>>411続き)

やっぱり、たぶん全芸人がグッとなったと思うんですけど、
その藤本さんがもう喋れなくなった時に最後、東野さんにですね、
「東野さん、こんな事にならなきゃいけなかったんですか!」
みたいな感じで、話を振ったんですよ。

したらですね、東野さんが、
「すいません、僕、ケツあるんで……」(*「次の仕事がある」の意味)
って……(笑)。
「ケツあるんで、いい加減にしてもらっていいですか」みたいな事を言われて(笑)。

あのー、分かりますよ。ここで落とすんだっていうその、
芸人としてのプロ根性っていうかプロ意識というか。
この状況でも笑いを取るんだっていう、その……プロ意識みたいな、その凄みはもちろんありますよ。
それはスゴいなって思いましたよ。
それもそうですけど、それより何より、この人もう、血も涙も無いなっていう……(笑)。

いや、引っ張られるじゃないですか! さすがに! さすがに引っ張られるじゃないですか。
もう……よくあんな顔で、あれが言え……ホンットに鬼だな。
鬼の中の鬼なんだなっていう事を、アッハハハハハッ……(笑)。

もう笑っちゃって僕。
なんだこの人!? なんか変な人が……変な生き物が混じってるぞ? と思って。
そのシーンを僕ね、何っ回も見ちゃってこんな時間になりました(笑)。
今日はちょっと、そんな話を、本編の方でお話ししたいと思います。

(終わり)

参考動画:
https://www.youtube.com/watch?v=Wkhq6G3TuWU