>>230続き)
 
今の日本の会社は、生産力が落ちた社員を雇い続けられるほどの体力はないので、
「早期退職」という形をとるわけですが、厄介なのが、
「早期退職しても問題ないっすよ。俺、他でもやれますから」という社員が早期退職を希望して、
「いやいや、今、やめたら食っていけませんから」という社員が会社に残る…ということが、起きている。
 
これ、経営者(会社)の本音は、「早期退職を希望するような社員にこそ会社に残って欲しくて、
早期退職したくない社員に早期退職して欲しい」というところだと思います。
しかし、まぁ、経営者は、そうはいかないことも分かっている。
 
なので、「早期退職」という打ち手は、経営者の第一希望ではないのですが、
それでも、人件費をカットしなきゃ会社がもたないので仕方がない。
今、多くの経営者が「人材が欲しい」という希望と、
「雇ってしまって大丈夫なのか?」という不安のシーソーゲームの中にいます。
 
そんな中、『ココナラ』とか『タイミー』といった「プロジェクトに合わせてお仕事を外注できるサービス」が
ポコポコ立ち上がって、仕事の外注がめちゃくちゃカジュアルになったんですね。
ちなみに、僕のVoicy(音声)も、文字起こしした後に『エニママ』というサービスを利用して、
全国のママさんに記事化していただいています。
 
これは、まぁ、「出産したら職場復帰できない社会」とか本当にウンコだと思って、いろいろ探っていたら、
子育ての合間の時間を使って家でお仕事ができるママさんと繋いでくれるサービスを見つけて、
ママさん支援の1つとして、お願いすることにしました。
お仕事が本当に丁寧でいつも助かっています。

とにかく、まぁ、社員として雇わなくても、仕事をまわせる世界になったんですね。
「早期退職のリスクが下がった」とも言える。