【変態】ザイリンさんの異世界珍道中14【新世界】
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【闇いんでぃくす☆・イディクスの部屋】
ル・コボル「これでよし、と…とりあえずクリシュナ・ハートでバリア張っといたからこの中にいればとりあえず安全だよ」
ガズム「魔術系とくれば私の出番か…イテテ頭痛が」
ヴェリニー「アンタのはどっちかっつうと魔術じゃなくて心霊現象でしょ」
ル・コボル「それ言い出したらイディクス全員そっち側ってのは些細な事かな…まあ、ちゃんと専門家呼んどいたしどうにかなるでしょ」
ガ・ヴェ「「？」」
【外】
ミストさん「いんｄ」
ヴィル「いんでぃくす☆に着いたぞ！」
ミストさん「取られた！？」
ジョシュア「あ、ミストさんにヴィルさんもすっごいお久しぶりです」
ヴィル「本当に久しぶりの登場とはいえさらりとメタい事を言うな」
レイ「気に（ｒｙ」
イスペイル様「またえらいタイミングで来たなお前達」
ミストさん「いや俺達はレム…ル・コボルに呼ばれて来たんだけど」
闇の魔法使い「何なのだこいつらは」
ヴィル「お前が闇の魔法使いとやらか。事情はお祖母様からだいたい聞いている、後始末はこの欠片の魔法使い・ヴィルヘルミナがきっちりつけてやるから安心しろ」
闇の魔法使い「はあ」
イスペイル様「何だ『欠片の魔法使い』って」
ミストさん「その…まだ”卒業”できてなくて…」
イスペイル様「あー…」
ヴィル「さあ、ショ○タ○ムだ！」 外
ジョシュア「ル=コボルさんって悪意の固まりなんですよね」
イスペイル様「まあ私は科学者の悪意で出来ているからな」
闇の魔法使い「何が問題なのだ」
ジョシュア「下手に突入すればマユさんの闇の力が強まるだけじゃないですか」
イスペイル様「そんな時のためのコイツだろう」
ミスト「クリスタル=ハートか」
ジョシュア「でもミストさんだけの正義の心であのドス黒い闇を払えるんでしょうか」
イスペイル様「まさか、積んだ？」
ミスト「久しぶりの出番なのに意味はあったのか…」
？？？「いいえ、諦めてはいけません！」
闇の魔法使い「まさか、その声は…」
女教師「闇◯さんと私の正義の心を合わせればできるはずです！」
闇の魔法使い(K世界までどうやって追ってきたのかはこの際些細な問題か？)
ヴィルヘルミナ「お前、正義の味方だったのか。見かけによらないな」
闇の魔法使い「いや、私は、いい人などではない！」 女教師「見てください。私とヤミ◯さんの力で、入り口が出来ましたよ」
闇の魔法使い「うそだ…そんな……私に正義の心があったなんてえええ！」
ミスト(闇の魔法使いにクリスタルハートが強く反応したのは黙っておこう…)
女教師「さあ、グレた妹さんを助けにいきましょう」
シン「悪いマユも素敵だよ……」
バシッッ‼
シン「ぶ、ぶったな！先生にもぶたれたことはないのに！」
女教師「妹さんを正気に戻すにはあなたが正しい心で説得しなくてはいけないの。
いつまでも現実から逃げていてはいけないわ」
シン「俺が、マユを、正しい心で……。やってみます」
ヴィル「突然現れて仕切ってるな」
闇の魔法使い「私は……いい人ではない…」
イスペイル様「さ、さあ突入するとするか。闇の魔力で中は迷宮になっているかもしれん。
各々方油断めされるなよ」
ジョシュア(イスペイルさんもしゃべり方が変です…) >>205
シンの心は…
・ステラへの愛で40%
・マユへの愛で40%
・レイへの友情で10%
・アスランへの意地で5%
・馬鹿兄たちへの共感で5%
以上で構成されています。………あれ？ ルリ…いや、ルル…じゃなくて誰だっけ？のことを忘れてやしないか ジョシュア(僕略、魔界と化したいんでぃくす☆に潜入しました！)
備品魔界獣「ゾイワコ～～！！」
イスペイル様「なんということだ。椅子やテーブルが暴れまわっているではないか」
闇の魔法使い「あの小娘、手当たり次第にモノを魔界獣にしたな」
ミスト「ぐわ！」
ジョシュア「ミストさん、何空気椅子なんかやってるんですか！」
ミスト「ちが、これ、勝手に……」
闇の魔法使い「なるほど、椅子魔界獣は無理矢理空気椅子をさせる能力なのだな」
ヴィル「情けないぞミスト(ゴキッ！)」
ミスト「な、治った…」
ヴィル「欠片の魔法使いにかかればこのくらい造作も無いことだ」
イスペイル様(普通の整体に見えたのは些細な問題か？)
ジョシュア「こんなのが街に放たれたら大変ですよ」
闇の魔法使い「まだ幼体のうちは力づくで倒せるのだ。あるものを使って
巨大化でもせん限りはな」
マユリウス「あるものって……これかしら？」
闇の魔法使い「そ、それは大魔王様の腕！しかし大魔王様は今…」
マユリウス「擬似的に再現してみたのよ。でもすぐには使わないわ。魔界獣は、
個体値と種族値を厳選しないと、ね？」
イスペイル(よくわからんが、のんびりとはしていられんようだな) 翔子｢さて、動物にさせられた私たちですが｣
ザイリン｢すっかり放置プレイな件について｣
プロ子｢そんな趣味はねえってのにあの小娘元に戻ったらただじゃ済ませねえぜ｣
ザイリン｢動物になっても見事な顔芸だな｣
翔子｢というかノーザさんはどこ行ったんですかあ！ひとりだけ難を逃れるなんて変態トリオは一蓮托生ですのにぃ！｣
プロ子｢そーだ！俺様がこんな目に合ってるのに息子がのうのうとしてるなんて許さねえぞ！｣
ザイリン｢こらこら無関係なノーザに怒りを向けるんじゃない二人とも。理不尽だろ｣
翔子｢それがノーザさんのポジションでしょう｣
プロ子｢今更何言ってんだ｣
ザイリン｢……うん｣
ジョシュア(僕です略。ザイリンさんたちらしき動物を保護しに行きたいとも思うのですが……結界の範囲的に微妙です。
もう少し広かったらどうにかなるのかもしれませんが、ほっといても大丈夫なんでしょうか。心配です) プロイスト「グゥウウ……グゥルルル…」
翔子「フヒ、プロイストさんの腹の虫は豪快に鳴きますねぇ」
ザイリン「ていうかあいつ、なんか蠢いてないか」
バリッツツ！！！
翔子「プロイストさんが、脱皮して魔獣になった！？」
ザイリン「あいつの黒い炎とここの邪悪な魔力が化学反応を起こしてしまったのか」
サスページ「僕たちは小動物ですから魔獣には叶いませんよねぇ」
ルゥ(コーチもダリウス人…。このままだとコーチまで魔獣に！？)
ザイリン「ノーザは何をほっつき歩いてるのだね」
困ったらとりあえず怪獣大決戦に持ち込む筆者であった。 人いないねえ
シン「マユのせいで、マユのせいでこんなことが起こるなんて……」
イスペイル様「ショックなのはわかる。だがここは落ち着いて」
シン「悪い子にはにーに怒っちゃうぞお！」ｼｭｺﾞｯ
ジョシュア「セリフのわりにすごい闘志が解き放たれました！」 来月はようやくOE解禁か…。
少年皇帝がやってきた、とかザイリン酸の邪気で邪神復活とか
ネタだけは浮かぶんだが…。
シン(バーサーク)「マユウウゥゥゥゥウウウ！！」
マユリウス「ゾイワコ！！効いてない！？」
シン「そんなチャチな手品は通じないぞ！」
女教師「これが兄妹愛の力なのですね」
闇の魔法使い(……嫌な予感しかしない)
シン「マユ、良い子に戻るんだ。こんな暗黒ゾーンの女王なんかマユには似合わない」
マユリウス「うるさいわね。私は力を手に入れたの。これでもう兄さんに悩まされず
に済む、絶対の力なの！誰にも渡さないわ！」
シン(兄さんと呼んでくれるマユも素敵だ…)
ジョシュア「シンさん、隙が」
シン「あ」
マユリウス「この疑似大魔王の腕は魔◯獣に使うつもりだったけど、気が変わったわ。
この私自ら、兄さんをコテンパンにやっつけてやるんだから！！」
イスペイル様「というわけで、がんばれよシン」
ジョシュア「僕たちも一生懸命応援しますから」
闇の魔法使い「負けても回復してやるから気にするな」
女教師「正義の心があれば勝てますよ」
シン「……みんな、なんで俺から遠巻きに離れてるんだ？」
マユリウス強化態「さあ……覚悟しなさい…」ゴゴゴ… シン｢くっ、たとえどんなに不利な状況であっても俺がやるべきことはただひとつ！それは！マユを元の優しいマユに戻すことだ！！｣ｺﾞｯ!
マユリウス強化態｢さすがね兄さん。でも負けない！｣ｺﾞｯ!
