0933サロン過去ログ 2021年5月19日(1/3) (ワッチョイ a6e6-yvGd [14.3.74.139])
2022/05/19(木) 01:08:18.01ID:6xoCWh7X0https://salon.jp/articles/nishino/s/iTFEOKr8YFn
共感資本社会の落とし穴
2021.05.19 投稿
■「共感」が資本となる世界に僕らは生きている
ロッテルダム国際映画祭のクロージング作品として正式にご招待いただきました。
さすがに、この類の情報は「まだ内緒ですよ」とサロンメンバーの皆様にコッソリお伝えするわけにはいかず、
イロイロともどかしかったですが、やっとお伝えすることができました。
ところで、「クロージング作品」とは何なのでしょうか?
日本で普通に生活していると、あまり耳にしない言葉です。
さらに言うと、「ロッテルダム国際映画祭」って、どれほどの規模のイベントなの?
これも、日本で普通に生活していると、あまり伝わってきません。
よって、『ロッテルダム国際映画祭のクロージング作品に選ばれる』というニュースを耳にしても、
あまりピンとこない人がほとんどだと思います。
#ちなみにクロージング作品とは映画祭のフィナーレを飾る作品のことです
ロッテルダム国際映画祭という「ヨーロッパ映画の玄関口」で、
アニメーション作品がクロージング作品を飾ったことは大きな大きな一歩なのですが……
これが、「日本人の共感を生むか?」というと、話は別です。
似たようなところでいうと……エッフェル塔で(日本人初の)個展を開催した日に、
日本では、西野がエッフェル塔で個展をやったニュースよりも、
西野が「吉本男前ランキング」にランクインしたニュースの方が大きく取り上げられました
(より多くの共感を生みました)。