シムズはやったことないけど、
あれって複数のNPCに大まかな指針を与えて行動を眺めて楽しむものではないの?

ワーネバは国という広く大きいコミュニティの中の小さな一人として存在している。
つまり同等な存在が大勢いる中で完全に個人としてプレイするものだよね。
それはコミュニティの中で埋もれる事もあれば中心的役割を担うこともある。
しかしどういう立場であったとしても、それぞれのキャラにそれぞれの時間が流れている。
そしてそれらは、プレイヤーからの干渉を一切待っていない。
しかし個々の存在が少しずつ全体、国に影響を与え少しずつ世界が変化してゆく。
そしてまたその中で、全体の中の一個の存在として生きていくのだ。

シムズは3で家の外も出歩けるようになったみたいだけど、
それでもコミュニティの規模としてはそう広いものではなく(2では自分ちとか)。
また、自分の作成したキャラクターが常にコミュニティの中心にいるのでは?
だからこそ膨大で細かいシミュレーションパターンを用意できたのではないだろうか。

ワーネバは群集とArtificial life(A-life)という考えの上に成り立っているけど、
シムズはよりマクロな視点で尚且つ精巧なシミュレーションという印象がある。
どちらが良い悪いではなく、それぞれ別の楽しさ・楽しみ方があると思うよ。

まあつまりは、オフライン版の3を出して欲しいってことなんだけど。
でも、今の時代でインパクトを与えられるだけのA-lifeを作ろうとしたら、
時間もお金も人員も膨大に必要そう。その余裕がなくて作れないんじゃないかな。