>>514続き)

佐久間:いや俺も西野と飲みに行った事ってそんなに無いけど、飲んだ時にこんなに気持ちいい男はいない(笑)。
西野:いやそうなんスよ! ホントに! ホントに僕は、みんなに言われますよ?
佐久間:酔っ払うと、「メッチャクチャあの人面白い」とか、「あの人最高」とかね。ホント……
西野:そうよ?! そうよ?!
佐久間:で、楽しい酒で、酔っ払って、真っ先に寝るっていう(笑)。
西野:そうそうそうそうそうそう!(笑) 寝るのでちょっとご迷惑をお掛けしてますが、悪い部分は全然ないっスよ。
   皆さんが思ってるような。悪い奴っていう事に、なんか仕上げられるんスよ、ほっとくと。
佐久間:あれ何なんだろうね? ……西野とは全然タイプが違うけど、俺たまに言うんだけど、
    秋元康さんと仕事するまで、マジ黒幕のメチャクチャ……その、分かる?
西野:アハハハハ!
佐久間:勝手にそう思ってたの。仕事したことないから。
西野:確かに……。何なんスかね。
佐久間:そしたら全然違ったもんね。
西野:もう仏みたいな人ですよね。
佐久間:仏みたいな人だよあの人。
西野:ハイハイハイハイ。なんか上手い事やってるからっスか? 上手い事やってるように見えるから。
佐久間:いや、これはね、結論は出てて……。難しい言い方するけど、要は、宮崎駿さんにおける、鈴木敏夫。
西野:ハイハイハイハイ。
佐久間:光と影を分けて、その(影の)部分をやれる人がいるか・いないかの差なんだ。
西野:アァーーーーーーーーーー……。なるほど。
佐久間:で、秋元さんも、実業家の部分も持ってるじゃん。西野も、クリエイターと実業家の部分を両方持ってるじゃん。
    そうするとほとんどの人が「うまくやりやがって」って思う。
西野:アァーーーーーーーーーー……(※両頬を覆って体を大きく傾ける)。なるほどね!
佐久間:……だと思う。クリエイターのままで居れる人は、クリエイターじゃないプロデューサー部分をガッツリ握って、
    その人をクリエイターにさしてあげる参謀がいる人は、聖人に見える。
西野:なーるーほーどー……。