ジョシュア｢シンさんの闘志が再点火してマユさんの暗黒パワーも更なる進化を！？｣
イスペイル様｢……いかんな｣
ル･コボル｢まずいかもねー｣
ジョシュア｢え？｣
イスペイル様｢え？ではないわ。間抜け面して。こっちにこい｣ｸﾞｲｯ
ジョシュア｢で、ですがシンさんやマユさん……それにザイリンさんたちだって｣
イスペイル様｢大丈夫大丈夫。あいつらなら大丈夫。その心配も命あっての物種だ｣
ジョシュア｢ええええ？｣
ル･コボル｢うんまあ、これはどう見てもねえ。兄妹の力が共鳴しあって互いの許容量以上の力出しちゃってるからねえ。
爆発オチだよねえ ｣ ジョシュア「僕略、結局爆発オチでした。闇の魔法使いさんのお陰で怪我人は奇跡的にゼロでした」
女教師「ヤ◯◯さん、やはりあなたはいい人だったのですね」
闇の魔法使い「か、勘違いするな！これ以上あの小娘のような危険物を増やさない為だ！」
マユ「うう……兄さん…」
シン「元に戻ったんだな、良かった」ﾊﾟﾀﾘ
ミスト「でも、シン君のシスコンをどうにかしないと根本的な解決になりませんよね」
魔獣プロイスト「フシャーーーーー！！」
魔獣ノーザ「ギニャーーーー！！」
ザイリン「ノーザは結局魔獣になってたのか」
翔子「明日には元に戻ってるといいですねぇﾌﾋ」
闇の魔法使い「さて、帰るか。やはり地道に頑張るのが一番のようだ」
女教師「どうですよ。努力に勝るものはないのです」
ジョシュア「こうして騒動は治まったのですが」
邪神「フフフ、この邪念だらけの世界なら我が復活も容易い……」
ジョシュア「また新しい騒動のもとがやってきそうです」 繋がってるような繋がってないような
マユ｢闇の力に操られていたとはいえ、私ってばなんてことを｣
ザイリン｢気にすることはないさ。そこそこいつものことだ｣
翔子｢そうですよぉ。いんでぃくす☆内で話は済んだことですし｣
ノーザ｢けどなんで俺まで……｣
サスページ｢まあまあその辺も含めて気にするなということで｣
ノーザ｢もっと遅くに帰ればよかった……。くそ、あの腹黒のせいで｣
マユ｢すみません｣
サスページ｢まあまあまあまあ終わったことですから｣
ザイリン｢そうだぞ。切り替えは早め早めにだぞ。店はこの通り通常営業に戻っているのだからな｣
レイ兄さん｢じょっしゅー｣ﾉｼｯ
ジョシュア｢ふあっ！どうしたんですかいきなり。のしかかられたら重いですよー｣
レイ兄さん｢きぶんー｣ｺﾞﾛｺﾞﾛ
ジョシュア｢にぃさぁん。くすぐったいですし仕事になりませんよー｣ｽﾞﾘｽﾞﾘ
サスページ｢……レイ兄さん、あんなキャラでした？｣
翔子｢ﾌﾋ……。さあて。なにぶん久しぶりすぎて覚えが｣
ノーザ｢別にいいだろ放置してても害のない奴らなんだし｣
マユ｢…………チッ。闇の力をもっと使いこなせていたら私だって｣
ザイリン｢マユくーん。意識的に抑えておかないと後遺症が炎症してただれるぞー｣ 闇の人「失礼、主人はいるか」
ジョシュア「あ、ル・コボルさんですか？昨日から寝込んでますけど」
闇の人「そうか。我が破滅の王の危惧したとおりだな」
ジョシュア「え、また何か起ころうとしてるんですか？」
風の人「そうだ。最近、地下世界の邪神が次々復活してル○ーナの食糧事情が
危ないんだ。でも今度は負の心そのものを食らう邪神が近づいてきてるんだ」
闇の人「一応警告には来た。これは我が破滅の王からの差し入れだ」
ジョシュア(ル○ーナの人たちってマメだな)
シン「生き別れの兄妹ってのもいいよな～」
ミハエル「ああ。ウェンディーたちの前では言いにくいが、美少女双子姉妹が現れて
『お兄さん』と言ってくれるのには憧れる」
アスハム「そして敵に囚われた妹を命をかけて助け出す、兄なら一度はやってみたいものだ」
宙「専用BGM付きの登場もな」
OE世界の前フリになれば… OE世界解禁でいいよね？
少年皇帝「また、転移に巻き込まれてしまったようですね」
蛙軍曹「感じますぞ…吾輩のガンプラコレクションに似た気配を！」
婦警「秋葉原に似たような世界か。これ(警察手帳)が通じるといいけど」
痣のある少年「お巡りさんがいてくれると安心だよなー」
【いんでぃくす☆】
ザイリン「感じるぞ……高貴で賢い少年の気配を！」
ノーザ「そして野生的で元気な少年の気配！」
僚「ガンダム同志の気配もだ！」
イスペイル様「また何かが近づこうとしているのか。ダイモンは何をやっとるんだ」
【イディクス部屋】
ル=コボル「来る……何かが…来る！！」
邪神(フフフ、この世界の邪念を取り込み、悪意の塊である貴様を生贄に復活してくれる！)
ル=コボル(つ、遂に私がヒロインに！…じゃなくてル=コボル始まって以来の大ピンチ！
ジョシュアたすけてー！！) 妖神「ワハハ、いや、其奴はこのワシが」
邪龍皇帝「いや、この儂はOEに出番がなかったのだ。今度は儂の番だ」
ダークカイザー「全宇宙はこの私のものだー」 変態の街・アキバ
音速バカ「騎士道大原則ひとーつ！迷ったら人に聞くべし」
ゲーマー勇者「酒場で情報収集はRPGの基本だもんな」
姫「そうですわ(ポン)、あの酒場などいかかでしょう」
ゲーマー勇者「あそこ…どう見てもメイド喫茶だぜ」
姫「メイドがいるのならきっと格式高いところなのでしょうね。安心できますわ」
ゲーマー勇者(そうか、アー○ティアは剣と魔法の世界なんだった…) アキバの街
痣の少年「チガイホウケンってなんだ？」
婦警「簡単に言うと、ここは日本の法律が通じないってことだよ」
蛙軍曹「つまり我輩の周りのようなものですな」
少年皇帝(なんとなく違う感じがします)
痣の少年「関東地獄地震って感じでもないのにな。本当に無法地帯なのか？ここ」
ザイリン「そう……この変態の街アキバの掟は日本の法律よりも優先されるのだよ」ｼﾞｭﾙ
ノーザ「さあ、さっさととっ捕まえようぜ」
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…
蛙軍曹「げ、向こうから怪しい男どもが突進してきてますぞ！」
婦警「止まりなさい！止まらないと、撃つぞ！」ﾊﾞｷｭﾝ
ザイリン「そんな鉛玉など効くものかル○○フきゅ～～～～～～ん！！」
痣の少年「こいつら、ル○○フを狙ってるのかよ！だったらラ○ガーーー！！」
ザイリン「そのデカブツを倒して、ル○○フ君をゲットしてみせる！」
ノーザ「力を貸すぞザイリン！」
痣の少年(こいつら、サイズ差に全然ビビってねーな)
婦警「さ、今のうちに逃げるよ」 いんでぃくす☆
ジョシュア｢なんだかまた騒がしくなってきましたねー。僕はもう少し静かな方が好きなんですけど｣
剣司｢あれっ。ジョシュアさんその赤いのなんすか？カエル？｣
蛙伍長｢な、夏○ぃ～……｣
ジョシュア｢そこでぼろぼろになってたので。拾ってきちゃいました｣ 赤い双子「まったく、またソード( 英訳)の奴どっか行っちゃって」
青い双子「お兄さんも探さないといけないのに…」
ディック「ようエトランゼ。俺たちで良かったら協力しようか？」ﾊｱﾊｱ
剣「君たちの探し人とは共通点がありそうだからな。名前とか」ｼﾞｭﾙﾘ
赤い双子「け、結構です…」
青い双子「知らない人についていってはいけないと言われてますし…」
ディック「まあ、そういわずに」
じりじり にじりにじり
？？？「妹に代わって私が相手をしようか」
ディック「何者だ……ぶべら！」
剣「はべら！？」
双子『お、お兄さん！！助けてくれたのね！』
龍の兄「こんな事でしかお前たちを助けてやれない」
双子『待って、お兄さん！」
シン「見たか？」
ミハエル「ああ、まさに理想的なシチュエーションだ」
アスハム「早速会に勧誘するのだ」
宙「おうともよ！」 イスペイル様「やれやれ、この前みたいなことにだけはなってくれるなよ」ｶﾞﾁｬ
蛙発明家「クックック～～おかえりなさいませ、ご主人様ってか～？」
イスペイル様「なんだお前は。どうやってこの部屋に入ってきた！？」
蛙発明家「そこのドアのロックを外してさ。この俺を1分も手こずらせたんだ。褒めてやるよ」
イスペイル様「な、何が目的だ」
蛙発明家「研究者にそれを聞くのはヤボってもんだぜ。タダでとはいわねえ、お代も払ってやるよ」
イスペイル様「こ、これは……！」ｺﾞｸﾘ
蛙発明家「ああ、精霊石の欠片に機○化獣の破片、メタ○コインの切れ端、それから
別の世界からちょろまかしてきた固有ナノマシンとかE○Sの破片とか魔導書の
空きページなんてのもある。あんたのもんだ。そのかわり……」
イスペイル様「も、もちろんだとも。ここの設備でいいなら使ってくれ」
イディクス部屋
ル=コボル「来る…何かが……来る…」
ガズム「ル=コボル様はずっとあの調子でうなされてるな」ｲﾃﾃﾃ
ヴェリニー「全く、イスペイルの奴は何やってるのよ」 【イスペイル様の研究室】
蛙発明家｢ククーッ。こんな辺境な星でよくこれだけの設備を集められたもんだなあ｣
イスペイル様｢ああ。苦労したものだ。しかも口煩い助手がいてな。細かいことにガミガミと｣
蛙発明家｢分かるぜえ。うちにもそういうのいるからなあ｣
イスペイル様｢全く、技術はあるくせに理解のない奴だ｣
【いんでぃくす☆ホール】
ジョシュア｢……ッくしゅっ｣
カロッサ｢風邪か｣
ルゥ｢最近流行ってるよね｣
ジョシュア｢そういうのではないと思いますけど、遅いですね、イスペイルさん｣
剣司｢お決まりのようにザイリンさんたちもサボってますし、休憩は入れないっすよ｣
レイ｢気にするな。と、言いたいところだが、流石にだれてくるな｣
ジョシュア｢それにそろそろイディクスの皆さんにおやつ持ってく時間ですし……｣
メリッサ｢行ってきたら？少しなら大丈夫だよ｣
ルゥ｢赤い蛙なら私たちが見ておくよ｣
ジョシュア｢そうですか？ならお願いしますね。早めに戻ってきます｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
剣司｢いってらっしゃーい。…………ところでさあ、蛙って何食ったらここまで赤くなるんだろうな｣
メリッサ｢……激辛マーボー？｣
【イディクスの部屋】
ジョシュア｢ｺﾝｺﾝ。失礼しまーす。おやつですよー｣
ガズム｢おお、すまんな。その辺に置いといてくれ｣
ジョシュア｢はーい。……って、あれ？｣
ル=コボル｢くるー、くるよー。やつがくるよー。うーーーーーん｣
ジョシュア｢うなされてますね。起こさないんですか｣
ヴェリニー｢起こしたいのは山々だけど｣
ガズム｢ル=コボル様は無理矢理起こされると不機嫌になって暴れるのだ｣
ヴェリニー｢それが私たちだけで済むなら構わないけど、多分店のほうまで影響出るわよ｣
ル=コボル｢うーーーーー、くるよーーーーーーーーー｣
ジョシュア｢それは困りますね……。ならせめてうなされないように手を握ってましょうか。
小さい頃は恐い夢見た後兄さんにそうしてもらったら安眠できましたもん｣
ル=コボル｢何か来るよー……くるーーーー｣
ジョシュア｢はいはい。大丈夫ですよ。僕はここにいますよ｣
ガズム｢(おかん……)｣
ヴェリニー｢(おかんだわ……)｣ ？？？「唯一神たる我が降臨したぞぉ」
ザイリン「お前ではない！」
ノーザ「ど、どうした、突然」
ザイリン「いや、なんとなく」 イスペイル様の研究室
小学生教授「これは、学校の理科室よりも充実していますね」
小学生メカニック「早速余った材料でゴウ○○ラーの新兵器開発、じゃなくて
自由研究を始めようよ」
伯爵博士「最近、辺境の星にばかり転移してるからねぇ。ここで発明禁断症状を
発散しておかないとねぇ～」
悪の植木等「君たち、いいアイデアなら我が社が買い取るよ」
イスペイル様「お、おまえら、何者だ！あまり騒ぐんじゃない！」
蛙発明家「クックック～、俺だけ抜け駆けはできなかったか～」
いんでぃくす☆
