>>654続き)

朝起きて、Voicyを録って、サイン本の制作&梱包&配送をして、サロン記事を書いて、
そこから先はアトリエに籠って、ひたすら制作活動。
要領が悪いので、ナンジャカンジャで翌日の3~4時頃までやっています。

実は、最近、その制作活動の合間を縫って、一冊の絵本を作っています。
驚かれるかもしれませんが、その絵本というのは『えんとつ町のプペル』です。

2016年に出した『えんとつ町のプペル』と区分けする為に、別のタイトルになりますが、
描くのは紛れもなく『えんとつ町のプペル』です。

面倒臭くて面倒臭くてたまらないですが、2016年に出した絵本『えんとつ町のプペル』は、
あくまで「映画を観てもらう為(映画に興味を持ってもらう為)」に作った絵本であって、
いろんなものをカットしているんです。
星を追いかけた少年の話はあっても、星を諦めた少年の話は絵本『えんとつ町のプペル』には入っていません。

でも、本当はもういいんです。
70万部売れたし、映画に繋いだし、映画はヒットしたし、海外にも繋がった。
2016年に出した絵本『えんとつ町のプペル』は、もう十分すぎるほど役目を果たしたんです。

だけど、そうじゃない。
やっぱり納得がいきません。

表現活動を続けていく為に、お金の問題も集客の問題も片っ端から潰していきますが、
ですが僕は、ビジネスマンではなく、表現者です。
「売れたから、大成功」で話を終わらせられるほど人間ができていません。
僕は、絶望的に頑固で、ひねくれた生き物です。

自分の中では、まだ絵本『えんとつ町のプペル』が片付いていないんです。