>>457続き

❷子供が踊れる
くるみ割り人形は子供が題材の作品なんです💡

以前の記事にも書きましたが、バレエの作品は、愛とか嫉妬とか恨みとか子供では中々理解できない感情の物語がほとんどです。子供のお話はくるみ割り人形だけと言っても過言ではないです。

子供(特に女の子)の習い事の定番となっていて、バレエを習う子がこんなにも多いのに、子供の心情を描いた作品がないんです。バレエ界では、子供が大人になりきって踊るんです。

教育学では、18世紀にルソーが“子供の発見”をしているのに、(それ以前は、小さな大人として扱われてました)
バレエ界は21世紀の今もまだ子供を発見できていない。
バレエ界は子供をまだ小さな大人として扱っているんです。

バレエ界にも子供が子供として感情移入し、演じることのできる作品があってもいいですよね。それも、今後の人生のお守りになるような作品だったら最高です✨


プぺルバレエは、毎年ハロウィンの時期に上演し、子供たちが年に1度見上げれる世界を作りに行きます!!バレエ界のハロウィンのアイコンを取ると同時に、子供たちの心のお守りになるような作品をバレエ界に残すために。 

今年公演して終わり。ではなく、毎年続けることで、多くの子供たちの背中を押せる作品に成長していくと思いますので、今年の制作元年、初演時から、古典化という目標を掲げ、舞台を創っております!!

古典作品の初演はここから先、一度しかない舞台です。

その昔、くるみ割り人形や白鳥の湖の初演を観れるとなったら、すごく観たいですよね。

数年後、皆さんの中でこのプペルバレエも「初演の時はこうだったよね〜」と語り継いでもらえると嬉しいです。

是非みなさんも古典作品の初演に立ち会ってください♬