釘付けである
富沢「着たいの? 作るわよ」
千種「うーん・・・昔写真集で着たことあるけど。それに相手もいないし」
富沢「確かに」
『相手なら私が!!』
とは思っていても口に出せない(少なくとも公衆の面前では)武藤でありました。
『綺麗なリングね』『うん、私たちが(他団体から)守ったリングよ』
鳥人戦隊なエンディングだとかなり微妙なモノがw >>39
ベイダー ディークリソツ ってなんだろうとマジに悩んでしまったw >ああっちづる様
引き抜きorスカウトの殺し文句は『田舎で燻ってる場合じゃねえぞ。俺と一緒にビッグになろうぜ!』
・・・ではなく『君のようなレスラーに、ずっとそばにいてほしい』ですね PigじゃなくてBigですからねSA−KIさん。そこ間違えないでくださいね。
で、僅差でSA−KIさんのほうがBigです 日曜朝の某番組の『ブレイブなダンス』投稿
ベタというかお約束な、藤原・橘・ソニ
正統派に子供達や弟を率いて踊る、SA−KIやディアナ
何気にノリノリで踊る渡辺
空手の形にしか見えない斉藤さん
アレの『けんいちくんとひろしくん(38)』でふと思いついた
少々ひきつった笑顔で踊る南さんもちょいと脳裏に
今朝の○葉繁と誰かさんが結びついて・・・なんでもありません、はい。 ようやくそれらしくなった
みっちり阪口コーチにしごかれた結果、様々な技を習得した永原
果たして初のタイトルマッチで勝利できるのか?
アナ「…さあそれでは本日の最終戦、女子アジアヘビータイトルマッチを行います!」
富沢「ちづるしっかり!」 金井「普段通りやればかてるよ〜」
アナ「まず青コーナーの挑戦者、公式から問題児認定された通称三バカの筆頭
中の人とジャーマンと乳のデカさだけが取り柄の永原〜、ちづ〜る〜!」
永原「こら〜!中の人は関係ないでしょ中の人は!」
観客A「ぶわっはっは!今日もしょっぱなから笑かしてくれたぜ〜!」
観客B「お前ならやれるぞ〜!」
アナ「続いて赤コーナーアジアヘビーチャンピオン、怒濤の金髪鬼
でも実は案外いい人かもしれないデッカい女、朝比奈〜、優〜香〜!」
朝比奈(永原…ちょっとこのスレで活躍してるからっていい気になりやがって…)
金井「あれ?あの人こっちくるよ」
富沢「まさか…ずらかるわよ美加、例のパターンよこれは!」
アナ「…あ、ああっと何でしょうか?朝比奈選手が、うわあっ!?」
朝比奈「何ふざけた紹介してんだ、なめんなコラァ!永原の前にまずテメェだぁ!」 アナ「ちょっとやめて下さい!すいませんホントすいません!」
朝比奈「あぁ?すいませんで済んだら法律も裁判所もいらねぇんだよコラァ!
言え、オレの事ホントは男女って紹介するつもりだったろそうだろ!」
アナ「あの…それはさすがに…ちょやめて下さい下は下だけは勘弁して!」
観客「いいぞ〜朝比奈、もっとやれ〜!」
アナ「いやそこ焚き付けないで…あ〜れ〜!」
永原「…ねぇ、もう早く始めようよ〜。漫才はその辺でいいから〜」
アナ「…え〜それではこれよりアジアヘビー級タイトルマッチを…」
朝比奈「甘ぇ!食らえや!」 永原「…!はっ!」
富沢(ナイスちづる!奇襲の一撃をよくかわしたわ!)
朝比奈「…ちっ(コイツ、オレのカマしのタイミングを読んでやがっただと?)」
永原「残念でした、またどうぞ〜。ついでにベルトも貰うからよろしくね〜」
レフリー「ゴング、早くゴング鳴らして!ファイト!」
アナ「さあゴング前からハイレベルな駆け引きの応酬!これはいつにない激闘の予感!」
理沙子「ええ。いつにない格好での実況お疲れさまです」
アナ「はぁ、実質パン一で解説する羽目になるとは…」
理沙子「とにかくよろしくお願いします」 朝比奈「さぁて、レッスル1と呼ばれたオレの反則殺法食らえやぁ!」
永原「うわ!いたいいたい!ちょっとレフリー!スパナ持ってるよ、反則反則!」
レフリー「やめろ朝比奈、反則だコラ!やめないと反則負けだぞ!」
朝比奈「やってみろ!反則負けやリングアウト負けは王座移動無しだからなぁ!
労せずして王座防衛だ!」
富沢「ルールを逆手にとってやりたい放題とは汚いわ、さすがヒールレスラー汚い!」
金井「ひきょーものー!」
朝比奈「何とでも言いな、こうしてオレ達ヒールは生きてきたのさ!テメェ等みたいな
面が良いだけのアマちゃんをボコボコにしてなぁ!」
アナ「あーっと朝比奈、スパナにトンカチ、ドライバーで永原をドラムショット!
…一体どれだけ凶器を隠し持っているのか!」
理沙子「彼女の技の幅はレッスルでも随一。作者も大層使い勝手が良いとベタ褒めでした」
アナ「力だけでなくインサイドワークも抜群のヒール朝比奈優香、恐るべし!
永原大丈夫なのかー!?」
朝比奈(…そうさ、オレにはどうせワルの道しかねぇんだ、今更躊躇するこたぁ!)
永原「たすけてー!こーろーさーれーるー!」 アナ「あっと永原ついにリング外へ遁走!理沙子さんこれは?」
理沙子「…カウンターですね」 アナ…「は?カウンター?」
朝比奈「オラどしたぁちづるどしたぁ〜、逃げんのかぁヘタレ三バカリーダー!」
富沢「ちょっと、リーダーはあたしよ!勘違いしないで!」
金井「一番年上だからリーダーなんて古いよ!見た目的にリーダーはあたし!」
アナ「永原の危機をよそに、場外でどうでもいい争いを続ける二バカ
ここは仲間をいたわる余裕がほしい!」
理沙子「その点に関しましては同意見です。ですが…まだ」
永原「かかったぁー!朝比奈優香、とったぁーっっっ!」
アナ「あっと永原、逃げたフリをして朝比奈の足を取り場外へ引っ張る!
朝比奈、文字通り足元をすくわれた形となったぁ!」
朝比奈「んな、クソが!放せぇぇっっ!このクソアマ、クソビッチがぁぁっ!」
永原「放すモンかぁぁっっっ!くらえこの、このこの!」
朝比奈「ぐあぁっ!やめろ膝が、足首がぁぁっ!」
アナ「永原執拗な足へのピンポイント鉄柱攻撃!唯一持つ場外攻撃を巧みに使う!
そこからさらに捻りあげるぅ!」
理沙子「大きな選手ほど関節技は効果的。見事な攻めです」 富沢「今のうちに凶器を回収よ美加、もう好きにやらせないで!」
金井「あらほらさっさ〜」
アナ「さぁ二バカの協力によって凶器も押収された模様!朝比奈苦しくなったか?」
朝比奈(…んなモン。無くったってオレはなぁぁ!)
永原「足腰痛めつけてジャーマン、痛めつけてジャーマン…今こそ!」
朝比奈「口に出したんじゃモロバレなんだよ、このマヌケがぁぁ!」
永原「ところがどっこいフェイントです、とりゃっ!」
アナ「あっと永原これは珍しい、ジャーマンの体制から胴締めスリーパーに移行した!」
朝比奈「んぐぁ…くそ、こ、の…ぐあぁ…!」
理沙子「これは厳しいですね。体格差を生かせなくてはさしものチャンピオンも…」
レフリー「朝比奈、朝比奈!降参か?ギブ?」
朝比奈「誰が…!なめるなぁ!これ…しきで…!うるぁぁっっっ!」
アナ「まだだ、朝比奈まだ倒れない!永原を背負ったまま強引に立ち上がる!
そのまま後方にプレース!全体重を浴びせられた永原、これはキツい!」
朝比奈「くたばれ永原ぁ!うらっ!うら、うら、うらうらうらぁっ!」
アナ「コーナーに振ってショルダー、続いてハンマーラッシュの嵐!朝比奈の猛攻!」 朝比奈「とどめだぁ!食らえオレ様の必殺技!」
アナ「あっとここでLv8スクラップバスター、必殺のジャンクプレスが来るのか!