魔法使い姫「ごめんください。わたくし達、道に迷ってしまいまして」
剣司(剣司です！RPGみたいな高貴なお姫様が現れました！目の保養です！)
咲良「……」
音速バカ「酒場なら情報がないかな、なんて…」
ゲーマー勇者「ていうか伍長！なんで干からびてるんだ？」
魔法使い姫「まあ。伍長さんがお世話になったそうで」
カロッサ「こいつ、知り合い。友だちか？」
ルゥ「男どもが急に元気づいたわね」
メリッサ「カロッサ…」
プロイスト「高貴なお姫様ならここにもいるじゃねぇか。全く」 イディクス部屋
ル=コボル「う～～～～ん……」
ジョシュア「少し落ち着いたようですね」
ヴェリニー「ジョシュアには何とお礼を言えば良いか…」
ガズム「それにしても『来る』とは何のことなのだ」ｲﾃﾃﾃ
？？？
邪神「むう、ル=コボルの精神が安定してしまったか」
妖神「ワハハ、邪神殿の復活は今回も不完全なようですなあ」
邪神「ならば代用品を使うしかあるまい」
妖神「なんと周到なやつ」
邪竜皇帝「だから儂にも出番をよこせ」
ダークカイザー「全宇宙はこの私のものだー」
ギル☆バーガー
ミスト(異世界人が来るたびにここで接待するのに意味はあるのか…)
牛乳「う～～ん、グラッチェグラッチェ…」がつがつ
ヴィル「お前、なかなかやるな。私も負けてられん！……ヴッ！！」
ミスト「どうした？」
ヴィル「く、来る……あいつが、来る……」ﾄﾞｸﾝｯ
邪神「フハハハハ！ル=コボルの端末ならいくらでもこの世界にいるからな！
仮の生贄には丁度良いわ！」
ミスト「ヴィルが……邪神になった！？」
ギル「変身の余波でうちの店も半壊したぞ」
邪神「この世界の変態という邪念を取り込み、完全な復活を果たすのだ！
そして妹のための理想郷とルージきゅんとダイヤァァァとかぁぁぁずきくんのおいなり……
な、何を言っておるのだ我は？」
ヒミカ「神だけに邪念の影響を受けやすいということか」
邪神「あ、お、おっぱ……ええい、去れ！」
痣の少年(おいおい、あれが原作で女帝を食ったりしてた最悪の邪神かよ…) ル=コボル｢しまったそっちがあったか！｣ｶﾞﾊﾞｯ
ジョシュア｢わっ｣
ヴェリニー｢おはようございますル=コボル様。一体何が｣
ル=コボル｢説明は後！仮にもラスボスの私がなんて失態だ！他世界のラスボスになんて遅れをとらないよーー！！｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
ジョシュア｢あ、あのっ、手を繋いだままなんですけど、僕も一緒に行くんですか～！？｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
ガズム｢行ってしまわれたな。追ったほうがいいのだろうか｣
ヴェリニー｢決まってるでしょ！ジョシュアー！おかん属性だから許してたけどそれ以上の接触は許してないわよーー！！｣
ガズム｢そっちか｣ 痣の少年「なんだっていい！邪神を再封印するチャンスだ！」
邪神「甘いわあ！」
痣の少年「うわっ」
邪神「善神の半分でやられるほど我も衰えてはおらぬ……ぬ……ダイヤァァアアア！！」
痣の少年「来るんじゃねーーーーー！！！」
ザイリン「加勢した方が良いのではないのかね。今のうちに恩を売っておいたらどうだ」
ノーザ「それもそうだな。あの声にはダイヤに近いものを感じる」
龍の兄「お前たち、加勢してくれるのか」
ノーザ「まあ…ああいうのを放っておくわけにはいかないしよ」
龍の兄「あの邪神は我が妹を生贄にし、我が育ての母の女帝を食った最悪の邪神なのだ」
シン「なんだって、妹を生贄に！」
ミハエル「そんな最悪の邪神なんか許せないな」
宙「ああ、全滅だ」
ジョシュア「なんか向こうで共闘しそうな感じですけど」
ル=コボル「変なことにならないといいけど」 ジョシュア「ミストさんのクリスタルハートであの邪神さんだけ追い出せないんですか？」
ミスト「えっ！？ああ、なるほど」
ル=コボル「待って待って。一応ヴィルもイスペイルの一部で私の一部なんだから。そんなのぶつけられたら最悪両方散っちゃうよ」
ミスト「ああ……、そっか。危なかった」
ジョシュア「すみません」
ル=コボル「まあ目の付けどころは悪くなかったよ」
ジョシュア「そうですか？」
ミスト「……」
ミスト（今気付いたけどなんでジョシュア君とル=コボルは手をつないでいるんだ……。その体はレムのものだから兄代わりをしていた俺は複雑、いやよそう。余計なことを言って今以上に場を混乱させるわけには） 邪神「ダイヤァァァァ！！ルーーーージきゅ～～～～～ん！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
痣の少年(そろそろ限界だ……)
龍の兄「手を貸すぞ大○剣！いでよド○ガ！！」
双子『お兄さん！ソード！がんばって！！』
邪神「やはり生贄は神○ゆ○でないといかんか。丁度良いわ」
シン「そうはさせないぜ！」
ミハエル「ああ、人の妹に手を出す者、死、あるのみ」
宙「全滅にしてやるぜ」
ル=コボル「時間稼ぎはあいつらに任せて、新しいアイデアを練らないとね」
ジョシュア「ザイリン酸でどうにかならないんでしょうか。あの邪神さんは
こっち世界限定の邪念苦しんでるみたいですし」
ミスト「なんだっていい！ヴィルを助けるチャンスだ！イスペイルから奪ってくる！」
ジョシュア「奪ってくるとはまた強引な」
ル=コボル「ミストもヴィルの保護者が板についてきたね」
イスペイル様の研究室
蛙発明家「上が騒がしいが俺たちは研究に専念するぜえ～」
イスペイル様「そんな時の合言葉は気にするな俺は気にしない、だ」
伯爵博士「素敵な言葉だねぇ～」
小学生メカニック「オトナの言葉だね」
小学生教授「でも便利な言葉ですね。これから実験失敗したときは使いましょう」
悪の植木等「君たちも来年は中学生だから役に立つよ～」
蛙発明家「そういうしているうちにザイリン酸とミュ○○スの液と精霊石と
クリスタル＝ハートを混ぜた謎物体が完成だ。効果は俺もわからないぜえ～」 ザイリン｢奴はザイリン酸が弱点？いいことを聞いた｣ﾇｯ
ジョシュア｢わっ｣
ザイリン｢忘れたのかね。ザイリン酸とは、常に私から放出されているものなのだよ！！｣
ジョシュア｢そういえばそれを濃縮してるのがあれでしたね｣
ザイリン｢そう！つまり私のルージきゅんへの愛が高まれば高まるほど世界は平和に繋がるというわけだな！｣
ジョシュア｢えぇと……｣
ル=コボル｢そういうことになるのかなあ｣
ザイリン｢では遠慮なく！ルージきゅうううううううん！！好きだあああああああああ！！
○○して××して△△でうぇっっへっへっへっへしたいよーーーーーーーー！！！｣
ノーザ｢ならば俺もダイヤーーーーーーー！！｣
翔子｢私だって負けませんよ！一騎くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん！！｣
ジョシュア｢いつもどおり酷い試合になりそうです！｣ クリスマス……確かそんな日が………うっ、頭が
ザイリン｢うおおおおおおるぅぅぅぅぅぅぅぅじきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん！！｣
ルージ｢なっ！こんな往来で人の名前を叫んで恥ずかしい妄想をしないでよ！｣
ミィ｢この変態！私が一発、｣
ジョシュア｢すいません！すいません！今回ばかりは緊急事態なので許してください！｣
ルージ｢そんな！？｣
ジョシュア｢あとでお店でおごりますから！いくらでも！！｣
ルージ｢うぅ、そこまでいうなら……｣
ル=コボル｢わあ本当だ。どんどん空気中のザイリン酸濃度が上がってく。結界はっとかないとこっちまで影響でそうだよ｣
ミィ｢つまりどういうことよ｣
ル=コボル｢つまり敵が弱ってこっちの変態化が加速して強化されていくという一石二鳥ということだよ｣
ジョシュア｢……時間稼ぎとはいえ、これってかなり諸刃ですよね…………｣
邪神｢おいな……、ロリ…………、くそっ、雑念が多すぎる！｣
アスハム｢ふははははははは我らが妹愛にひれ伏すがいい｣
宙｢負けるわけがないんだよ妹の前でよお｣
シン｢全ては妹のために！｣
ミハエル｢愛の業火で焼き切れてもらおうか！！｣
ジョシュア｢って、それヴィルさんの身体だから加減してくださいね！？｣
ル=コボル｢私の欠片ーーー！｣ ミスト「ザイリン酸を奪ってきたぞ！」
蛙発明家「クククーッ、ちょっと廊下に出したら奪われちまったぜぇー」
悪の植木等「計器凝視しながら言う台詞じゃないねぇ～」
イスペイル様「こうしてウッカリを装えばいくらでも実験材料は得られるのだ」
小学生教授「汚い、流石大人は汚いです！」
小学生メカニック「教授も嬉しそうだね」
ミスト「ヴィル、今助けるぞ！……あっ」ｺｹｯ
ﾊﾟｼｬｰﾝ
蛙発明家「これは…次元境界に異変が起こったようだぜぇ～」
少年皇帝「あの、さっきから何故耳を塞いでいるんですか？」
婦警「皇帝陛下には知らなくてもいいことだからだよ」ﾌﾟﾙﾙﾙ
婦警「って誰だよこんな時に…(ｶﾞﾁｬ)もしもし……あ、はいわかりました…」
少年皇帝「何故電話が通じたのですか。ここは異世界ではなかったのですか」
婦警「ル○○フ陛下、ちょっとご協力お願いできるかな」
邪神「おのれ！この我が邪念に滅ぼされるとは！だがこの屈辱は忘れんぞ！！
復活した暁にはこの世界から滅ぼしてくれるわぁ～～～！！」ﾌﾟｼｭｳ
ヴィル「ううう……」
シン「とかなんとか言ってたけど」
アスハム「我らが妹愛が邪念のわけないだろう」
痣の少年(……いや、充分邪念だったぜ) 婦警「皇帝陛下にはちょっとつらいかもしれないけど…」
少年皇帝「いいえ」
ザイリン「(自主規制)」
ノーザ「(自主規制)」
翔子「(自主規制)」
ル=コボル「そろそろなんとかしないと…」
ザイリン「む、あれに見えるはル○○フきゅん！！ル○○フきゅんと(以下略)」
ルージ「なあ、あの子って王様っぽいよな」
ミィ「いいかげんにしなさいよ！」
カミソリ隊長「君たち、暴力はいけないよ」
ザイリン「(自主規制)」
カミソリ隊長「はい、ちょっとごめんなさいよ」
ザイリン「な、なんなのだねこれは」
警察官1「動くな。お前たちは全員公然わいせつで現行犯逮捕だ」
警察官2「ガイ○ス帝国皇帝への侮辱罪もセットだ」
翔子「フヒィ？変態の街アキバは治外法権じゃないんですかぁ？」
カミソリ隊長「何を言ってるんだ。ここはOE世界の秋葉原だよ」
センサー新入社員「どうやらミュー○スが変な酸で突然変異してK世界とOE世界が
曖昧になってしまったようですね」
朴念仁男「時間が経てば直るようだが、あの3人はしばらく帰せないな」
カミソリ隊長「邪神を封じるなどと意味不明な供述を繰り返しているようだが、
ガイ○ス帝国は納得していないようだ」 避難所ってスレ立出来る人限られてるのかな
ジョシュア悪堕ちネタ(NEOオリキャラネタ)
ル=コボル「ハァイ、この前ヒロインになり損ねたル=コボルだよ。最後にミストが
ザイリン酸化合物をまたぶちまけたせいで新しい邪神がやってきたんだ」
NEO兄「K世界についたぞ！」
ドーナツ女「すいません、ここのドーナツ1種類ずつ」
クルーゼ「待っていたぞ稲○兄弟！君たちこそ兄弟の絆の会に相応しい」
レイ「大会優勝を弟に捧げるとは、兄の鑑だ」
クルーゼ「私は乗っ取られた弟君との殺し愛に心躍ったよ」
NEO兄「いやあ、それほどでも…」
NEO弟「兄さん、その話は事件が終わってからにしようよ」
クルーゼ「困りごとかな？」
NEO弟「実は、NEO世界の邪神がこの世界から流出した酸でおかしくなったんです。
邪神はまた僕に取り付こうとしたんですが、失敗するとこっちの世界に逃げてしまいました」
NEO兄「天○キュン以外にもショタはいる、とか意味不明なことを言ってたな」
