>>750続き)

狙うはエンタメの頂です。
「流行り」なんてどうでもいいので、考えなきゃいけないのは、
「数十年間(数百年間)届け続ける為にはどうすれば?」です。

『映画 えんとつ町のプペル』は最初からそのことを考えています。
「10年後も映画館で観られる映画にする為には、どうすればいいんだろう?」です。

その一つの答えが、「毎年、ハロウィンの時期に上演して、『映画』から『行事イベント』に意味変する」です。
これは、まだ表では言っていないので、内緒にしておいてください。

そして、もう一つ。
最近スタートした『ドライブ・イン・シアター』に、僕は大きな期待を抱いています。

映画館で観る映画と、ドライブ・イン・シアターで観る映画は、それぞれ提供しているものが違います。
純粋に作品を楽しみたいのであれば、映画館に勝る場所はありません。
ドライブ・イン・シアターが提供しているのは、昨日の記事の添付動画にもあったとおり、
「コミュニケーション」です。

変な話ですが、「知っている作品(最後のオチまで分かっている作品)」の方が、車内の会話は増えるので、
理論上、コミュニケーションツールとしてのドライブ・イン・シアターでは、新作よりも、旧作の方が強い。

『映画 えんとつ町のプペル』をテレビで放映したところで、
ドライブ・イン・シアターの『映画 えんとつ町のプペル』の集客が落ちることはないでしょう。
もちろん、テレビ放送されても、毎年ハロウィンの行事イベント化した『映画 えんとつ町のプペル』
(10月末に10日間だけ公開)の集客が落ちることもないでしょう。