これを食らえば永原、万事休すだー!」
理沙子「…今です!」
永原「…とりゃあ!」 朝比奈「…!?ぬあぁっ!」
アナ「ああっ!?なんと永原、インパクトの瞬間に腕を取って体制を反転!そのまま
脇固めの体制から落としたぁぁーっ!これは効いたぁ!」
富沢「ナイス切り返し!フィニッシュよちづる!」
金井「ご〜ご〜ちづるちゃ〜ん!」
永原「いまこそ、放つ度にパワーアップするジャーマン!至上最高にして史上最高!
史上最高のジャーマンを!ぬおりゃー!」
朝比奈「ん…ぐおぉっ!く…ぐうぅぅぅっ!」
理沙子「…決まったわ。試合を通して、たった一回のフォールで」
レフリー「…1・2・3!カウント3!…勝者、永原ちづる!」
アナ「やりました永原!体格の差をものともせず朝比奈優香を下し
見事、アジアチャンピオンの座を勝ち取りました!理沙子さん!」
理沙子「ええ…。でも彼女は…2P。オーガ朝比奈ではないわ」
永原「…え?」
朝比奈「…いやぁ、いいモン見さしてもらった。感動した」 アナ「あっとここでオーガ朝比奈が登場!一体何がどうなっているのか?」
朝比奈「永原、オメーが倒したのは言わば影、偽モン、なんちゃってもどき
本物はオレ様だ。残念だったなぁ」
永原「…で、で、でも!ベルトは本物だもん!だからあたしの!」
朝比奈「…ああ、だからよ。ベルトに関しては文句はねぇ、とっとけ
でもオレになりすまして試合出て負けた、そいつに対するケジメは付けねぇとよ…!」
永原「…ちょっと!それは!」
理沙子「やめなさいちづる、これは当人同士の問題。他人が立ち入る権利は無いわ」
朝比奈「さすがは先輩、話が早くてありがてぇ。んじゃま、オレらはこれで
…オメェ等ともいずれ遊んでやる。楽しみにしてろよ!」
富沢「…何だか妙な気分」
金井「すなおによろこべないよねー」
永原「でもあたしはチャンピオン、歴としたチャンピオンになった!なったよね!」
理沙子「そうね、それは確かな事よ。おめでとうちづる」
富沢「さすがあたしの妹分!あたしも負けられないわね!」
金井「だから何であたしたちが妹分〜?」
永原「とにかく!ついに!念願のベルト、獲ったぞー!」
つづく 外国人助っ人参上
ボロボロになりながらもようやく念願のベルトを手にした永原
しかし一方の越後は、相手が悪かったらしく…
越後「うわぁぁ〜っ!!あぁんまりだぁぁ〜っ!!!」
斉藤「ほらもう泣くな、仕方無かったんだ。相手があの龍子じゃな…」
神田「かなりいい勝負だったと思いますが…」
美沙「さすがにレッスル三闘神とも称される龍子さん相手では無茶が過ぎたのです」
阪口「そこまでにしておけ。この世界で相手が強かった、は言い訳にはならん
また次を目指すしかない…わかるな、越後」
越後「うぅ…おのれ作者!こうまで私の活躍を書かないとは、何か恨みでもあるのか…!」
永原「いぇ〜いやった〜!べるとー、ベルトー、ベーるート〜♪」
富沢「こらこらちょっと浮かれ過ぎよアンタは。まぁわかるけど」
金井「これであたしのGWAJrと合わせて二冠だね〜」
越後「くっ…!見ていろ、今に私だって!」
理沙子「さぁ、みんな集まったかしら?今日はみんなに重大発表があります」
斉藤「なんですか社長?見るからに、良い知らせのようですが」
理沙子「IWWFからオファーがあってね、私がベルトに挑戦する事になったわ」 阪口「ほほぉ…実質指名試合とは、また異例じゃな社長」
理沙子「向こうもゴタゴタしているみたいだから、話題作りが欲しいのでしょうね」
永原「ゴタゴタ?」
理沙子「IWWFトップレスラークリス・モーガンと会長のヒース・マクドガルとの
確執は、以前から噂されていたの」
斉藤「ああ、団体の看板の座を巡って、変な意地の張り合いに発展したとか…」
越後「え、私は酒の席の口論から殴り合い、抗争に発展したとか聞いたが…」
神田「裁判沙汰になったという話も聞きました」
阪口「選手とオーナーの確執はこの業界、とりわけアメリカでは珍しくないが…
個人的な問題が絡んでいるとなると、根は深そうじゃのう」
理沙子「なんにせよこれはチャンス。日本人初のIWWFチャンプを目指すまたとない機会よ」
富沢「いいなー、あたしも行きたいなーアメリカに行きたいなー」
理沙子「付き人は…まぁ二人までなら。富沢、行く?」
斉藤「あの…空手再普及も兼ねて是非私も」
阪口「ふむ、いいんじゃなかろうかの。留守はわたしが守りますぞ社長」
越後「く…選手兼コーチは海外遠征できないし…仕方無い」 ??「ちょとええかな〜はよしてんか〜しょかいしてんか〜」
??「Hey、ハヤクスルデスヨー」
理沙子「あらもう来たのかしら、随分と手回しの良い事ね。向こうも
…紹介するわね。向こうからの助っ人。え〜と」
ダダーン「どもダダーンやでー、みんなおぼえてるー!ダッダーンおぼえてまっかー!」
USA「Haha!ワタシザ・USAイイマス、ドゾーヨロシークー」
金井「な、なになになに?うちゅーじんかなにか?」
美沙「これはまたコテコテの奴等が来たのですよ美沙のキャラが危ういのです」
富沢「一人は文字通りダッダーンだし、もう一人は女版キャップだし…」
神田「訴えられないか心配ですね」
ダダーン「こまけぇこたエエの!ステイツじゃおもろけりゃ大概ALL OKやから!
ウチらの存在自体がエンターテインメントやから!」
USA「ブチャケココクレーバ、VeryFamousナレルキーキマシーター」
永原「…聞くからに怪しいね」
美沙「…作者の奴、キャラ付けにアレンジ利かせ過ぎなのですよ」
ダダーン「こら怪しい喋りのUMAハンター、アンタがそれを言うたらアカんがな」
美沙「誰と間違えてるのです!」 ダダーン「わざわざ多めに振ったのに随分な言われようやなぁ」
USA「ニポンダンジ二ハbreast fire attackガヒッツヨーデスネ」
越後「ちょっと、勝手に来て勝手に暴れないでくれるか!」
ダダーン「もー何やのさっきからアンタら。みんなでプンプンカリカリしくさって
器も胸もちっさい、ちっさいわー。女いうんはんなこっちゃアカンでー」
越後「…なにを!デカければイイというものではない!」
金井「そーだよ!大きすぎると逆に気持ち悪くなるんだよ!」
USA「何言ってるの。胸の無い女とある女、どちらに価値があると思ってるネー?」
永原「ちょっと、普通に日本語喋れるんじゃない!なら最初からそうしてよ!」
USA「日本では怪しい喋りした方が人気出るってステイツで教わったネ〜」
理沙子「面白い人達が来たわねぇ」
神田「…単に変人なだけなのではないかと」
斉藤「でも、どうしてわざわざ日本に?向こうの方が待遇は良いと思うが…」
USA「…別に成長したいとかモーガン一強体制に嫌気が差したとかそんな事無いデスよー」
越後「…それが本音か」
ダダーン「ま、これからよろしゅーにな!」
つづく 団体内でベルトのやり取りはしないのかな?
斉藤さんの地味は芸の範疇だけど、神田さんなんてベルト巻かないかぎり埋もれてしまいそう 次への布石
永原「いや〜バカンス楽しかったな〜」
金井「アレがアレでアレになってるうちにうま〜くサボれたね〜」
越後「お前達いい気になるな!売れ始めこそ肝心なんだぞ!」
神田「そうです先輩。そろそろ有頂天になって、私ぐらいビッグになると〜発言から
総スカン食らってスキャンダルのち転落コンボが襲い来るでしょう」
ダダーン「まぁ〜、ウチらとしてはその方がありがたいけどなぁ〜」
USA「戦わずして、楽に出番横取りできマ〜ス♪」
美沙「落ちろ〜落ちろ〜このまま人気ダダ落ちてしまう〜の〜で〜す〜、二人揃って〜!」
永原「…嫉妬って、見苦しいと思うよ〜」
金井「だめだよみんな〜もっとおだやかにおだやかに〜」
ダダーン(あ〜なんかイラつくわ〜、これが勝者の余裕ってやつなんかな〜コーチぃ?)
