関さんnoteバレエファンにアーカイブ拾われてたから全文貼っく。


プペルバレエが目指す場所 スキ 19

みなさんこんにちは。
バレエ「えんとつ町のプペル」の制作総指揮をしております、関巴瑠花(せき はるか)です。

今回のこの記事では、バレエ「えんとつ町のプペル」(通称:プペルバレエ)が、どこを目指しているのか。について書かせていただきたいと思います!!

プぺルバレエの目指す場所

単刀直入に!!
私たちは、プペルバレエを古典作品にすることを目指しています。

それは、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」、「眠れる森の美女」などと同じ棚に並べるということです。

実際にこのプペルバレエが「古典作品だ!」と言えるのは、早くてもここから100年後、2122年頃のお話になるかと思いますし、最終的には“バレエ”という生命力のある文化に選ばれるかどうかになってくると思いますが、

私たちは今から同じ棚に並ぶための要素をおさえ、戦略的に古典作品にしていこうとしています💡!!

同じ棚に並ばせるには、現在の古典作品と同じ環境を整えるべきと思っています。

つまりどういうことかと申しますと、
①全国のバレエ教室の発表会レパートリーとなる
②世界中のバレエ団のレパートリーとなる

この2つが達成されたとき、初めて古典化が見えてくると思います。

プペルバレエはいろんなバレエ団体で上演してもらって、みんなでプぺルバレエの生存を維持していくのが古典作品にするうえで必要不可欠なことだと思っています💡(どこかの団体が潰れても上演している団体がある状態に)

今バレエ界に、新作をシェアするという考え方はないので、理解されないことの方が多いでしょうし、道のりは険しいと思いますが、〈道のりが険しいからやらない〉という選択肢はもちろんありませんので、一つずつ丁寧に仕組化させ積み上げていく次第です!!