0725 朝まで名無しさん 2009/02/19 20:04:20
書を捨てよ、街へ出よう 2009年02月17日22:22

本に書いてあることよりも真実は深いものと思う。
以前、『貧困ビジネス』という本を買ったと書いた。
だけど、最初に書いてある「ゼロゼロ物件」の項目で本を閉じた。
あまりにも、それは真実を経験した者にとっては怒りに震えたからだ。
震えたのはその項目の文末だ。

このように不動産会社や家賃保証会社が入居者を強引に追い出すことは言語道断で許せない行為です。
ただ、家賃を決められた期日にきちんと支払ってさえいれば、そもそも鍵を交換されたり、部屋を追い出されるなどのトラブルに見舞われることはないわけですから
「家賃を滞納した」という事実だけを取り出して、その是非を問えば、どのような事情があるにせよ、借り手の側にも少なからず責任はあるといえます。

この著者は自らの理論ばかりを説いて、被害者を冒涜しているように思うのだが、いかがなものか?
法に無知であるとか、彼らの経済的状況や給与の支給形態などのいかなる理由も、事情を無視したこの一文だけで片付けていいものだろうか?

0726 朝まで名無しさん 2009/02/19 20:05:18
自分もこれまでにいろいろと取材などで話をしてきたけれど、横暴なことがいつまでも許されていいものかを問いたい。
『不動産会社や家賃保証会社が入居者を強引に追い出すことは言語道断で許せない行為』
にそれらを規定・規制するような法というものがなく、犯罪まがいの行為を見過ごしてきた社会に何が言えるというのだろうか。
いつか「甘えるなこのフリーターの店子が」という暴言も聞いた(吐いたのはやくみつるですが)。
だが決して甘えてはいない。
アルバイトでも思うようにいかない人もいれば、もしかしたら正社員であってもあまりに人道に反した規範で無理を虐げられている人もいる。
いつからか潜む悪が正義をも支配してきたという現実さえ無視してきた。
それが『今、生きている現代』なのではないか。
今は雇用情勢も悪化している。
非正規がどんどん切り捨てられている。
企業の下で必ず犠牲になるのは人だ。
人で企業が成り立ってきたのに、切り捨てるときは簡単に切り捨てられるという裏切りにも似た行為を許せるわけがない。

0727 朝まで名無しさん 2009/02/19 20:06:18
悲しいやら恥ずかしいやら、タイトルだけでこの本に食いついた自分が情けなく思うし、もっと現実を見てほしかった。
だから代金を支払ったらこの本は捨てる。
真実は経験さえもしていない著者が書くものではなく、真実を知っている、現実を経験した自分の全身全霊が覚えているものだから。

実は明日の午後から自分が被害に遭ったところの第2回口頭弁論が行われる。
もちろん、第1回を公聴した者としては引き続き聴いておかなければいけないものと思っている。

だから書を捨てて、街へ出る。

それが自分の真実のために大切なことになるからだ。