阪口(まぁまぁ。あの二人に灸を据える意味でも、お休み中に次の試合相手を決めておいた)
USA(…ふむふむ、それはナイスチョイスデ〜ス)
阪口(ま、ここらで真のデスマッチっちゅうもんを味わっとくのも一興…かの)
つづく 見参!ガルム分隊
ベルトを獲って以来、すっかり慢心し浮かれポンチになってしまっていた永原と金井
そんな中、阪口コーチが密かに寄越した刺客とは…
永原「う〜んもう食べられない〜、んぐ〜」
金井「んむむ〜、くるしゅ〜ないよ〜おもてをあげ〜なさ〜い〜」
越後「…こいつら…!練習も適当に神聖な道場で寝ボケて…!」
神田「夏の間にすっかりぶったるんでますね。正直、見るに堪えません」
美沙「今のウチに一発食らわせてベルト獲ってやるのです覚悟するのですよ」
阪口「まぁ待て、イヤでも目を覚まさせてやるわい。…入ってくれお前さん達」
小鳥遊「おうっす、邪魔するぜダンナ」
八島「こいつらか、今噂の三バカってのは…つーか、寝てるとはイイ度胸だなオイ」
千秋「今年で25だって話なのにまー、礼儀の欠片もねー奴等ですね姐さん」
千春「なんつーか、聞いてたより相当アレだな。オラ起きろオメーラ!」
真鍋「起きないとそのマヌケ顔を写して全世界に晒しあげるよ〜」
ダダーン「んお、もう来たんかいな。コーチ、これが噂のガルム分隊かいな」
USA「レッスルきっての極悪集団、反則や凶器攻撃はお手のものと聞きましたネ〜」 阪口「ほれ起きんか二人とも。地獄のデスマッチ開始じゃ」
永原「んにゃ〜…あれなにこの人達?随分悪そ〜な人相だけど」
金井「きもちよくねてたのに、ぶすいなひとたち〜」
八島「仮にも先輩に対して随分な物言いだな…まぁ安心しな、お前の頭ほどじゃねぇ!」
千春「あと今さりげなくブスって言ったな金井コラぁ!テメェもう勘弁ならねぇ!」
千秋「例え姐さんや大将が見逃してもアタシ等が許さねぇぞ!」
金井「えぇ!?いってない!いってないよ〜!」
小鳥遊「まぁいいや。今日はそこの二人とタイトルマッチ、やらしてもらうぜ」
真鍋「ただしデスマッチ形式のうえ、無観客試合でね〜♪」
越後「…なに?それで興行が成り立つのか?」
千秋「おいおい今はインターネッツの時代だぜ、有料動画配信て手があんのさ!」
八島「ま、アタシ等みたいなヒールにゃロクにスポンサー付かねぇしな」
千春「がそれも今日までぇ!テメェ等の首を狩りゃあ!」
真鍋「あたし達も晴れて売れっ子だぁー!覚悟しろばーかばーか!」
金井「あのね!バカって言った方がバカなんだよ真鍋ちゃん!」
永原「絶対に負けないから!」 神田「待って下さい!ここは是非我々にも試合を!」
美沙「もう立て看扱いは御免被るのですそこの三下っぽい二人、相手になるのですよ」
千春「あーそこの電波、おまえ今運命決まったわ。死ね!」
千秋「ギャラが貰える上に堂々憂さ晴らし出来るたぁ、全くツイてるぜアタシ等はよぉ!」
阪口「…何やら勝手に盛り上がっとる様じゃが、ええかの?」
小鳥遊「ああ、こっちはかまわねぇです。アタシ等は役柄上、いつでもやれるように
準備してるんでね。村上、聞いての通りだ!軽く揉んでやんな!」
千春・千秋「ヒャッハァー!その言葉を待ってたぜ大将ぉ!」
越後(あまりの残虐非道な試合ぶりから、レッスルの汚物と揶揄されたガルム分隊
その実力とは如何なるものなんだろうか…)
八島「…おい越後、誰が汚物だコラぁ!テメェはアタシが直々〆てやる、覚えとけ!」
越後(…な、何故聞こえ…!?)
ダダーン「いやー、こらごっつおもろい事なりそやなぁ」
USA「ま、ここはニッポンのヒールレベルをじっくり堪能させてもらうとしまショー」
永原「…何で他人事!?助けて外国人助っ人さん!」
ダダーン「え〜、まずギャラ払ろてくれん事にはな〜」
つづく 伝説再び
ヒール軍団との抗争の中、ついに出番が回ってきた神田と美沙
相手は極悪非道・無道の村上姉妹。気になる試合方法は…
阪口「…で、試合形式はどうするのかのお二人さん?」
千春「決まってるだろ!古式懐しい水着剥ぎデスマッチだよ!」
千秋「ま、こっちの流儀でやるからにはレフェリーは爺さんにやらせてやるよ!」
阪口「んむ、ではこれより神田・天神vs村上姉妹の水着剥ぎデスマッチを行う!」
神田「…いきなりハードルの高い試合、か」
美沙「…作者の奴確信犯なのですこれは明らかなセクハラなのです訴えてやるのですよ」
越後「つべこべ言うな!後がつかえているんだ!」
美沙「…自分はやらなくていいからって気楽なモンなのです」
八島「お前等負けたらわかってんだろうな、また出番無しに逆戻りだぞ!」
千春「心配すんな姐さん、こちとら変則マッチは百戦錬磨だからな!」
千秋「テメェ等二人仲良く修羅の国送りにしてやるぜヒャッハァーッ!」
神田「甘いな…リングに立つ私は既に修羅!」
美沙「魔女にそんな脅しは通じないのです返り討ちにしてやるのですよ」
永原「…なんか気合い入ってるねあの二人」
金井「でばんほしかったんだね〜」 阪口「では二人ともいいな、ファイッ!」
神田「よし、闘いは先手必勝攻撃あるのみ!」
千春「うぉっ!(このヤロ、しょっぱなから掌底ラッシュかますとはやるじゃねぇか!)」
神田(ルールと技はしっかり頭と体に叩き込んだ!もう以前の私ではない!)
美沙「いけいけー!そのままやっちまうのです。そうすれば美沙はタッチも交わさずに
ギャラ貰えてあ〜楽ちんなのですよ」
千秋「ボケがぁ!そうは問屋が卸さねぇんだよこの電波が!テメェ脱がして終いだぁ!」
美沙「うわなにをするやめろむぎゃあぁぁぁぁ〜なのです〜!」
阪口「こら村上!試合権利の無い奴はコーナーに戻らんか!」
越後「文字通りの魔女狩りだな…天神、何をやっている!ヒールの手口は教えたはずだ!」
金井「えちごさ〜ん、今のはあんまり上手くないよ〜」
越後「だ…だから、これはいつもの作者のホンのせいだ!私は悪くない、むしろ被害者だ!」
永原「あ〜、また人のせいにした〜!」
千春「こいつ、なかなかやるじゃねえか!ならこれでどうだい!」
神田「…くっ!(…バッティングにショルダーチャージはプロレスではアリだったか…ん?)」
阪口(思い出すのじゃ…以前お前に教えた事を!) 神田(今のコーチの目…そうか、そういう事!)
