>>624続き)

次、聞いてきたら、週刊誌のTwitterのアカウントにボット(自動)で毎日メンションを飛ばして、
御説明文を送ろうかなぁと思います。さすがに毎日聞くと忘れないと思うので。

そんなこんなで、僕らがどの順番で街づくりを進めているかというと、
まず最初に完成したのは、なんと『スナック』です。厳密には、昼間はカフェ、夜はスナックです。
『映画 えんとつ町のプペル』や、絵本『みにくいマルコ』にも出てくるスナック『Candy』ですね。
これが最初に完成しました。

これは、すごく大きな意味を持った一手で、これがあることによって、
街を盛り上げたい人(ここには外の人も含まれます)と、地元の人が、膝を付き合わせて呑んで、
「何が必要で、何が必要じゃないのか?」という地元の本当の声を、
プロジェクトを進める前にヒアリングすることができました。

そして、その次に出来たのがタコ焼き屋さんと居酒屋さんです。
これは、なんと、僕らが仕掛ける街づくりに合わせて、地元の方が立ち上げてくれた店です。
この店に地元の人と、あとは全国からサロンメンバーさんが集まるようになって、
そこで交流が生まれています。

これ、すごく不思議な感じで、「地元の大工さん」って、僕の同級生とか先輩とかなんですけど、
その人達とサロンメンバーさんが呑んで、ついには、仕事の発注なんかもし合うようになっています。
サロンメンバーさんの持ち物である大阪のビルの内装工事とかを、
川西の大工さんが請けてたりするんです。

そういう関係が、スナックや居酒屋から生まれているんですね。
当然、そこで生まれた「お金」の多くは地元(近所の店)に落ちますから、
そうすると徐々に地元が元気になってくるんですね。

街づくりを進める時に優先しなきゃいけないのは、「ハコ」じゃなくて「人」で、
もっというと「コミュニケーション」ですね。
やっぱり、これが大切です。