>>705
数撃ちゃ当たるというか、敵機を撃墜するんじゃなくて追っ払うのが目的なんだよね
空を高速で飛び回る物体にほぼ固定の砲台から当てるなんて基本無理(近年はレーダーの発展で高速で飛ぶミサイルをも自動で撃ち落とせる機関砲が艦船に搭載されているが)

航空機は航空機で落とすのが通常だが、なぜそれができるかというと
敵機とほぼ同じ速度で飛んで相対速度をほぼ0にできるから、もしくは一撃必殺的に敵機に近寄って
すれ違いざま、もしくは追い抜きざまに撃てば近距離なので当たりやすくなる(サッチウィーブという戦法が有名)

つまり本来は機動力がウリの機動兵器が、盾と銃構えて
戦艦と同じように遠くから打ち合いしてたら、機動兵器の意味が無いんだよね。。。なんのアニメとは言わんけど

ああいうアニメは大抵の場合スーパーパイロットが常人にはできないような離れ業で敵機をどんどん撃墜していくことになるわけだけど
その時点でもう間違い

そんな『パイロットの超絶個人技』に頼らないとまともに敵機を撃墜できない兵器を運用する時点でありえない
兵器の理想というのは誰が使っても一定の戦果を出せること、だから
兵器とは基本ハイテク化が進むにつれて、人間の技量が入る余地が無くなってくる

現代の100年以上後の未来を描いた作品で、パイロットの技量依存バリバリの兵器を運用するアニメが
あるらしい