村上「千秋!そっちはもういい、コイツ脱がして終わりにするぜぇ!」
神田「…見せてやる、ボクシングにもこんな技がある事を!(シュッ!)」
千春「ぐあっ…!なんだ今のは、見えなかった…!」
永原「今のは!掌打に見せかけた外側からのエルボー、通称見えないパンチ!」
越後「ボクシングでは反則とされる技も、プロレスでは十分通用するわけか…」
神田「まだまだ!今度はこれだ!」
千春「くっテメェ、放せ!放しやがれ!ぐぁっ、腕が!」
越後「今度は閂からスタンディングアームロック!ボクシングの裏技を積極的に使っている!」
神田「…もらったぁぁぁっ!」 千春「ぐおぁっ!」
永原「スゴい!腕を極めたままブン投げたぁぁぁーっっっ!!!○田もびっくり!」
金井「完全にペースをにぎった〜!そのまま脱がしちゃえ〜」
神田「…しまった!これでは…」
八島「バカな事をしたなぁ、神田!バンテージで固めたその手じゃ水着は脱がせねぇ!」
千春「…ボクシングスタイルが仇になるたぁ間抜けなヤツめ!千秋!」
千秋「合点だ姉者!ここからはアタシに任せな!」
美沙「こっちもタッチなのですとおっ!」 小鳥遊「…なんだぁ?ステッキでタッチしただぁ!?」
真鍋「ちょっとレフリ〜、あれ凶器でしょ?反則だよ反則ぅ〜」
美沙「なにを言うのです魔女にとってステッキは体の一部なのです昔からそうなのです」
阪口「…タッチを認める!ウィッチ美沙入って良し!」
真鍋「酷い、酷いよこのレフリ〜!とんだ悪役だよ〜!」
越後「レフェリーを決めたのはそちらだ!今更文句は言わせないぞ!」
千秋「このヤロウ調子に乗るな電波女ぁ!今度こそ脱がして終わりだぁ!」
美沙「ヤロウと言いながら女と呼ぶとはカタールに落ちるとはこの事なのです
とっとと脱がして終わりにするのはこちらなのです」
千秋「アタシは姉者のように甘くはねぇ!カッター切り刻みの刑だぁ!」
美沙「ちょ、ちょっと待つのです反則なのですよレフェリー!反則!」
阪口「なにを言うとるか。最初に言われたはずじゃ、これはデスマッチじゃと
反則カウントも3カウントもタップも場外カウントも無い、脱がせた方が勝ちじゃ」
八島「…そんなルールだったっけか大将?」
小鳥遊「んー…まぁ、デスマッチって言っちまったし良いんじゃねぇか?」
美沙「ならこっちはマジカルステッキで対抗なのです!」 千秋「このヤロ真面目に勝負しやがれ!ごっこ遊びしてんじゃねんだぞ!」
美沙「そっちこそ凶器を捨ててまともに勝負するのです!」
金井「さっきとはうって変わって、なんかチャンバラじみてきたね〜」
越後「それも殺陣の基本すらなってない、な!全く…やるならちゃんとやれ!」
美沙「ここでまさかの華麗なるドロップキックなのですとうっ!」
千秋「んごっ!(こいつ、投げだけじゃなく飛び技まで器用に使うのか…!)」
美沙「魔女が格闘戦で遅れを取るのは昔の話、時代は進んでいるのです!」
千春「なにやってる千秋!こうなったら二人で一気に…!」
阪口「おっと年かの、足がもつれたわい(神田!はよカットせんかい!)」
神田「あ…はっ!」 千春「…あいって!ジジィてめぇわざと…神田放せコラ!」
永原「あ、そろそろまとめな感じ?天神、投げと寝技を同時に行うあのパターンだよ!」
越後「クライマックスと言え!そうだ天神あのパターンだ、あのパターンを使え!」
美沙「らじゃ、いくのです村上妹!これぞ魔女式ローリングクレイドル
その名も!マジッククロスアウト!」
真鍋「そのまんまだね〜、そこはもっとひねれよ〜」
千秋「のわぁぁぁぁっ!?」 永原「おお!コブラツイストから回転はじめてきよーに脱がせにかかってる!」
金井「まるでお風呂を嫌がって暴れる子供から服をはぎ取るお母さんのように!」
美沙「最後はこのカッターでスパッと!なのです♪」
千秋「やめろやめろやめろぉぉぉっっっ!」
阪口「…村上千秋のコスチュームアウトにより、天神…もといウィッチ美沙の勝ち!」
美沙「どうなのです!魔女の面目躍如なのですよ!」
神田「やった…タッグとはいえ初勝利!」
八島「…千秋。アタシ等ヒールがデスマッチルールで負ける、その意味はわかってるな?」
千秋「…一言もねぇ。朝比奈の姐さん、やってくれ」
朝比奈「…撮影役として、先輩として、気が進まねぇがこれも掟。悪く思うなよ」
真鍋「さあってみなさんお立ち会い!村上千秋一世一代の脱ぎっぷりをとくと見よ〜!」
千秋「…こうなりゃ自棄だ!どのみちここじゃ裸は映らねぇ、仁王立ちしてやる!」
永原「…いや、それはどうかと思うよ」
小鳥遊「アタシ等ヒールにゃヒールなりの美学があんのさ、素人は黙ってな!」
千春「負けてそのまますごすご引き返してたらヒールは務まらねーんだよ!」
越後「…そのプロ根性は評価したい」
つづく 新ライダー開始恒例ネタ
「何か面白い番組やってないかしら」 (たまたま鎧武がやっていた)
南「今日が第一話? 今年は少し遅いのね」
・・・・
南「逆切れした下っ端ヤンキーみたいな戦い方ねえ・・・・何よあの台詞は」
(ポーズを取る) 『そいやっ!!』
突然ドアが開いて富沢が入ってくる
富沢「それポーズ決めて言う台詞じゃ・・・今日はポーズも決め台詞も特に無かったかと」
南「『いけるぞー』じゃ普通すぎでしょ」
富沢「みんな試合で似たような事言ってますしね」
南「いっちゃうぞバカヤローっ!!・・・・とかかしら」
富沢「むしろ『イっちゃうよバ・・・』 いや、なんでもないです」
南「妙にエロな響きは気のせいかしら?」
富沢「気のせいです(きっぱり)」 ラッキー「上戸、あなた馬鹿でしょ。フリーになるのは私だけでいいのに。」
マッキー「へへへ、そう言うなよ。お前だけやめちゃったらせっかく取ったタッグベルトが取り上げられちゃうからよ。」
ラッキー「だからって一緒のアパートに住むことはないじゃない。」
マッキー「フリー宣言って言っても無職だからな。先が分からないから一緒がいいじゃん。」
ラッキー「もう・・・家具買いに行くわよ!」
マッキー「ホットプレート買おうぜ!焼肉、焼肉!」
こんな感じでジューシーペアの同棲生活書いていきたい ラッキー「ご飯は十分炊けたし、味噌汁はインスタントでいっか・・・」
マッキー「やっきにくー」ゴソゴソ
ラッキー「ちょっと!冷凍庫に入れたばかりの物出さないでよ!」
マッキー「今日は焼肉だろー。ホットプレート買ったんだし。」
ラッキー「違うわ、上戸。これはグリル鍋よ。レスラーの肉体を作るなら鍋物よ。今日は魚!」
マッキー「えー、ホットプレートだろ、それ。焼肉用のプレートもあるし。」
ラッキー「や、焼肉も出来なくもないわ。でも今日は魚!」
マッキー「じゃあ焼肉はいつするんだよ」じー
ラッキー「・・・そんなに見つめないでよ。あ、明日でいいでしょ」
マッキー「明日かー、楽しみだな!」ニコッ
ラッキー「もう・・・ホラ、食べるわよ!」
マッキー「おう!・・・モグモグ・・・そういえば、明日焼肉ならご飯は炊きたてがいいなあ。」
ラッキー「炭水化物の取り過ぎは敵よ。明日もこの釜のでいいじゃない。」
マッキー「炊きたてご飯は美味いんだよなあ・・・」上の空
ラッキー「・・・魚が終わったら鳥モモ入れていいわ。ご飯片付けましょ。ホラ、ポン酢。」
マッキー「おう!おかわり!」 ラッキー「来月はベルト防衛で海外遠征入ってるけど、問題はその先よね・・・」
マッキー「にひゃーくきゅーうじゅっ!にひゃーくきゅうじゅいち!」
ラッキー「スポット参戦するにしても団体に所属するにしても、こういうのってこっちから営業したらいいのかしら・・・」
マッキー「顎を引いてゆーっくり。くぅー、効くぅー!」
ラッキー「上戸。さっきからうるさい。」
マッキー「レスラーなら筋トレするもんだろ。」
ラッキー「せっかく契約してきたんだからジムに行ってやりなさいよ。って、あなたなんで畳の部屋でしてるのよ!」
マッキー「あ、まずかった?」
ラッキー「まずかったも何も、汗だまり出来てるじゃない!だいたい汗の湯気で湿度も上がってるわよ!」
マッキー「あー、悪い悪い。でもよ、大丈夫だって。」
ラッキー「何がよ。賃貸でも畳の張替えって高いのよ。」
マッキー「うちらタッグチャンピオンなんだぜ、練習さえしっかりしてれば誰かがリングに上げてくれるって。」
ラッキー「上戸は本当に楽観的ねえ・・・ああ、もう!今日はこれ以上考えられないわ!練習いくわよ!」
マッキー「おう!」
ラッキー「って、なに布団しいてるのよ。」
マッキー「レスラーが二人でする練習っていったらスパークリングだろ。」
ラッキー「な、何言ってんのよ!」
マッキー「なんだよ、顔真っ赤にして。あー、でも確かに布団じゃマットにならないかー。」
ラッキー「本当にあなた楽観的だわ・・・」 昔々、呉の国に呂蒙という武将がおりました
武勇に優れ、『お馬鹿の蒙ちゃん』とあだ名される猪武者だった彼は心配した主に諭されました
『お前の武勇は認めるが、もう少し頭を使った戦いも覚えてはどうか』
これに奮起した呂蒙は・・・・
社長「何を言いたいか分かるな来島」
来島「おう、任せとけ」
数日後
来島選手がヘッドバットを習得しました
社長「ベタベタだな」
来島「ハリケーンミキサーとか、『OK』な旋回式ぶちかましもあるぞ」
社長「同じだ同じ」
来島「オレンジアームズ!」
社長「どこから持ってきたそのかぶりモノ」
来島「粉砕ですとろーい!」
社長「アレ頭突きじゃねえだろ」 誰にでもある苦さ
悪の軍団との前哨戦も終わり、いよいよデスマッチ方式のタイトルマッチが始まる
しかもその驚きの内容とは…
小鳥遊「よし、んじゃタイトルマッチ、さっさと始めてくれや」
金井「あのさ、あたし達二人、一緒にベルト賭けるの?」
永原「いったいどんな試合形式なんだろう?」
八島「まぁ見てな。…用意は出来てんな、真鍋!」
真鍋「ようやくあちしので・ば・ん〜」
越後「そういや真鍋!お前何でガルム軍団なんかにいるんだ!」
ダダーン「あれやな、アイドルレスラーになり損なったんやな。こら悲しいな〜」
USA「ギャラと出番に釣られてタイショーに雇われたにソーイナイですネー」
神田(…いつ戻ってきたんだこの人達?)