NEO弟「こっちの世界の邪神ですし、放っておけないから来たんですけど」
ザイリン「あれが噂に聞くNEOの○音キュンか。想像以上ではないか」
ノーザ「俺としては兄貴の方が気になるがな」
翔子「ところで今日はジョシュアさんはお休みですかねぇ」 バァン！
レイ兄さん「た、大変だ」
ザイリン「このような登場の仕方は珍しいな」
？？？「嫌だなあ兄さん、逃げないでくださいよ」
NEO兄「こ、この邪悪な少年声と重低音が混ざった声は」
NEO弟「邪神ラ○ヴァ…」
翔子「ジョシュアさんイメチェンですかぁ～?」
ジョシュア？「そうですよ。僕は兄さんと水入らずで暮らすために邪神と一体化したんです」
NEO兄「来い、シグ○リアス！」
ｼｰｰｰｰﾝ
NEO兄「出ない？」
ジョシュア？「この世界の酸のお陰でうまく呼べないようですね。では、兄さんはもらっていきます」
レベッカ「ジョシュアがあんな邪悪な雰囲気になるなんて」
マユ「私たちが無理させたせいでストレス溜まってたのかな」
ドーナツ女「あり得なくもないわね。うちの世界の洗脳術はもとの性格もある程度
残せるから隠れた不満やコンプレックスを突かれたのかもね」
マユ「でも、あんな邪悪なジョシュアさんでもレイさんには渡せません」
レベッカ「いい口実が出来た。邪神の手からジョシュアを解放すれば私たちのものだ」
マユ「頑張りましょう」
ドーナツ女(話に聞いてはいたけど、K世界の魔境っぷりは邪竜族の世界以上ね) ミスト「すごい雑な流れで俺のせいになってるー！？」
ル・コボル「お兄ちゃんどんまい☆」
ミスト「くっ、こういう時だけレムに戻って……！」
イスペイル様「なんと！あのザイリン酸の効かないジョシュアに影響を与える力とは、是非研究したい！」
剣司「ジョシュアさんがいないと本格的にボケとマッドの無法地帯っす！」
ステラ「おやつ作ってくれる人少なくなっちゃうよ」
僚「体調不良でドタキャンした時の代打がいなくなるのはちょっと……」
プロ子「サボりの生け贄が減るのはいただけませんわね」
カノン「男のくせにこれ以上ヒロイン属性を増やすな。厄介な」
ザイリン「よーし、皆でジョシュア君を取り戻そー！」
おー！
咲良「ここでのジョシュアさんの価値って……」
レイ「気にするな。俺は気にしない」 ザイリン「では当事者の天○君に聞こうじゃないか。どのような状況で取り憑かれたのだね」ﾊｧﾊｧ
NEO弟「(なんだろうこの人)あの時は命の限界で、もうダメかもって時に取り憑かれたんで…」
ドーナツ女「イ○ニアのコア並みにこき使って過労死寸前ってこと？」
いんでぃくす☆関係者『ギクギクッ！』
イスペイル様「い、いや、でも年末年始は掻き入れどきだしなあ」
僚「俺だって働きましたよ、病弱なりに」
プロイスト「まあこのメイド喫茶は儲かっているから仕方ありませんわ。それで、
どうやって元に戻したんですの？」
NEO兄「いや、なんつーか、ア○シグノスを大破させて一生懸命説得してって感じか？」
ドーナツ女「黄金三兄弟みたいに熱い説得でボールをぶつければ洗脳が解けるってのもあるけど」
ザイリン「我々が直接説得しても効果は薄いな。レイ兄さんは連れ去られてしまったし」
プロイスト「だったら義理の姉だ。イタコでもネクロマンサーでも変装でも
なんでもいいからシノの奴を再現するんだ」
イスペイル様「ああ、シノまで邪神の手に落ちたら新しい研究、いやこの世界の平和が持たん」
雪のカフェ( 異界化)
ジョシュア？「フフフ…久しぶりの休暇は楽しいですね、兄さん」
レイ兄さん「ここが変なツタで覆われてなくてお前が取り憑かれていなければな」
ジョシュア？「何を言ってるんですか。僕はこれでもジョシュアのままですよ」
レイ兄さん(乗っ取られているというよりは同調しているな。イスペイルめ、ここまで
コキ使うとは、元に戻ったらただでは済まさんぞ)
ジョシュア？「今日は久しぶりに仕事抜きでお菓子でも作りましょうか」 【いんでぃくす☆】
サスページ｢それにしても、平和なものですね｣
ルゥ｢コーチ、ジョシュアさんが攫われて大変なことになってます｣
サスページ｢確かにそれは由々しき事態なんですけど、やっぱり平和ですよ。
異世界の邪神がジョシュア君にとり憑いて、やってることはレイ兄さんの拉致でカフェに立てこもりですよ。平和すぎます｣
ルゥ｢そう言われると……｣
サスページ｢世界を揺るがせる力を手にしても慎ましいというかいじらしいというか。
落ち着いたら会わせる時間をもう少し作ってあげないといけませんねえ｣
祐未｢メリッサお姉ちゃんも随分落ち着いてるわね｣
メリッサ｢うん。お姉ちゃんだから分かるよ。ジョシュアは誰も傷つけないよ。ちゃんと帰ってくるよ｣
【雪のカフェ】
レイ兄さん｢いい加減にしろ、ジョッシュ｣
ジョシュア？｢？｣
レイ兄さん｢こんなやり方で俺を得られると本気で思っているわけではないだろう｣
ジョシュア？｢それは｣
レイ兄さん｢この店の名の意味を知っていながらこんなことをして、俺が怒らないとでも思ったか｣
ジョシュア｢でも、僕は｣
レイ兄さん｢帰るぞ｣
ジョシュア｢やだ！だって｣
レイ兄さん｢ジョッシュ！｣
ジョシュア｢だって…………寂しい｣
レイ兄さん｢……｣
ジョシュア｢ずっと、ずっと寂しかった……。義姉さんがいなくなって兄さんがいなくなって、ずっとひとりだった。
ヴァンさんやウェンディさんに会うまで。イスペイルさんたちに拾われるまで、ずっと、ずっとひとりで｣
レイ兄さん｢……｣
ジョシュア｢さみしいよ……。ひとりに、しないで……｣ｸﾞｽｯ
レイ兄さん｢……｣
ジョシュア｢にぃ、さぁん……｣ｸﾞｽｸﾞｽ
レイ兄さん｢……すまなかった｣ﾄﾝｯ(首筋に手刀)
ジョシュア｢！？｣ｶﾞｸｯ、ﾊﾞﾀｯ
レイ兄さん｢俺を『監禁』できても、『拘束』できなかったお前の負けだ。さあ、帰ろう」 邪神「そういう…訳にはいかぬ……」
レイ兄さん「正体を現したか。お前は何者だ」
邪神「我はとある過労死しかけの技術者の怨念が邪神化したものとでもいっておこうか」
レイ兄さん(長いな)
邪神「天◯に拒否された今、こやつを使ってでも鬱憤ばらしをしなければ成仏できぬのだ」
レイ兄さん「……お前の境遇には同情するが、弟を道具扱いするのは許さん」
雪のカフェ外
ドーナツ女「ダメね。これはただのツタじゃないわ」
イスペイル様「普通の刃物や鈍器では傷一つ無い、か。欠片だけでも持ち帰って
研究したいのだが」
NEO弟「そこ、離れてください」
ﾋﾞﾋﾞﾋﾞｯ
イスペイル様「なんと、ツタから小型のロボが」
NEO兄「シグ◯クスの小型か。ラ◯ヴァ本体にカフェが覆われてるんだ」
NEO弟「イ◯ニアかシ◯ザリアスでも呼べればいいんですが」
イスペイル様「君たちの持ってるアクセサリーは何だね。もしかしてそこからロボを
呼べるのかね」
NEO弟「まぁ…(言わない方がいい気がするけど…)」
イスペイル様「その不具合をなんとかする代わりに研究させてはくれんかね…」
NEO兄(嫌な感じがするぜ…。こいつにシグ・◯ニキスを渡したらもっとめんどうなことになりそうな…) ﾋﾟｷｰﾝ
レベッカ「今すごく、お義兄様が王子様になっている気がする」
マユ「そんな！はしたない！破廉恥です！」
レベッカ「どこまで想像した…」 【雪のカフェ内】
レイ兄さん｢弟を、俺の日常はもう誰にも壊させん。ここで仕留める｣ﾁｬｷ
邪神｢ふっ、ただの鉛玉でこの我を倒せるなど、」
ﾊﾟｧﾝ!
ｼﾞｭｯ
邪神｢何……っ！？傷が｣
レイ兄さん｢ちょうどいつかしめたいと思っていた霊体が一人いてな……。そいつ用に開発していた弾が役に立つようだな｣
邪神｢面白い。やってみろ｣
【雪のカフェ外】
クルーゼ｢ぐしゅん！｣
レイ｢大丈夫かお兄様｣
剣司｢幽霊でも風邪引くんすね｣
クルーゼ｢いや、これは……誰かに噂されている！｣ｷｭﾋﾟｰﾝ
剣司｢それでもやっぱ普通じゃない気がするっす｣ 雪のカフェ・外
イスペイル様「さあ、そのアクセサリーを渡したまえ！私が研究してやろうではないか！」
NEO兄「あんた研究の方がしたいんだろ！」
小型ロボ「……」ﾌﾞﾝ!ﾌﾞﾝ!
NEO弟「危ない兄さん！」
イスペイル様「どおうわあああ！」
NEO兄(本物のハルバードぶん回してきやがった…)
プロ子「おい、こっちにも向かってるぜ」
イスペイル様「はわ、はわわわぁ…」
僚「イスペイルさん、そんな乙女チックな悲鳴上げても」
小型ロボ「……！」ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ!
プロ子「ったく、しつこいロボだぜ」
NEO兄「あの小型シグ○クス、無差別攻撃じゃないな」
ル=コボル「恐らくジョシュアの潜在意識か何かの影響だね。普段コキ使ってるから
鬱憤があんな形で出たんだね」
ドーナツ女「ほっといても大丈夫かしら」
ル=コボル「あの様子だと絶妙に追い回してるだけだね。怪我人は出ないと思うよ。
この後は本人登場で説教コースかな」
NEO兄(でもシグ・○ニキス渡さないで済んだな) 雪のカフェ
レイ兄さん「……」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
邪神「こ、こうなれば」
ジョシュア(in邪神)「さあ、どうするんですか兄さん。まさか弟に銃を」
パァン！
ジョシュア「うう…」
邪神「我にだけダメージだと？」
レイ兄さん「霊体にだけ効果がある弾も開発済みだ」
ジョシュア(僕略、なんだかコントみたいなことが起こってるけど僕自身の意識は
寝ているので何もできません) 【回想】
レイ兄さん｢ジョッシュ……何故お前が…………｣
ジョシュア｢だって、兄さんが……、人殺し、なんて……｣
【雪のカフェ】
レイ兄さん｢……チッ、嫌なことを思い出させる｣
邪神｢ふっ、確かにその弾なら肉体を傷つけることはないだろう。だが、この中にいる霊体は我だけではないぞ｣
レイ兄さん｢……｣
邪神｢我が消滅するより先に弟の魂、霊体が先に散るかもな。それでも撃つか｣
レイ兄さん｢決まっている｣ﾁｬｷ
邪神｢ほう？｣ サコン「まったく。イスペイルがいつまでももたもたしているから私が先にこの世界に異世界のロボットを呼べる磁場装置を作ってしまったじゃないですか」
イスペイル様「なんとお！？」
剣司「さすが俺らのサコン先生！なんでもやってのけるぅっ！」
イスペイル様「ガーン」 NEO兄「よし、来いシ○○リアス！」
ｽﾞｼｰｰｰｰｰﾝ
NEO兄「(呪文省略)シグ・ラ○○ァーーーーーン！！」
剣司「なんか、えらく厨二くさい詠唱っすね」
NEO弟「あれに乗ると自動的に頭の中に入ってくるんです。恥ずかしいけど
言わないと技が出ないんです」
サコン「乗ると自動的に厨二くさい台詞を覚えるロボですか。面白いですね」
NEO兄「みなぎってきたぜええええ！！」
ﾌﾞﾁｯﾌﾞﾁﾌﾞﾁｯ
ル=コボル「雪のカフェを覆ってる変なツタが無くなったね(店も一部壊れたけど)」
NEO兄「天○！今助けるぞ！」ﾀﾞｯ
NEO弟「って僕はここにいるんですけど」
クルーゼ「君を邪神の支配から解放したときを追体験しているのだろう」
レイ「兄弟愛の現れだ。気にするな、俺は気にしない」
サコン「さて、新しい発明のネタが浮かんだので僕はおいとますますよ。早速
『自動的に厨二くさい台詞を言う装置』を作らなければ」 ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷ
レイ兄さん｢店が……。結界が破られたのか｣
邪神｢おのれあの機体は！｣
NEO兄｢お前の好きにはもうさせない！｣
レイ兄さん(同調が揺らいだ？ならば！)ｼﾞｬｷ
邪神｢しまっ！｣
レイ兄さん(あと一発もってくれ、ジョッシュ！)
ﾊﾟｧﾝ!
