好き好き言われて付き合った。でもその人は発展狂いだった。
満員電車や銭湯で触りあい、出会い系投稿・・・やめる気無いらしい。
・・・それでもやめてほしかった、言った。
その頃から、俺の事はただの「うざい奴」にしか見えていないみたいだった
セックスからも遊びからも、俺は彼の「対象外」に成り果てた。
けれどそれからも1年程、改善されると思って同棲を続けてしまった

相手から見たら、俺は心底どうでもいい人間になったらしい。
一緒に居てもなんとも思わないし、何も望んでこない。空気。

結局ダメだった。
発展狂の人は、もう発展する事がライフワークになってて、
それを邪魔される事が何よりダメなんだなって悟った。
そして一度邪魔だと思った人間には、徹底的に冷たい。もう気持ちのかけらも残されて無い。

それなら、何で好きなんて言ってきたの?一緒に居たの?譲歩する気とかないの?
→分かんない、話すの面倒臭い、忘れた、はいはいごめんなさい、スルー。

何もかも、まともに取り合ってもらえなかった。
そうやって否定される程、どうにかして好きの気持ちを思い出して欲しくて、
必死になっていった。馬鹿だった
一方的に振られ、開放されたあいつは毎日掲示板・銭湯巡りでセックス漬け。

性欲だけの浅ましい人間であると思うし、
反動?あてつけのように毎日出かけていって、馬鹿みたいだとも思った

でも、結局どこかでまた好きになってほしい自分も居て
こんな人間の屑みたいな奴と、そんな関係になれる訳はないのに・・・
手の届く距離に居ると、どうにかしようとしてしまう
だからもう一生会わない、遠いところに引っ越すよ・・・さようなら