真鍋「ホント、あちしの価値をわかってないバカな社長が多いね〜」
八島「アタシとこいつでお前等の相手をしてやる。デスマッチの内容は…
泣いたら負けよ、ギブアップ・デスマッチだ!」
金井「…ほぇ?」
真鍋「ルールは簡単、反則OK・どちらかがギブアップor泣いた時のみ決着!
しかもどちらが負けてもベルトは二本同時に移動!とっても過酷で残酷〜」
美沙「…理不尽極まりないの間違いなのです」 金井「ちづるちゃ〜ん助けて〜!」
永原「ダメだよ美加ちゃん!戦う前から負ける事考えちゃ!」
八島「オラさっさとやるぞ!用意はいいか爺さん!」
阪口「ああ任せとけ、ほれ二人ともリングに上がれ。では…ファイ!」
八島「ホレホレどうした永原!そんな力でアタシが投げられんのかぁ?」
永原「んぐぐぐ…くそ、このぉ!」
越後「こら金井!このルールは明らかにお前をターゲットにしてるんだ!
真鍋は確実に仕掛けてくる、絶対乗るんじゃないぞ!」
金井「で、でもぉ〜!」
真鍋「にしししし、金井センパぁイ!実はバカキャラって演じてるだけですよねぇ?」
金井「え!?あの、その…」
真鍋「ネットでも話題だよ〜、キューティー金井は嘘泣きの天才だって〜
ホントは頭の回る、計算高い年増ロリだってもっぱらの噂だよ〜」
越後「いかん、言ったそばからすぐこれだ!耳を貸すな金井!」
ダダーン「あーそれウチ知ってる、見た事あるわー」
USA「人気スキルを鼻に掛ける腹黒ツインテール金井、ってうっきーに書いてアリマシタ〜」
神田(…この人達、一体どっちの味方なんだ?)
美沙「こらそこの○○、邪魔をするなら今すぐゴーホームなのです!」 金井「ち、違うもん!ウソだもん、そんなの、知らない、もん!」
越後「(マズい、金井が既に半泣き状態か!)永原、永原ー!地下生活を思い出すんだー!
あの時見に付けた技能を、今こそ、活かせ!」
永原「ふむぐぐ…り、りょーかーいっ!」
八島「させねぇよボケェ!テメェはこのままボッコボコにして泣かせてやるよ!
それともタッチして逃げるか?まぁどの道、おまえらは負けるしかねぇけどなぁ!」
金井「…ふぐっ、んっ!(負けないもん!ラフプレイにはラフプレイ!)」
真鍋「さぁさぁ早く嘘泣きして終わり…あれ?もしも〜し?」
金井「うふふ…ねぇ真鍋ちゃん知ってる?あたしの今の評価値。感覚の目でよーく見て?」
真鍋「え、なに?半泣きしていた金井センパイの突然のこのよゆー!?」
越後「む…?なに!評価値1296!?あの金井が?」
八島「んだと!?コイツ等いつの間にそんな力を…!」
金井「それに比べて真鍋ちゃんの評価値はたったの894…お話にならないよね
こんなのでタイトルマッチに挑んできたの?恥知らずもいいトコだよね?」
真鍋「な、なんだとーっ!!!資質Eのくせに!新女のお荷物扱いだったくせにー!」 金井「何言ってるの真鍋ちゃん、資質Eはお互い様だよね?なのに評価値400の差ってさ
やっぱりさ○な○キャラの実力なんてこんなモンかなぁ?」
真鍋「ん!むぐぐぐぅ…!」
金井「悔しい?ならタッチすれば?あいてしてあげるよぉ〜♪」
永原「ふぅ、はぁ…!美加ちゃんタッチ!後はお任せするね!」
八島「く、粘りやがってコイツ…!真鍋、交代だ!」
真鍋「あたしは…弱っちくなんかないぞぉーっっっ!!!」
金井「…ふーん、これでも?ほいっ!」
越後「おお!金井がWアームスープレックスを苦もなく決めた!いつもは絶対決まらないのに!」
ダダーン「こら自力が違いすぎるなぁ〜。あの悪魔っ娘、泣かされるのも時間の問題かな」
USA「口だけだったとは期待ハズレデース」
真鍋(…ダメ…!勝てる気がしない…!)
金井「つまんないなぁ…ちづるちゃん、こんなのほっといて八島さん泣かせて見よーよ」
永原「おっけぇ〜!…ねぇ八島のアネゴ、よく見れば美人さんなのにどうしてグレたの?
過去に何かあったとかぁ〜?やっぱ男ですかねぇ〜?」
八島「…な、んだテメェ!関係ねぇだろ!」
永原「わかるわかる、おっきな人ってからかわれるんだよね〜」 千春「デカ乳てめぇ、何抜かしてやがんだ!姐さんに失礼ぶっこきやがって!」
千秋「ブチ殺すぞダボがぁ!姐さん、今お助けします!」
ダダーン「こらそこー、部外者が立ち入るのは認められんでー」
USA「出すなら口だけにしてクダサーイ」
永原「告った相手にフラれるって悲しいよね〜。グレてしまうのもわかるよ(ぽかっ)」
金井「身長差を気にするなんてちっさい男の人だよね〜。むしろ幸福だったと思うよ(バシッ)」
八島「やめろ!やめろ!中学時代のヒロキの話はやめろぉぉぉっ!!!あと殴るな!」
朝比奈「お前等に何がわかんだ!オレだって、オレだって…この背丈のせいで…!」
小鳥遊「…おい朝比奈、お前まで惑わされてるんじゃねぇ、目ぇ覚ませ!」
永原「男にフラれ、さ○な○にまで捨てられ、続編出演も絶望的。とすれば
全く望みは絶たれたって事だよね、二人揃って♪」
金井「あー・わー・れー♪」
八島「ぐあああぁぁぁっ、がっっ!!!ちくしょぉぉぉぉっっっ!!!」
永原「みて見てレフリー!八島さんが血の涙を流してるよー!」
金井「あれもないてるうちにはいってるよね〜!ね、ね!」
阪口「…んむ、勝負あり!永原・金井組の勝利!」 ダダーン「やれやれ、無事ベルトも守れたようやな」
USA「でもあの二人のネット上での噂は、当たらずとも遠からずの様デスネー」
永原「ちょっと、あたしの噂って何?どんなデマ載ってるの?」
USA「プロとしては見ない方が精神衛生上よろしいデース」
永原「えー」
小鳥遊「ったく…お前等も存外脆かったって訳か。これじゃあ最近の新人共を笑えねぇ
八島!ベテランのお前までなんてザマだ!」
八島「…永原、てめぇこのままじゃ済まさねぇからな!絶対潰してやる!」
永原「え?今回のは試合のルールだから仕方無いじゃない。反則もアリだし。ね?」
金井「デスマッチで負けたのは、そっちの力不足だよねー」
小鳥遊「全くだ。お前等がここまで鍛えられていたとは、正直予想外だったよ
覚えておきな。今日からお前等は、首を狙われる側に回ったんだ」
永原「えー!?あたし達もついにトップクラス入り?」
金井「ばんざーい!」
真鍋「ちぇ、また負けかぁ…でも出番もらえたからい〜や!また呼んでねー!」
越後「お前、前回といい本当にマイペースなヤツだな…」
血も涙もないやり方で勝った永原と金井。一方アメリカに渡った三人は…?