邪神｢ぐっ！身体が……！｣
ジョシュア｢かはっ！｣
レイ兄さん｢ジョッシュ！！｣
翔子｢ﾌﾋｬｯ!レイ兄さんがジョシュア君を撃ちましたよお！？でも血が出てませんねえ？｣
剣司｢えー何？肉体じゃなくて霊体だけ攻撃する銃とか？｣
クルーゼ｢さっきの寒気はあれか｣
ザイリン｢おっとレイ兄さんもマッド側に参入かね」
イスペイル様｢私だってあれくらい作れるぞ(とはいえ少し調べたい)｣
ジョシュア｢ぅ……ぁぅ……｣
レイ兄さん｢ジョッシュ、ジョッシュ！｣
ジョシュア｢にぃ、さん……？僕は、だいじょう｣
レイ兄さん｢喋らなくていい。手荒なやり方しかできなくてすまなかった｣
ジョシュア｢にぃ……｣
ル＝コボル｢もう！本当に荒いやり方して！肉体傷つくより精神傷ついたほうがキッツいんだからね｣
レイ兄さん｢……｣
ジョシュア｢ル＝コボルさん。兄さん怒らないでください……｣
ル＝コボル｢分かってる。仕方ない。ほら、ぎゅーってしてあげて。それが一番の応急処置」
レイ兄さん｢……分かった。痛くしてすまなかった｣ｷﾞｭｰ
ジョシュア｢兄さん、謝らないで。……褒めて｣
レイ兄さん｢ああ。よく頑張った｣
ジョシュア｢嬉しい｣
ザイリン｢我々が知らぬところで起きた激闘により精神虚弱に陥っているジョシュア君のデレ度が倍加しているわけだが、｣
レイ｢気にするな。俺は気にしない｣
ノーザ｢確かに俺たちが気にする必要はないが、｣
剣司｢今気にしても怖いだけなんで気にしないっす！｣ ロン「はあい、お久しぶりだねロン先生だよ。
さっきル＝コボルがレイ兄さんにジョシュア君を抱きしめるよう言ったけど、一回のハグでドーパミン（快感）セロトニン（安心）オキシトシン（愛情）が分泌されその日その時まで自分にあったストレスの三分の一が消えるらしい。っていうのは有名な話だね。
だからレイ兄さんの攻撃で霊体、もしくは魂、精神が傷ついたジョシュア君にはとても有効な行為なんだよ。皆も少し疲れたな。と思ったら照れずに大切な人にハグしてもらおう！」
衛「なんでそういう話を屋根裏でするんですかあああ！！」 ザイリン「ところで……君が○音君かね」
NEO弟「そうですけど……」
ザイリン「私は君のような賢くて美しい少年が好きでね」
NEO弟(この人、ヤバイ人だ)
ザイリン「こうして会ったのも何かの縁だ、良かったら」
悪の弟「良かったら、どうしてほしいんだい？お仕置きかな？」
NEO兄「うわああ！天○がまた○マネになっちまった！」
レイ兄さん「また邪神の仕業か」
邪神「知らん！恐らく危機を感じて自分からそうなったのだ！」
悪の弟「悪い奴にはお仕置きしなくてはね。魔笛響くは愚者の葬列(中略)シグノ・○○ガ！」
ザイリン「フ、フフ、このくらいでこの私は倒れんのだよ。君の厨二詠唱もなかなか素敵だった」
悪の弟「そうかい、じゃあもっとあげるね！」
クルーゼ「そうとも、これこそが人の業！変態という魔笛に乗って愚者の葬列となるのだ！」
レイ「厨二詠唱せいでお兄様もごきげんだが気にするな俺は気にしない」
ル=コボル(私です、ル=コボルです。せっかくいいムードだったのにザイリンのせいで
台無しです。その後、悪の弟君は元の弟くんに戻りました。ザイリンは幸せそうな
顔のまま、2週間の入院となりました。ジョシュアですが、イスペイルに無理やり
命じて2週間のお休みをあげましたが、別に私とデートしてくれるといった展開はありません)
雪のカフェ
ジョシュア「じゃあ、この前の仕切り直しでお菓子でも作りますね」
レイ兄さん「俺はコーヒーを入れるぞ」
小型ロボ「……」
ジョシュア「ところで兄さん、あのロボは？」
レイ兄さん「どこぞの邪神から譲り受けた。うちのガードロボだ」 ザイリン「私は帰ってきたー！」
ノーザ「おせーよ」
翔子「ﾌﾋﾋwもう年ですかねえｗ」
サスページ「バレンタイン前までジョシュア君いないんですから大人しくお願いしますよ」 ザイリン｢ルージ君と一緒にいる時の雪って特別な気分に浸れて私は好きです｣
ミィ｢キモイ｣
コトナ｢流行りからワンテンポ遅れてる｣
ザイリン｢別にいいだろう！？｣ ザイリン「それにしてこのスレに降臨するのは終焉の神やら邪神ばかりだ。
私のルウゥゥゥジきゅんとの恋愛を叶えてくれる神はいないものか」
翔子「ル=コボルさんが悪意のかたまりだからないんじゃないすかねぇ」ﾌﾋﾋ
ル=コボル「うるさいよ」つ元ラスボスの一撃
翔子「ｳﾎﾞｧｰ」
ル=コボル「邪神が三柱もやってきて叶わないなんて、相当大それた願いなんだね」 ザイリン｢私の願いは純粋で清らかでぴゅあーなのだ。邪悪な力などでは叶わん想いなのさ｣
イスペイル様｢え？｣
サスページ｢え？｣
ジョシュア｢え？｣ 久々に来てみましたが随分過疎ってますよ猿渡さん！！
一日レスがなければ長編？ラブネタ
あれば発明ネタ投下しちゃいますよぉﾌﾋﾋﾋｰｯww 「もうすぐホワイトデーだし、お返しのチョコレートを沢山貰える発明だと嬉しいわ」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
「発明に頼らずとも毎年君は十二分に貰っているだろう。そして何故しきりに僕を見る」 しえん
剣司｢ジョシュアさんクッキーの作り方教えてください！｣
僚｢サスページさんお願いします！｣
ジョシュア｢はいはーい｣
サスページ｢構いませんよ｣
ノーザ｢すっかり恒例だな｣
サスページ｢ホワイトデーも間近ですので｣
ジョシュア｢さあ、張り切って作りましょー！｣
剣僚｢｢おー！｣｣
イスペイル様｢おーおー元気だなー。2週間の大型連休をとった人間は｣
ジョシュア｢一ヶ月も前の話ですよイスペイルさん……｣
剣司｢ジョシュアさんいないとなんやかんやで不便らしいっすよ｣
サスページ｢イスペイルの研究もですけど仕事の方も、真面目な人が抜けて大変でしたよ｣
ジョシュア｢ありゃ、すみません｣
サスページ｢まあいいんですよ。本来あるべき休みだったんですから｣
ジョシュア｢そう言っていただけるなら……｣
ノーザ｢で、お前、兄貴とどこ行ってたんだよ。レベッカやらメリッサやら兄貴のカフェも閉まってるって話してたぞ｣
剣司｢旅行っすか｣
ジョシュア｢はい！せっかくの連休だしってぶらっと温泉旅行してました！｣
僚｢渋いなー｣
ジョシュア｢雪景色が綺麗な露天風呂で～、夜になると道なりに作られたかまくらがライトアップされてとっても綺麗で～」
イスペイル様｢あー！それこの間テレビでやってた温泉だろ！ほぼ飛び入りで予約取れたのか羨ましい！｣
剣司｢咲良たちも行きたいって盛り上がってたっけなあ｣
ノーザ｢けどあそこってカップルに人気のどうたらって言ってなかったか｣
ジョシュア｢そう言われれば、カップルの人多かったかもしれません。僕たちも負けずに仲良しでしたけど！｣
イスペイル様｢……｣
僚｢……｣
ノーザ｢……｣
ジョシュア｢？｣
サスページ｢さ、クッキー作りますよ｣
剣司｢うーい｣ すまんな、久々にネタ書いたら詰まるし集中続かんで遅くなった
多分細切れ投下になると思うが許しておくれ
【いんでぃくす☆】
ザイリン「発明をしてみようと思う」
ノーザ「は？」
翔子「ﾌﾋ?」
ジョシュア「何か変なもの食べましたっけ？」
ノーザ「ん……そういやさっきつまみ食いしてたドーナツは確か……」
翔子「あれカノンちゃんが
『しまった、賞味期限切れになった…まあ、二日だから大丈夫か』
って言ってたやつですよぉ」
ジョシュア「………それは一昨日のことじゃありませんでしたっけ？」
ザイリン「……(ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ)………すまん、ちょっとお花摘にいってくるよーっ！」ﾊﾞﾋﾞｭｰﾝ
ノーザ「腹壊したのかよ！？」
翔子「まあお腹だけでなく、今の会話でメンタル面でもダメージうけましたよねぇwﾌﾋﾋﾋｰｯw」
ジョシュア「僕(ry)翔子さんにも責任はあると思います！」
(30分後)
ザイリン「うう…気のせいかまだお腹の調子が悪い気がする…」ｼｸｼｸｼｸｼｸ
翔子「つまみ食いしたドーナツで腹痛なんて、やはりザイリンさんたらエターナルうっかリストですねぇw」
ザイリン「あんまりな言葉じゃないかね翔子君！？」
ノーザ「うっかりの自己責任だろーが」
ジョシュア「この際ザイリンさんの腹痛はおいておきましょう。重要な問題(ry)
話を戻します。発明をしてみようという話ですけど」
ザイリン「うむ。実はこのところ」
退 屈 を も て あ ま す
翔子「ﾌﾜｯﾋ？」
ジョシュア「趣味に時間を使えば良いじゃありませんか？」
ザイリン「釣りはこの時期寒いしフィギュアも少し熱が冷めてね」
ノーザ「おいおい！愛しのルージを追っかけるのは諦めたのかよ！？」
ザイリン「ルージ君を愛するのは私のライフワークかつ運命であって、退屈しのぎにやるものじゃないんだよ！」ｳｷｰｯ
ジョシュア「…まあザイリンさんが暇なのは分かりましたけど。でも何故発明なんですか？」
翔子「そーですよぉ」
ザイリン「実はね…」 『回想～小料理屋露沙～』
フェルミ『実は最近料理を始めてみたのよ』
ザイリン『何だって！？あのショタ関連にしか興味のないフェルミが料理だと！？
果たして明日はレッゲルが土砂降りするのか！？』
フェルミ『失礼しちゃうわね！』
一騎『でもフェルミさんたら本気なんですよ。女将に料理習いたいってここに通ってますもん』
紅音『うむ』
ザイリン『………にわかには信じがたい話だが』
ローサ『本当のことよ。ここ二ヶ月通ってきて随分上達したし』
ザイリン『(ｶﾞｰﾝ)な、何…だと…』
フェルミ『最近の朝食は私が作ってるもの。ソウタにも誉められたし♪』
一騎『ソウタは日本食の朝御飯がお気に入りらしくて喜んでましたよ』
紅音『ああ。頬も艶が増していた』
ザイリン『ぬ、ぬぬぬ…』ｷﾞﾘｷﾞﾘ
フェルミ『可愛い男の子を捕まえるのにも調度いいのよ(趣味が出来て私生活も充実したわ)♪』ﾊｧﾊｧ
ローサ『本音と建前が逆よ逆！？』
ノーザ「…………おい。うっかり中将」
ザイリン「私も新たなる趣味を持てば美しい少年に巡り会える！！」ﾊｧﾊｧ
翔子「でもってなんで発明なんですかぁ…」
ザイリン「つまりだね」