つづく 神が落ちる日
初防衛のデスマッチ戦を難なく乗り切った永原と愉快な仲間達
その頃、アメリカ・ロサンゼルスでは…
アナ「さあPPV・ゴッドアンドビーストもいよいよメインのIWWF王座戦!
まずは日本からの挑戦者、R・Pantherの入場です!」
客A「ルパンだー!ルパンが来るぞヒャッホー!」
客B「待ってました世紀の怪盗、ベルトを獲れよ!伝説を作れー!」
理沙子(…?思っていたのと違う反応ね)
富沢「あれ、なんかブーイングって雰囲気じゃなくない?」
斉藤「ああ…てっきり悪役扱いされるとばかり思っていたんだが」
六角「感謝しなよ?日本勢のレベルの高さはあたしが広めたんだから
あたしが昔WWCAで勇名を馳せなかったらこーは上手くいかなかったね」
富沢「はーい、感謝してまーす」
アナ「では続いてIWWF王者、クリス・モーガンの入場です!」
客C「モーガーン!いつになったらポセイドンボンバー使うんだこのヤロー!」
客D「もう36回もショルダータックル、フロントスープレックス、パワースラムばっかの
ゴリ押し塩タイトルマッチ見せられてうんざりなんだよ!」
客E「退屈だ、退屈だ、退屈だー!」 クリス「黙りなさい下郎!お前達がプロレスの神たる私に意見するなど許されない!」
客F「それがチャンピオンの態度かー!客をバカにしやがってー!」
アナ「いやーしかし、酷いブーイングです。会長としてはどう思われます?」
ヒース「ん?最近のクリスは王者が持つべき礼節をすっかり忘れた様だからな
奴は己の力だけで全てを支配した気になっておる。全くなっとらんな」
アナ「なんでも、今回のチャレンジャーは会長の要請により急遽決まったとか…」
ヒース「うむ、正直これまでの相手は彼女にとって弱すぎた。リサコの強さなら
クリスも全力で戦える、今夜は伝説になるぞ!」
アナ「はぁ…。ともかく、試合開始のゴングが今、打ち鳴らされます!」
ヒース(フフ…。クリス…団体にボスはたった一人、そうこの私だけ居ればいい!)
クリス「ふん、どうやら今回はマシな相手と戦えるようね。楽しみだわ」
理沙子「あらそう?私は悲しいわ。ファンに愛想を尽かされた王者を見るのは
生まれてこの方初めてですもの」
クリス「…いい気になるな豹女!いくら強くとも所詮獣は獣、神には勝てない!」
レフリー「二人とも、私語は慎め!ではファイ!」 クリス「ふんっ!すぐに畳んでやるわ!」
理沙子「…その手はもう読んでいるわ!」
アナ「おおっと初手からモーガンのショルダー!しかしこれをリサコ、巧く受けている!」
ヒース「彼女はジャパンのレスラーでもトップクラスの実力だ。あれくらいは当然だな」
クリス「ふんっ!」 理沙子「…はっ!」
アナ「モーガン、ハンマーパンチからフロントスープレックス!しかしこれも
リサコには大して効いていないようだ!」
富沢「当たり前よ!あの程度の連携は理沙子さんの防御力なら!」
斉藤「寝技に、寝技に持ち込んで下さい!」
六角「理沙子ー、打撃には気を付けろよー。膝が飛んでくるぞー」
クリス「おのれ!ならばこれでどう!」 理沙子「…くっ!!!」
アナ「あっとぉ!?モーガン早くもパワースラム!明らかにじれています!」
ヒース「バカな、早くも必殺カードを切ったか…!だが、あれでは!」
富沢「出たー!デフォルトからさらに強化された理沙子さんの受けLv5!」
斉藤「相手の必殺技のタイミングに合わせて繰り出すとは…!」
六角「…決まったね、こりゃ」
クリス(…渾身の一撃が受けきられた、だと!?ぐっ…!!!) クリス「ぬうううっ!ならばこれでっ!」 理沙子「…甘い!たぁっ!」
アナ「さあここでリサコ反撃に転じます。アームホイップからのアームロックに移行
ジワジワと三つ叉の槍を折りにかかる!」
六角「いいぞー、そのまま利き腕中心に攻めろー」
クリス「こんなもの…!く、く、ぐあぁぁぁぁっ!!!」
アナ「あっとこれは凄い。モーガン、アームロックを無理矢理力でほどく!
しかしこれではさらに腕を痛めてしまう!」
ヒース「クリスは自分の技がまるで通じず、冷静さを完全に失っている
このままではまずいな。うん、まずい」
富沢「…なんか会長さん余裕っぽいけど、不気味よね?」
斉藤「…アメリカお得意の横槍を仕掛けてくる気か!そうはさせない!」
六角「あー、それは無い安心しな。あたしがその刺客だから」
富沢「ふ〜ん…って、ええぇぇぇぇ〜!?」
アナ「リサコ、パンサードライバーに行くか?しかしモーガン膝ぁ!させません!」
客G「そこだ行けー!ポセイドンボンバー出せー!」
クリス「今こそ、ポセイドンが目覚める時!ふぅぅぅんっ!!!」
アナ「決まったぁぁーっっっ!!!モーガン必殺のポセイドンボンバー炸裂ぅ!」 レフリー「1、2…2!カウント2!」
アナ「ああーっとカウント2・8!まだです、まだ決着はつかない!リサコ驚異の粘り!」
クリス「…な、バカな!?最後の必殺技を以てしても…!」
理沙子「腕を痛めたのが災いしたようね…その様子では二度は放てないはず!」
クリス「く…まだ私にはレッグドロップが!」
理沙子(…ここがリングじゃなければ…許して!)
アナ「いったぁーっ!リサコここで必殺のキャプチュードバスター!モーガンダウン!
しかし放ったリサコも立てない!」
ヒース(今だハヅキ!ゴー!)
六角「(りょーかい!)さて、ちょっくら汚れ仕事だ…こっちいらっしゃ〜…い!」
アナ「あっと!?ハヅキがモーガンを場外に引っ張る!そして手にはベルトだ!」
クリス「お前…!最初から奴と、ヒースとグルだったとは!」
六角「あんたに恨みは無いけれど〜これもお仕事ぉ、お命頂戴!」
アナ「これは酷い!ハヅキ、ベルトでモーガンをメッタ打ち!そしてリングに無理矢理戻す!」
理沙子「…こういう事ね。でもこのチャンス、逃がさない!」
アナ「すでにフラフラのモーガンにリサコ、とどめの…?これはオクトパスホールド!」 クリス「私…は、か、み…に…」 理沙子「………」
アナ「あっと!?リサコ、オクトパスを解いた!一体どうしたのか?」
レフリー「クリス…!気を…失って…いる…!」
ヒース「クリスは失神した!ゴングを鳴らせ、今すぐに!私の命令だ!」
アナ「ああっとここで無情のゴング!クリス・モーガン、RSCでついに敗れ去ったぁ!」
理沙子「…全て会長の掌の上、という訳ね…」
ヒース「ガハハハハ、クリス!お前が悪いんだ!ワシに楯突いた者は皆こうなるんだ!
ザマぁ見ろ尻でも食らえ、だーっはっはっは!」
富沢「…個人的な喧嘩を興行に利用するなんて、さすがアメリカね」
斉藤「ともあれIWWF奪取は成りましたね、理沙子さん。不本意ではありますが…」
理沙子「…アウェーで贅沢は言わないわ。大事なのはこれから、だし」
六角「ヘイヘイ会長、ギャラおくれ〜。汚れ仕事手当も付けてね〜」
ヒース「いやお前さん方マジ最高!期待以上の好試合をしてくれたよ!