・趣味と実益が兼ね備わるとgood
・新たなる趣味を始めるには身近に先生がいた方が都合がいい
・イスペイルは困った科学者だが才能はピカ一だし、機材も貸してくれるかも
ザイリン「という訳で発明に決めた！」
ジョシュア「僕(ry)本末転倒にも程があります！！」
ノーザ「お前なぁ、発明ってのも才能がいるんだぞ？あと閃きと努力と資金も」
翔子「ザイリンさんには全て欠けてるのは些細なことなんですかねぇ。精神コマンドでも使いますかぁ？」
ザイリン「失礼だなぁ。最初は多少足りなくても問題ないさ。第一私には心強いアイテムがあるし」つ【ヘンタイドライバー】
ノーザ「おい、いきなり最初からズルしてんじゃねえ！？」
ジョシュア「ズルというよりはパクってるだけな気がしますよ…」
※【ヘンタイドライバー】…詳しくはまとめWiki参照。ザイリンはイスペイル様になって発明しようと考えてる模様 【その夜・ザイリンの部屋】
ザイリン「うーむ、発明をしようと思うが肝心の元ネタが浮かばない…」
ノーザ(泣きつかれて一緒にネタ探し)「元ネタが浮かばねえんじゃヘンタイドライバーも使えねえしな…」
ジョシュア(泣きつかれてry)「最初から本末転倒ですから…」
ザイリン「それじゃ困るんだよジョシュア君！？私は発明をしようと決めたんだからさぁーっ！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｰｯ
ノーザ(ry)「あーっ、うっせぇー！いち早くおいなりみてえに逃げだしゃよかったぜ…」
ヴォル子(ザイリンを心配して付き合い)「うーん、なあジョシュア。こーいう時ってなんかいい言葉ないか？」
ジョシュア「そうですね…必要は発明の母と言いますから」
ノーザ「つまり、うっかり中将が困ってることが発明の元…つまりネタになるわけだな」
ザイリン「困ってることか。うーん、ルージきゅんが可愛すぎて困るし私と相思相愛なのは困る…ことはないなぁ♪」ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ
ノーザ「真面目に考えろよ！！」
ヴォル子「あっ！思い出したぞ！！」
ジョシュア「何ですか？ヴォル子さん、どんな些細なことでも出発点になりますから教えて下さい」
ヴォル子「うーんとな、この前ザイリンたらプテ子に裸で抱き付かれて泣いてた！」
ザイリン「止めてくれ！？あれは思い出してもトラウマになるだけ…！？」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
ノーザ「あん時か。たしか三日程寝込んでたよな」
ヴォル子「その時ザイリンたら『プテ子君にも困ったもんだ(泣)』って！」
ジョシュア「…………なるほど」
ノーザ「つまりだ。プテ子に迫られない発明をすりゃうっかりも」
ザイリン「…………晴れてルージ君とデートしても邪魔は入らない！！」
ノーザ「決まったな」
ザイリン「よーし、そうと決まればこいつの出番！つ【ヘンタイドライバー】
では行くぞ！！ﾍﾝﾀｲﾗｲﾄﾞｲｽﾍﾟｲﾙｯ！」ｼｬﾗﾝﾗ～
ジョシュア『僕(ry)果たして上手くいくか不安だらけです！！』 【次の日のいんでぃくす☆】
ジョシュア「ぼ(ry)結局ザイリンさんの発明に付き合って久々の徹夜です…」ﾌﾗﾌﾗ
剣司「ほんとジョシュアさんも貧乏クジひくっすね」
サスページ「イスペイル様が留守で良かったですよ。こんな所見られたら」
咲良「拗ねるかハンマーだもんね」
レイ「気にするな俺は気にしない。それよりもザイリンの発明の方が気になる」
ステラ「うえーい、その通りなのだー」
ザイリン「まあまあ。今お見せするから待ちたまえ。というわけで私ことザイリン・ド・ザルツの記念すべき初発明品はこれさ」
ﾃﾞﾃﾞｰﾝ
剣司「……なんすか？このマント？」
咲良「しかもちょっと解れてるし」
ザイリン「そこは些細なことだ重要な(ry)
これは【好感ヒラリマント】。諸君は闘牛士のマントはご存じかな？」
ノーザ「あれだろ？興奮した牛の前でヒラヒラさせる」
ザイリン「うむ、その通り。しかしクドクド説明するよりはやって見た方が早い。誰かいい実験台は？」ｷｮﾛｷｮﾛ
ﾇｯ
プテ子「マイスイートダリーン、ザイリン様ぁ♪」
ザイリン「ひっ！？プ、プテ子君！？」
ノーザ「慌てんな！今こそそのマントの成果が問われてんぞ！」
ザイリン「…………あ、そうだ！えいっ！！！」ﾋﾗﾋﾗｯ
プテ子「………あれ？何で私ったらザイリンさんを追っかけてたのかしら？」
剣司「…………へ？」
プテ子「ちょっと出掛けてくるわ」ﾃｸﾃｸ
咲良「……………凄いわ」
ザイリン「このマントを振ると対象の好意を向けた相手への思いが逸れてしまうんだ」
ジョシュア「もっとも効果はほんの一時的でしかないんですけど」
サスページ「でも初発明にしてはなかなかの成果だと思いますよ」
剣司「そうっすね」
ステラ「ザイリンすごいぞー」
ザイリン「フフーン、それほどでもあるがねぇ！！」ｲﾊﾞﾘｯ
ノーザ「調子に乗ってると痛い目見るぞ」
？？？「ほーっ、なかなか面白そうな感じですわねん(・∀・)」ﾆﾔﾘ
ここまでっす。続きはまた明日以降に…
もしくは書きたい人いるなら続いてくれるとうれＣ プロ子「ホホホ、こんなところに実験ノートの切れ端と繊維クズが残っておりますのねえ」
プロ子「これをサコンからかっぱらってきた試験段階の『厨ニ詠唱強制装置』と組み合わせて……」
プロ子「ホホホ、見た目は好感ひらりマントそっくりですわ。これをザイリンの懐に忍ばせるのですわ」
ザイリン「……はっ」
ノーザ「おいおい、慣れない頭使ったせいで知恵熱(誤用)かよ」
ザイリン「原因不明の意識朦朧状態だった。ところで、ひらりマントは赤だったかね、
青だったかね」
翔子「全然意識してなかったのでわからないですねぇ」
ザイリン「まあ、試せばわかるだろう」 ザイリン「ゼロがBDになるらしいが我々はまだかね」
レイ兄さん「…ﾌﾌｯ」
ジョシュア「兄さんとっても嬉しそうです！」 人いるかな。時獄篇ネタ
？？？「変態力はいずれ変態スパイラルネメシスを引き起こす。その前に
変態族は滅ぼさなければならぬ」
ザイリン「変な夢をみたな」
ルージ「やあ、おはようザイリン」
ザイリン「る、ルージきゅん！？が、なんで私の部屋に？」
ルージ「なんでって…俺たち家族になったんだから当たり前じゃないか」
ザイリン「は！？」
ルージ「それとも、『あなた』って言った方がいい？」
ザイリン(な、なんだこれは！？しかし念願が叶ったのに嬉しくないぞ。しかもこの
ルージきゅんの違和感はなんだ) まだ時獄編クリアしていないが分かっていることは
主人公:ボランティア部副部長(部長は二股男)
軍曹:いつも通りの軍曹(ボランティア部所属)
赤い人:ある意味苦労人枠
○○ー○様:後半赤い人の行動にご立腹
○○ー○さんは原作通りの展開をたどるが後半一時的に部隊に加わってくれます ノーザ「そんな、ダリウス18世戴冠式にダイヤとプロイストの結婚発表だと？」
翔子「ﾌﾋﾝ！一夫多妻制なんてうれしくないですよぅ！」
ザイリン(私はこのままルージきゅんと幸せな生活を続けていていいのだろうか…？)
K世界
イスペイル「ザイリンたちが行方不明だと！？」
ダイモン「Z世界に送ってから、動向がつかめんのだぁ」
？？？「100万の変態が地に満ちるとき月は地獄の使者となりて変態の星を滅ぼす」
イスペイル「な、なんだお前らは！？」
螺旋の王「そ奴らはアンスパの多元宇宙迷宮に引きずられたのかもしれぬ」
イスペイル「今までだってZ世界の奴らは来たが何事もなかったぞ？」
ジョシュア「こっちから行くのは初めてじゃないですか？今までは向こうからの
ゲストが来るだけでしたし」
螺旋の王「そうだ。そして奴らの酸や出汁、脂が満ちたとき、アンスパの殲滅
システムが作動したのだ」 ハニャーン様はまだ概念のなかった頃にツンデレとヤンデレを体現したお方…
つまりは早すぎた革新者だったのは気のせい…だよね…？
ゲイナー「とは言え百万も変態がいるわけないよ」ﾋﾟｺﾋﾟｺ
シンシア「そうだよねー」ﾋﾟｺﾋﾟｺ
キラ「天○編への引き継ぎデータ作りかい？君達もゲーマーだねぇ」ﾋﾟｺﾋﾟｺ
アスラン「次こそ……俺は出る！！」ﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｺ
ラクス「あらあらあらうふふ♪」ﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｺ
剣司「あの人たちはスパロボZの新作っすか。成長しないすね」
サスページ「全員Zシリーズには参戦の方ばかりですからね。最終章には出たいんでしょう」
ルウ「(コーチが出てれば一万本は買うのに…)」ｼﾞﾄｰ
ミスト「(百万も変態が居ないとゲイナー君は言った…
しかし既に廃人級ゲーマーの二人に二次コンのキラ君に女王ラクスさん…
それにスケコマシのアスラン君に貧乳ルウさんも変態なんじゃ…
案外楽にミリオネア変態は達成される…？
いやよそう。俺の勝手な想像でみんな(ry)」
みんなもプレイ中？ ジョシュア「ちょっと待ってくださいよ。Z世界の人口って100億人なんでしょう？
1000人に1人いると考えればちっともおかしくないですよ」
イスペイル様「まさかあいつらが行くまで99万9997人だったとかじゃないだろうな」
後ろ「いいえ、突然妹や弟、仮面や女性の胸などに異様な執着を示す例が多数報告
されました。一気に変態化が加速したのでしょう」
螺旋の王「予想される最悪の自体は、アンスパがこの世界を滅ぼしに来るか、
変態どもが天元突破して全生命体が変態どもの戦いを見る羽目になるかだ」 多元迷宮宇宙
ザイリン「やはりここにはいられない。私が求めるのはいくら拒否されても本物の
ルージきゅんなのだ」
ルージ？「俺は本物だよ。ザイリンの知ってるルージとは違うかもしれないけど本物だよ」
ザイリン「ああ。どこか別の並行世界に存在するルージきゅんなのだろう。だが
私のいる世界はK世界なのだ」
多元ルージ「そうか…。じゃあ、向こうのルージにもよろしくね」
ザイリン「止めないのかい？」
多元ルージ「無理やり言うこと聞かせるなんてできないよ…」
ザイリン「……恐ろしくいい夢だった。いや、別の並行世界の現実か。こんな罠を
仕掛け、別の世界のルージきゅんを傷つけるように仕向けた奴は誰だ。許さんぞ」
アンスパ「流石は変態の男。多元迷宮宇宙を突破するとはな」
ノザショー「待て待てーい！」
アンスパ「いいだろう。まずはこいつで相手をしてやる」
K世界
ジョシュア「なんなんでしょう、あれ…」
イスペイル様「ザイノザショーと、ニセモノくさいザイノザショーか？」
螺旋の王「あれはアンチ・ザイノザショーとでもいうもの。遂にアンスパの攻撃が始まったようだな」 ジョシュア｢それにしても毎度毎度うちの人たちがすみません。特にどうしてか、そちらのZ世界では被害が多いようで・・・｣つ高級菓子箱
□シウ｢いえいえ、うちは世界が混ざるたびにこんなもんなので｣
ジョシュア｢いえいえいえいえ｣
□シウ｢いえいえいえいえ｣
いすぺいるさま｢おかんの仕事とられた！？｣ イスペイル様「キラ、キラ」ｺｿｺｿ
キラ「ん？どしたのイスペイル」
イスペイル様「作っちゃった」
キラ「何を」
イスペイル様「人に当たると一定時間メロメロになって服や小物に当たると消える弾がよく跳ねる銃」
キラ「ああ、この前まで放送されてたあれね。ジョシュア怒らなかった？」
イスペイル様「怒られると思ったからこっそり作った」
キラ「変態たちに見つかったらヤバいでしょ」
イスペイル様「ヤバいから、こっそり作った」
キラ「で？」
イスペイル様「どうしよう！」
キラ「えー…」 【大空魔竜】
サコン｢作っちゃったんですよ｣
ジョシュア｢何をですか｣
サコン｢この間アニメでやってたギャ○ガンそのままの仮想空間｣
ジョシュア｢はあ｣
サコン｢仮想空間は昔からありますし舞台が秋葉というのも一緒ですし。あとはゲームシステムをと軽くプログラミングしたら見事に｣
ジョシュア｢それでまた僕にテストプレイをと｣
サコン｢ええ。まあそんな感じです。敵NPCは全てうちの住人にしていますよ｣
ジョシュア｢仮想空間とはいえ、皆が知ったらやりたがるでしょうね。騒動の匂いしか感じられません｣
サコン｢でも折角作ったんだから誰かにやってほしいじゃないですか。ジョシュア君なら欲で暴走することもないでしょう？｣
ジョシュア｢確かにありませんね。じゃあちゃちゃっとプレイしますから、終わったら封印してくださいよ｣
サコン｢もちろんです｣
ジョシュア｢僕でs、とは言ったものの、やっぱり嫌な予感しかしません｣ 【仮想秋葉】
ぽきゅんぽきゅん
サコン『チュートリアルクリアですね』
ジョシュア｢はい。反射含めて弾の軌道は大体掴めました｣
サコン『それでは本番ステージに行きましょうか』
ジョシュア｢はい。でも……｣
サコン『どうしました？』
剣司(NPC)｢ジョシュアさ～～～ん！俺ずっとジョシュアさんのこと｣ぼきゅん
ルル(NPC)｢うふふふふ、だぁいすきですよ｣ぽきゅん
ジョシュア｢ゲームの仕様とはいえ既に意中の人がいる方たちが僕に好意を向けているという状態に脳がついてけてません｣
サコン『そのうち慣れますよ』
ジョシュア｢出来れば慣れる前に現実に戻りたいです！｣ ジョシュア｢サコン先生、思うんですけど｣
サコン『なんでしょう』
さやか(NPC・下着姿)｢いやーん。でもジョシュア君になら｣
ジョシュア｢この服にあたると服が消えるシステムどうにかなりません！？｣
サコン『アニメでそうなっていましたから。でも小物を盾にすることも出来ますからジョシュア君には有利だと思いますよ』
ジョシュア｢た、確かに。僕の服は小物いっぱいありますけど……。はっ！？｣
ぽきゅんぽきゅん
乙姫(NPC)｢きゃうん｣
果林(NPC)｢ひゃあ！｣(上着が消える)
ジョシュア｢う、外してしまいました。こうなったら全員ヘッドショットで一撃狙いで行くしかありませんね｣
サコン『目がイイ感じにスナイパーになってきましたね』 マユ(NPC)｢私の想い、全弾にこめて撃ち抜きます！｣
ぽきゅぽきゅぽきゅぽきゅ
ジョシュア｢わわわわわ！敵も僕と同じ銃持ってるなんて聞いてません！｣
サコン『言ってませんでしたからね。各エリアボスは同じ銃を持って対抗してきますよ』
ジョシュア｢そんな設定アニメでありました！？｣
サコン『ありませんでしたよ。でもボスと一騎打ちのみって言うのもつまらないじゃないですか』
ジョシュア｢変なアレンジ反対です！｣
マユ(NPC)｢私たちも僚さんたちみたいに毎日ラブラブするんですよ！｣
ぽきゅぽきゅぽきゅぽきゅ
ジョシュア｢それはシンさんの許可は下りるんですか！？｣
サコン『下りるよう努力するのがジョシュア君の役目ですよ』
ジョシュア｢どのゲームよりも無理ゲーに思えます！｣
サコン『マユさんの恋は多難ですねえ』
ジョシュア｢でもそんなことは今はどうでもいいんです！重大じゃないんです！｣
サコン『今じゃないなら？』
ジョシュア｢マユさんのお相手さんを全力で応援させていただきます！｣
サコン『本当に多難な恋ですねえ』
ジョシュア｢最初のエリアだけあってマユさんは適当に乱射しているだけですね。
それだけに読みづらいですが命中率も低いです。うまく立ち回れば全弾よけれるかもでEN切れも期待できます｣
サコン『レイ兄さんから射撃のコツとか聞いていないんですか』
ジョシュア｢……確か昔に一度だけ………………駄目です。あれは参考になりません｣
サコン『一体何を言われたんですか』
マユ(NPC)｢隠れてないで私の物になってくださーい｣
ジョシュア｢……大丈夫。いけます。負けません！｣ 【大空魔竜】
ピュリア｢おー、頑張ってる頑張ってる。やるなー｣
シズカ｢身体能力は高いってのは知ってるけど、あの子こんなに動けたっけ？｣
サコン｢それはですね｣
ジョシュア『さささささサコン先生ーーー！！今僕壁走りましたよ！？走りましたよね！？』
サコン｢ええ。お見事ですよ。そちらは精神世界のようですから大体のことは気の持ちようですよ｣
ジョシュア『りょ、了解しました！それならっ』
ピュリア｢お、また速くなった。いいねえこのバーチャル。次やらせてくれよ｣
サコン｢いいですよ。設定を少し変えなくてはジョシュア君に怒られてしまいますから、どういう設定にしましょうか｣
ピュリア｢あいつも固いところあるからなー｣
サコン｢ですがいいサンプルが取れるんですよね。ジョシュア君でこの動きならピュリアさんはもちろん
ダイヤ君たち身体能力の高い人がプレイしたらと思うと、非常に興味深いですね｣ｷﾗｰﾝ
ジョシュア『……んっ！くっ！』
ピュリア｢おお、そこで回転できるか。あの弾幕で服にもかすらなかったとはやるな｣
シズカ｢そこから崩れず突っ切れるか。いいバランスだね｣
ジョシュア『たああああああああああ！』
ぽぽきゅん
サコン｢……おめでとうございます。マユさん撃破です｣
ジョシュア『はあ。とりあえずこれでひと段落ですね……』
サコン｢さあさあのんびりしてられませんよ。次のエリアに向かってください。自由に出来る範囲は狭まりますけどボスはパスも出来ますよ｣
ジョシュア『はぁい』
サコン｢なんだかんだで付き合ってくれるからジョシュア君はいい子ですよねえ｣
ピュリア｢良かったなNPCとはいえマユに負けなくて。僚のとこみたいになるってつまりリーとヴェスターヌみたいになるってことだろ？｣
シズカ｢先生、各キャラの性格設定どうしてるんだい？｣
サコン｢本人を参考にしてますけどあくまでも関係のないフィクションですよあくまでも｣ ジョシュア「空気抵抗を考えなくていいってとっても楽でいいですね！」
ぽぽぽぽきゅーん
サスページ(NPC)「うがっ！？」
ステラ(NPC)「ひゃん！」
ジョシュア「じゃんじゃんばりばり行きましょう！」
サコン『(流石ジョシュア君、跳弾も使いこなして……。血を感じます)』
ぽきゅん
ぽきゅん
ジョシュア「！？」
カロッサ(NPC)「ジョシュア！メロメロにする！」
メリッサ(NPC)「お姉ちゃんと遊ぼ？」
ジョシュア「……このふたりを、僕ひとりで相手にしろと？」
サコン『ルールですから』
ジョシュア「兄さんとヴァンさんふたりがかりで倒したふたりですよお！？」
サコン『大丈夫ですよ。ヨロイでなく生身ですから』
ジョシュア「いやいやいやいや！？」 【仮想秋葉･路地】
ジョシュア｢僕でry！2対1です！ピンチです！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
カロッサ(NPC)｢逃げるなジョシュア！戦え！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
ジョシュア｢正面からは無理です！｣
カロッサ(NPC)｢卑怯者！臆病者！｣
ジョシュア｢ううう、まずいです！メンタル補正で現実より加速できても2人のほうが格段に身体能力が高いから、追いつかれるのも時間の問題……｣
メリッサ(NPC)｢カロッサ、こっち｣
カロッサ(NPC)｢おお？｣
ﾀﾀｯ
ジョシュア｢……ん？後ろから気配が消え、ええっ！？｣
メリッサ(NPC)｢先回り｣
カロッサ(NPC)｢覚悟しろ！｣
ぽきゅんぽきゅん
ジョシュア｢くぅっ！｣
ぽきゅん ジョシュア｢うう……｣
メリッサ(NPC)｢私の弾かれちゃった｣
カロッサ(NPC)｢俺の当たった！｣
ジョシュア｢おかげで工具ごと上着が消えました……。やりようによっては盾がたくさんだったのに、思い通りにはならないものです｣
カロッサ(NPC)｢次、外さない｣
メリッサ(NPC)｢逃がさない｣
ジョシュア｢(まずいです。本気でピンチです。おそらく少しでも退こうとしたら即撃たれます。かといってこのままでも……ピンチです)｣
ジョシュア｢……｣
カロッサ(NPC)｢……｣
メリッサ(NPC)｢……｣
ジョシュア｢…………｣
？？？｢ふぅーーーーーーーっははははははは！ジョシュア君ゲットーーーー！！｣ｶﾞｼｯ
ジョシュア｢ひゅへっ！？｣ﾌﾜｯ
カロッサ(NPC)｢あー！ザイリン！ずるい！横取り！｣
ザイリン(NPC)｢すまんな。これが戦いというものなのだよ！｣
メリッサ(NPC)｢ちょっと違うと思う｣
ザイリン(NPC)｢だがジョシュア君はいただいていく。さらばだ！｣ﾋｭﾝ!