いやー当分IWWFベルトは預けとくから価値、上げといて。頼むぞ」
六角「ふっふっふ会長、お主も悪よのぉ〜」
ヒース「なんのそちこそ、ふっふっふ」
つづく アレって絶対アレだよいや本当
IWWF奪取に成功した理沙子と防衛戦に勝利した永原・金井
そんな中、ゲームには一切登場しないあの猛獣共が三度…
永原「お帰りおかーちゃーんおみやげ!」
金井「おかえりあねじゃーさっそくおみやげー!」
富沢「予想通りの挨拶をありがと!後から届くわよ空輸で!」
理沙子「はいただいま。ところで…どうしてみんなやつれているの?」
斉藤「だから!財政を握る二人が!揃って出張してほったらかしだったんです!」
美沙「また飢え死にするところだったのでなんとか自費で食い繋いだのです」
神田「社長代理がケチだったのもかなり響きました」
越後「悪かったな!どうせ私は安年棒ですから!」
阪口「やれやれ、全く社長は相変わらずうっかりさんじゃのぉ」
理沙子「あらごめんなさいコーチ、みんなにも迷惑掛けたわね。それで…
忘年会も兼ねた祝勝会を開こうかと思うのだけれど」
斉藤「それは名案ですね。時期的にも丁度良いですし」
美沙「市ヶ谷さんも巻き込めば経費もだいぶ浮くのですふっふっふっふ」
富沢「さすが魔女、悪魔の如き知略ね。あの人目立ちたがりだから絶対乗るわよ!」 ??「ははは、やはりここは僕達も参加すべきかな!」
金井「え?え?だれなの!?」
神代「どうもイケメン神代斉藤嬢!是非僕にも永原ちゃんを祝う権利を!」
斉藤「…誤変換しているぞ不法侵入者」
永原「えと…誰?」
神代「な…!絶望した!一年八ヶ月の間に僕の存在が綺麗さっぱり忘れられていた事に
おもいっきり絶望したっっっ!!!」
富沢「まさか、これが噂の…えーと、ズッコケ三兄弟?」
福田「混ぜるな危険!ズッコケ三人組です!ちなみに僕が可愛い担当の福田!」
神田「あああの時の…で、いつ入ってきたんだ?」
美沙「なるほど、作者の悪ノリで作られたキャラらしい壊れっぷりなのです
持ちネタ披露のために自爆すら厭わない一種のすがすがしささえ感じるのですよ」
越後「ダメだダメだ!男性陣の立ち入りは風紀上認められない!」
福田「そこをなんとかぁ〜、お願いしますよぉ〜。女性陣の慈愛をもってさぁ〜」
杉山「…まーたこのザマか。お前等に任せるとコレだからな」
斉藤「…やはり、貴様もいたか!喋るな触れるな近寄るな!」 三竹「ムッハァァァ!我が輩達も是非祝いたいのである!」
吉村「よっ久しぶり、元気してっかおまえらー」
小野寺「おおっぴらに異性間交遊が出来ると聞いてとんできたぞ女共ー」
永原「あ、筋肉三人衆やっほ〜」 越後「お前達まで来るとはな…」
神代「どうして!?何故彼等は覚えが良いんだ!何故だどうしてだ、理解が出来ない!」
杉山「そりゃオメーが以前やらかしたからじゃね?」
神代「そんな事はない、僕はいつでも紳士さ!ねぇお嬢さん達!」
越後「…私の目から見たら、お前達六人とも助平かつ変態に見えるがな!」
理沙子「しのぶ、少し落ち着きなさい。男性というのは基本スケベなもの
多少の冗談でいちいちめくじらを立てるのは、女が廃るというものよ」
斉藤「理…社長は甘すぎます!こいつ等は隙を見せたら背後からでも襲いかかる野獣です!」
杉山「ヒデぇ言われ様だな〜オイ。…ところで、金髪ねーちゃんどこよ!」
金井「え?今はWARSに貸し出し中だよ」
吉村「んだよチクショオ!せっかくお近づきになれると思ったのによ!」
三竹「残念至極であるな…」
神田「まさか、最初からそれが目当てで…」
神代「失敬な、僕は違うよ!」 阪口「ふむ、この様子なら祝勝会も盛り上がる事間違いなしじゃな」
美沙「…台無しになる予感しかしないのです」
越後「理沙子さん!男性陣の参加など絶対に、絶対に認めるべきではありません!」
理沙子「いいんじゃないかしら。コーチも男性な訳だし」
越後「え…そんなあっさり…」
杉山「ほーれ見ろ、越後、オメーは心配のしすぎなんだよ」
神代「良かった、まだ僕にも運が残っていた!次こそ必ず!」
??「おいおい祝勝会だって?ならその仕切り、アタシに任せろ!」
吉村「げ!この声は…!」 斉藤「…おのれ何奴!姿を見せろ!」
DL「アタシは戦と祭の化身、ドラゴンレディー!祝勝会といえばそう、祭り!
祭りと聞いては黙ってはいられないな!」
越後「いや、祭り?祭りとはちょっと違うんだが…」
金井「てゆーかあの人誰なの?兜みたいな龍マスク被ってるよ!」
理沙子「…あらこれはどうもご親切にドラゴンレディー。その申し出謹んでお受けします」
DL「話がわかってもらえて有り難い!では子細は後ほど!会場で会おう!」
小野寺「…誰だ?あのキテレツ女は」
吉村「いやオイ、あの声といいあの滅茶苦茶なセンスといいどう考えてもあいつだろ!」 富沢「いきなり現れて、祝勝会仕切り宣言して、風のように去った…」
神田「一体何者なのでしょうか…」
三竹「しかし…、以前どこかで見た様なそんな気がするのである」
神代「あの特徴的な物言い…確かにどこかで…」
美沙「…なにやら悪寒がするのです。ま、まさか…あの女…」
理沙子「天神、あなたの予感は間違ってないわ。そう、あれは…」
永原「きっとリッチなレスラーなんだね!随分気前良かったもん!」
斉藤「世の中まだそう捨てたものでもないな!」
福田「なんにせよ僕らも祝勝会出れるぞ、万歳、バンザイ!」
吉村(アホかコイツ等、あの女は祐希子と市ヶ谷に対抗してぇだけだっつーの!
しかしまた無茶こきやがったな全く…)
理沙子「彼は気付いているみたいね。でも…あれ、私もやってみようかしら♪」
美沙「美沙としては、ご再考すべき事柄だと思うのです…」
阪口「ほっほっほ、全くとんでもない奴等よのう。こりゃ祝勝会が楽しみじゃ」
オイシイ所をかっさらったドラゴンレディーとは何者なのか?
そして祝勝会はいつ開かれるのか?その前に次回はあるのか?