カロッサ(NPC)｢待て！｣
メリッサ(NPC)｢追いかけないと｣
ザイリン(NPC)｢ふふふふふふふ、ついに待ち望んだこの日が来たぞ。我らの愛の巣で今宵はじっくり愛をry｣
ジョシュア｢は、離してくださいザイリンさん！ザイリンさんに抱えられてるとっていうか触られてると残量がどんどん減ってゲームオーバーになります！｣
ザイリン(NPC)｢気にするな。愛の営みには関係ないことだ｣
ジョシュア｢気にします！NPCでゲーム上の設定とはいえザイリンさんが僕相手にそんなことしたら世界が崩壊します！ルージ君相手でも困りますけど！｣
ザイリン(NPC)｢そんなことはないさ。それもまたひとつの世界のあり方になるだけさ｣
ジョシュア｢かっこよさげにそれっぽいこと言っても駄目です！ああ、ゲージもどんどん減っていってるし……。
はっ！サコン先生！サコン先生ーー！！ゲームオーバーになったらすぐっていうか18歳未満お断りになる前にログアウトさせてくれますよね！？サコン先生？サコン先生ーーー！！｣
【サコン先生の部屋】
シズカ｢先生ー？ジョシュアが必死に呼んでるよ？｣
サコン｢すみません。すこし時間をください｣ｶﾀｶﾀ
ピュリア｢何してるんだ？今からシステム変更か？バグらないか？｣
サコン｢大丈夫です。対人モードは元々作っていましたので、遠隔乱入可能にするだけです｣
ピュリア｢へえ？｣
サコン｢大丈夫ですよ。遠隔側にはキラ君とイスペイルがいますから。調整程度で不備はおきません｣
シズカ｢先生、そりゃやっぱりジョシュアが中でまた苦労するフラグじゃないかい｣ ジョシュア｢うーーー、サコン先生楽しんでますねそうなんですね……。ひどいです。……でも、｣
ザイリン(NPC)｢ふんふんふふふーんふふふふふーーん｣
カロッサ(NPC)｢待てーーー！｣
メリッサ(NPC)｢待ってーー｣
ジョシュア｢見通し、いいですね……。2人ともザイリンさんに集中してますし、ゲージがまだ残っている今なら簡単に……！？｣
銃がザイリンに取り上げられていないと気づく
ジョシュア｢…………｣
カロッサ(NPC)｢待てザイリ、あ！｣
メリッサ(NPC)｢カロッサ！｣
ジョシュア｢……にーさんはすごいですね｣
【回想】
幼ジョシュア｢どうしたらそんなにたくさんたまがあたるんですか？｣
若レイ兄さん｢簡単だよ。ジョッシュ｣
ジョシュア｢……！｣
ぽきゅんぽきゅん
カロッサ(NPC)｢あうっ！｣
メリッサ(NPC)｢きゅん！｣
ジョシュア｢はあ。僕もザイリンさんもうっかりです｣
ザイリン(NPC)｢どうかしたかね。何やら後ろから声が｣
ジョシュア｢ザイリンさんも、お疲れ様でした｣
ぽきゅん ぽきゅん
イスペイル様(NPC)「んが！」
ジョシュア「やりました！」
しゅわしゅわ
ジョシュア「あれ？イスペイルさんの何が消えて……」
ルイス様(NPC)「まだまだ！負けてないんだから！」
ジョシュア「えええ！？アリですか！？」
サコン『ゲームですから』
ジョシュア「でもサコン先生、普通敵の形態が変わったらパワーアップですよね」
サコン『それはそうでしょう』
ぽぽぽぽきゅん
ルイス様(NPC)「んきゃきゃきゃきゃ！」
ジョシュア「イスペイルさんからルイスさんだとどうやっても弱体化です！」
サコン『後で調整しておきましょう』
ジョシュア「っていうかあとどれくらいなんですかこのゲーム」
サコン『そうですね、そろそろ……ん！？』
ジョシュア「どうかしました？」
ｼﾞｬｼﾞｬｼﾞｬ、ｼﾞｬｯｼﾞｬｰﾝ!!
サコン『バグが見つかりました』
ジョシュア「はあっ！？」
レベッカ(NPC?)「ふ、ふふ……。これはゲームなんだ。ゲーム」
ジョシュア「サコン先生、ちょっと禍々しく作りすぎじゃありません？」
サコン『バグの修正をしたら終了します。それまでどうにか生き延びてください』
ジョシュア「はぁい。頑張ります」
【エターナル・キラの部屋】
キラ「さあて、飢えたツンデレのど根性と鉄壁のKYの底力、どっちが勝つかなあ」
イスペイル様「愉悦ってるな」
※レベッカさん女性陣に配達で顔をだして捕まりました 【回想・エターナルキラの部屋】
キラ｢突然だけどゲームしない？サコン先生の試作品｣
レベッカ｢断ります｣
キラ｢そんな即答しないで。今ちょうどAI同士がデモプレイしてるからさあ｣
レベッカ｢……見るだけですよ｣
キラ｢そうこなくっちゃ。ほら｣
レベッカ｢ふむ……ジョシュアがひとりで奮闘していますね。動きも悪くありませんが、本人スペックを上回りすぎでしょう｣
キラ｢多少難易度いじってるんじゃないかな。やってみない？｣
レベッカ｢嫌です｣
キラ｢ジョシュアが持ってるあの銃で撃てば相手がメロメロになるよ｣
レベッカ｢は？｣
キラ｢あとは普通のサバゲー。どう？｣
レベッカ｢どうって……。や、やらないとさっきから｣
キラ｢じゃあこのまま見てようか。多勢に無勢で誰に落とされちゃうかな、あのジョシュアは｣
レベッカ｢ううううう！｣
キラ｢大丈夫。チュートリアルで体が馴染むまではきっと無事でいるよ｣
【回想・雪のカフェ】
レベッカ｢そういえばジョシュアは銃を覚えたいと言わなかったのですか｣
レイ兄さん｢ん？｣
レベッカ｢お義兄様が嗜まれているならジョシュアもやりたがると思って｣
レイ兄さん｢ああ、そういう。小さい頃はやりたがっていたぞ｣
レベッカ｢やっぱり｣
レイ兄さん｢才能がないと思わせて止めさせたがな｣
レベッカ｢それは何故｣
レイ兄さん｢似合わないだろ｣
レベッカ｢確かに｣
レイ兄さん｢俺が守ればいいと思っていたしな｣
ヴァン｢ブラコンが｣
レイ兄さん｢煩い｣
レベッカ｢そ、それで、実際は｣
レイ兄さん｢……あれを誰の弟だと思っている｣
【現在･仮想秋葉】
ぽきゅん
ぽきゅん
パチン！
ジョシュア｢はじかれた！？｣
レベッカ｢反射を利用するにしても弾道が素直すぎるんだよ｣
ジョシュア｢バグのレベッカさん、他より強いです！｣
レベッカ｢誰がバグだ！｣
ジョシュア｢一時撤退です！｣
ボスン！
レベッカ｢煙幕か！？そんなアイテムまで……見失った。
……なるほど。あまり戦闘慣れしていない素直な弾道であるが正確性は高いな。確かにお義兄様の弟だ。楽しくなってきた。落とす！｣ 【仮想秋葉･空ビル内】
レベッカ｢ふふふふふ……。はーっはっは！見える！見えるぞ弾道が！｣
ぽぽぽぽぽぽきゅんきゅんきゅんきゅんきゅん
ジョシュア｢弾をすり抜けた！？……違う！全ての弾道にぎりぎり当たらない間に立っていたんだ。いくら気合補正がある空間だからって無茶苦茶な｣
レベッカ｢ふふん。どうしたジョシュア。いつもの敬語が抜けているぞ｣
ぽきゅん
ぱしゅん
ジョシュア｢ああ！シャツに当たったから、下シャツだけになってしまいました……。姿も見えない位置からよくこんなことしてきますね｣
レベッカ｢言ったろう？お前の弾道は素直すぎるんだ。さっきので十分位置予測は出来た｣
ジョシュア｢うう、ヴェスターヌさんが四天王でレベッカさんがその直属のエリートだってすっかり忘れてました。しかもバグ補正つき｣
レベッカ｢誰がバグだ｣
ジョシュア｢ともかく！僕負けませんから！レベッカさんに振り回されるのは現実だけで十分です！｣
レベッカ｢誰がいつ振り回した！お前のKYに振り回されているのはいつも私だ！｣
ジョシュア｢いいえレベッカさんです！いっつもいっつもヴェスターヌさんからの無理難題に僕まで付き合わせて！普通に頼めば普通に協力しますのに！｣
レベッカ｢なら別にいいだろうが！｣
ジョシュア｢気持ちの問題です！｣
【エターナル･キラの部屋】
キラ｢……なんかバカップルの痴話喧嘩見てる気分になってきた。爆発させちゃ駄目？｣
サコン『駄目に決まってますよ』 【サコン先生の部屋】
ジョシュア｢負けました｣
サコン｢お疲れ様でした｣
ピュリア｢いい勝負だったのに惜しかったな｣
ジョシュア｢そうでしたぁ？僕結局パンツ一丁にまでさせられたんですよみっともない｣
ピュリア｢いやあそれでも上着は剥いだんだから頑張った頑張った｣
ジョシュア｢そうですかぁ？｣
シズカ｢これでレベッカも成仏できるよ｣
ピュリア｢間違いなく我が生涯に一遍の悔いなしって親指立てながら溶鉱炉に沈んでるよ｣
シズカ｢なんか混ざってないかい？｣
ピュリア｢そうか？｣
ジョシュア｢というか殺さないでください。あれはNPCで現実のレベッカさんは生きて仕事してます｣
シズピュリ｢｢いやいやいやいや｣｣
ジョシュア｢？｣
サコン｢ともかく。ジョシュア君、協力感謝しました。おかげでいいデータも取れましたし修繕箇所も分かりました｣
ジョシュア｢どういたしまして。あんまり変なの作っちゃ駄目ですよ｣
サコン｢善処します｣
ジョシュア｢(守られる気がしません)ところでサコン先生、あれをもう少し直すとしたら｣
サコン｢はい？｣
ジョシュア｢めろめろモードの時ってあんなふわふわきゅんきゅんした感じでいいんですか｣
サコン｢と言いますと？｣
ジョシュア｢だって恋って｣
サコン｢恋って？｣
ジョシュア｢恋って……｣
サコン｢……｣
ジョシュア｢…………すみません間違えました。恋をしたことない人間が言うことではありませんでした｣
サコン｢そうですか｣
ピュリア｢(ここまできてまだ白を切るか)｣
シズカ｢そうだジョシュア。帰る前にひとつ教えておくれよ｣
ジョシュア｢なんでしょう｣
シズカ｢レイ兄さんの射撃のコツ｣
ジョシュア｢ああそれ。凡人には理解しがたいですよ｣
ピュリア｢ほほう？｣
幼ジョシュア｢どうしたらそんなにたくさんたまがあたるんですか？｣
若レイ兄さん｢簡単だよ。ジョッシュ｣
ジョシュア｢『当たると思うから当たるんだよ』だそうです｣
シズカ｢んん……｣
ピュリア｢分かるような。そうでもないような……｣ 【キラの部屋】
レベッカ｢つ、つまり先ほど私は仮想空間でNPCのジョシュアに抱きつかれたのではなく｣
キラ｢本物のジョシュアと抱き合っていたわけだね。しかもほぼ全裸のジョシュア。それを受けるのはやや半裸のレベッカさん｣
レベッカ｢うがああああああああああ！！！｣
キラ｢どうせ誰も見てないんだから板倫超えちゃえばよかったのに～。仮想空間だから現実的にはノーカンでお得！｣
レベッカ｢出来るわけないでしょう！｣
イスペイル様｢キラお前、レベッカとジョシュアがゲーム内にいたときは不機嫌そうに呻いていたというのに何故今になって輝く｣
キラ｢今は煽ったほうが面白い！｣ﾄﾞﾝｯ!
イスペイル様｢お、おう……｣
レベッカ｢おおおおおおおおおお……。私は、私はどうしたらあああああああああ｣
イスペイル様｢うちくるか？ジョシュアも戻っているだろうが｣
レベッカ｢行けるわけないでしょう！！馬鹿ですか！馬鹿ですね！？どんな顔して会えって言うんですか！｣
イスペイル様｢いや、サコンが言うとは限らんし｣
キラ｢そこは喋っててほしいなあ｣
イスペイル様｢お前は本当に歪んでいるな｣
レベッカ｢とにかく絶対しばらくそちらには行きませんからああああああああ｣
【いんでぃくす☆】
ザイリン｢おお、お疲れジョシュア君。早かったな｣
翔子｢サコン先生何の用だったんですかあ？｣
ジョシュア｢お疲れ様です。いつも通りゲームのテストプレイでしたよ｣
剣司｢いいなー。今度は俺も連れてってくださいよ｣
ジョシュア｢んー、咲良さんがいいって言ったら｣
剣司｢咲良！｣
咲良｢駄目｣
剣司｢ええー！｣
イスペイル様｢(あの様子じゃサコンは何も言っていないな。やれやれ。相変わらずレベッカばかりが難儀だな)｣ 剣司「雪合戦したいっす！」
ザイリン「絶対ごめんだね！！」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