つづく 辻選手に特撮番組の依頼が入りました
『ミス果実』で今度のライダーがアレってことで 「来島で勝てるんですか!?」
マキバオーでどっかで聞いたようなセリフが
読みはくるしまだけど やるならとことんまで
謎の仮面戦士、DLが仕切る事になった祝勝会
しかしプロレス大賞がこれに便乗することになり…
アナ「…では、今年の最優秀選手賞は…NJWP王者・ハイパー武闘選手です!」
武闘「…当然の結果です。このベルトは本来の持ち主の元に来ただけですから」
越後「…くっ!言わせておけば!」
斉藤「しかしこのプロレス大賞…いつも結果が見えてるな」
美沙「大人の都合と権威付けのための陳腐な催しなのです」
理沙子「ほらほら、今更ここで愚痴を言わないの。祝勝会まで我慢なさい」
ダダーン「なー、なんかきな臭い香りがすんねんけどなー」
USA「表彰式にしてはかなり厳戒体制デースネー」
永原「何でこんなピリピリしてるんだろーねー?」
金井「案外、テロの予告でもあったりしてー」
富沢「ちょっと、怖い事言わないでよ美加!…確かにちょっと物々しいわね」
神田「先輩…ひょっとして我々は担がれたのではないでしょうか
あのドラゴン何とかに」
阪口「…ほっほっほ、やはり面白くなってきたのぉ。こうでなくてはつまらん」 アナ「さて、ここからはIWWF新王者・パンサー理沙子選手の栄誉を称えるための
祝勝会、並びにレッスル忘年会を開催する事と致します!」
DL「さあここからはアタシの出番!と、その前に…そこでこそこそやってる
五人のテロリスト共、出てこいやぁ!」
永原「…誰っ!殺気!?」
零「…目標、サンダー龍子補足。ターゲット確認、排除…開始!」
DL「こらそこ、龍子って誰だ!…まぁそれはともかく、やるなら相手になるぞ!」
小鳩「いひ、今日は後へは退けないわね♪」
伊達「…想定より、遙かに数が多い…でも…!」
桜崎「くすくすくす…近付く奴全員、ボッコボコにした後ブッコロス」
桜井「…弱いレスラーに興味はない、どいてもらう!」
富沢「く…いつぞやの相手ね!」
理沙子「狙いは私達のようね…あら、彼らも来たみたい」
杉山「お待たせお前等…って、誰だ、こいつら?」
神代「なんだい君達、僕のファンかい?なら一人ずつ順番に…」
福田「…なんかめっちゃ身構えてるんだけど」 三竹「…なにやら、狙うつもりが狙われているようであるな」
吉村「かーっ!ツイてんのかツイてねぇんだかわかりゃしねぇ」
小野寺「もうなんでもいいや、アイツ等もまとめてご招待といこうぜ」
鏡「あらあら、せっかくのパーティーだというのに無粋な方々ね」
市ヶ谷「ふん、やはりあの女の差し金でしたわね。情報通りですわ」
南「…全く、何もこんな日にやらなくてもいいでしょうに」
ダダーン「せやな。不信心もエエとこや」
USA「とんだ罰当たりもあったものデース」
金井「ちょっともー、ドンドン人が増えてくよ!このままじゃ!」
美沙「もう既に作者の脳内キャパを超えてしまっているのです」
DL「…予定より少し多いな。では行け、バグ共!話を少しでもさっぱりさせるのだ!」
杉山「…なぁ、バグって俺らのことか?どうするこれ?」
神代「…いいんじゃない?やっちゃって」
福田「無口が個性の女など、ゴミだと教えてくれるわぁ!」
DL「ネタによる無尽蔵の暴走…ふ、ふふふふふ…これぞ祭り!」
美沙「…違うと思うのです」 阪口「これこれお前さん方、ワシの教え子にリング外で手出しはさせんぞ」
伊達「……仕掛けます」
阪口「ふ…ワシは現役時代、東京開催の試合で不敗を誇ったことから
東京不敗の異名を取った、阪口正吉56才ぢゃよう覚えておけ!」
桜井「…なら!私と闘い見せてみろ、その実力を!」
阪口「ふん、今の貴様等など、まだまだ!ネタと中の人に!頼るだけの!惰弱な!存在!
主役やチャンピオンを名乗るなど十年早いわぁ!」
小鳩「今のあなたに言われたくないと思うわ〜」
桜崎「…そこの台詞の無い貧乳帯婦の方々、こちらでお相手致します♪」
神田「…な、貧乳帯婦だと!」
斉藤「お前ごとき乳大婦のプレッシャーなどに…負ける私ではない!」
桜崎「ふふふお嬢様方…無限に拡大する乳大婦の可能性を見せてあげますわ」
永原「すごい、すごい!そっか、あたし乳大婦だったんだ!知らなかった♪」
富沢「…あんたね、あてつけのつもり!?」
金井「違うもん、あたし達のは貧じゃなくて品!品乳帯婦だもん!」
越後「今、金井が良い事言った!至高の一言として記録しておこう!」
美沙「…予想通り、台無しになったのです」
理沙子「あら、賑やかで良いじゃない」 小野寺「おらおらバグ様のお通りだぞー犯っちまうぞー」
吉村「バッカ違ぇよ小野寺、そこは殺るが正しい!」
三竹「という訳で金井ちゃんウェルカム、逆ハーレムでバグられるが良い!」
金井「ひ!さ、さ、さよなら〜!」
鏡「ちょっとそこの鉄仮面!一体殿方をこちらにも分けて下さらないかしら?」
DL「…ふん、さっきからあんたはうるさい女だ!アタシの趣味趣向に
いちいち文句を垂れるのはよくないな!」
鏡「…パクりが喋ることですか、汚らわしい」
DL「…汚いって、どこが!アタシのキャッチコピーは反逆の女神だぞ!伏して敬え!」
鏡「あら、女神というなら私もですわ。さらに乳大婦というオマケ付き
あなたに引けはとりませんわ。ねぇ市ヶ谷さん?」
市ヶ谷「ええ。しかし、無口キャラ丸出しでこのワタクシと闘り合おうなど、これでは
あの五人を品乳に目覚めさせるなど絶望的」
南「…文句言う割には乗っかってるじゃないの、二人とも」
上原「…もう乳大婦の成り損ないなどとは呼ばせない!堀、次回に向けて準備だ!」
堀「…感じる、龍子さんの方が勝つにゃ」
DL「だからそこ!龍子言うなって言ってんだろ!」
つづく 師走とはよくいったもの
祝勝会に紛れてレッスルの要人襲撃を画策していた寿軍団
しかし、この情報は既に各団体に察知されていたようである…
ゆっこ「うわー始まってるねー」
来島「今からでも遅くない、俺達も加わるぞ!出番を逃してなるものか!」
上原「そこまでだ寿軍団!祝勝会での乱暴狼藉など末代までの恥!
パンサー理沙子はこの私がマットの上で堂々粛清する、手を出すな!」
零「…任務変更、了解。ターゲット、ブレード上、原…」
堀「やらせない!乳大婦の力を見せてあげる!」
吉原(なんだかエラい事になっているわねぇ…あら、六角さん?)
六角(あーバカ、話かけんなよ吉原!あたし10年の年齢延長期限切れてる上に
ベルトの件でIWWFから半ば指名手配状態なんだからさー)
吉原(…いろいろ大変なんですね。仕事師って)
六角(若手は汚れ仕事はやりたがらないからねー。ま、だからこそ
今でもあたしの出番があろうってもんだがね)
市ヶ谷「ふん、ではそろそろワタクシ達が…ん?あのピンク頭!」
ゆっこ「!いたわね、ダさいたまのおばさん!」
市ヶ谷「…アナタは今、全埼玉県民を敵に回しましたわ!」 ゆっこ「大体あんたね!いつもいつも乳ばっかり見せびらかして男を誘惑して!
それは女を家畜にすることよ!胸を道具にして!」
南「…そうね、それは女が女に一番してはならないことよね!」
市ヶ谷「巨乳に嫉妬し、足を引っ張ることしかしない貧乳共に何が出来ますの!
常に世の中を動かしてきたのは一握りに収まりきらない真の乳大婦のみ!」
来島「もうやめろ、今ここでお前等が争ってどうする!みんなで協力すれば
アイツ等も止められるしみんな認め合える!」
南「…来島、わたし嫌いなのよね。そういうベタベタしたのは」
来島「南!偏見は憎しみを呼ぶだけだってわかれ!」
南「どう言われようと、自分のやり方は自分で決めるのがわたし!」
ゆっこ「市ヶ谷!今日こそここで決着付けてやる!」
市ヶ谷「ふん、色気の無い大食いがほざきやがりますわ!」
ゆっこ「あたしは…デブじゃなぁぁいっっっ!!!」
理沙子「あらあら、あっちでもこっちでもガ○ダム祭りね」
永原「…あきらかにヤバいですよね、これ」
富沢「いつも通り、妄想で乗り切ればオッケーオッケー」 零「…時間が、かかりすぎ、てる…」
伊達「…くっ!これ…以上は…」
桜崎「全く、ムカつく…!腹立つったらないわ!」
三竹「ムハハハハハァ、オナゴ共!我が輩の力こぶるの前に平伏すが良い!」
小野寺「おーし今回はこっちの二人か、大漁大漁。んじゃそろそろ撤収!」
杉山「おう、んじゃ俺らも…っておい神代、吉村、なにやってんだ!」
神代「おーい永原ちゃーん待ってくれよー」
永原「うわやださっきから何この人しつこい!」
吉村「だからもうやめろっつってんだろ龍子!大体、マスクウーマンが
テメーで正体バラしてんじゃねー!」
DL「うるさい!だいたいお前、バグの分際でこのアタシに指図する気か!
つか龍子言うなっつってんだろーが、この唐変木!」
吉村「誰がバグだ!つか、司会自らアホに便乗して暴れてりゃ世話ねーんだよ!」
DL「…い、言われなくてもわかってるよ!バグ共もうヤメ、おしまい!」
小鳩「いたた…しくじっちゃったかしら〜」 桜井「ぐ…この、下衆共…!」
福田「いやこれも勝負の世界、悪く思わないでねムハァ!」
三竹「おい福田、さりげなく我が輩のネタをパクるな」