0240西野ブログ (ワッチョイ 0e4b-KeI6 [183.176.32.173])
2023/05/06(土) 14:09:38.03ID:/j2Uk4sa0●皆が欲しいものがお金になった
さて。
この「石貨」を学べば学ぶほど、お金の起源(お金はどうやって生まれたのか?)の話になるわけですが、ちなみに皆さんは「お金」ってどうやって生まれたと思います?
よく「元々は物々交換で、その交換をスムーズにする(無駄を無くす)為に『お金』が生まれた」みたいに言われていますが、あの説明はおそらく「この感じの説明が、まぁ、いい落としどころじゃないかしら」というものだと思います。
つまり、厳密には説明していない。
厳密に説明すると長くなるからだと思います。
後に「1185年」と分かったけど、「1192(いい国)作ろう鎌倉幕府」で覚えちゃえ!みたいな。
大体理解していたらイイじゃん的な。
「お金はどのように生まれたのか?」という問いに対して、かなり正解に近い答えは「皆が欲しいものがお金になった」です。
皆がお金を欲しがっているんじゃないんです。
皆が欲しいものが「お金」になったんです。
たとえば、物々交換の時代を想像してください。
欲しい物を手に入れようと思ったら、物々交換がルールですから、当然、「相手が欲しい物」を持っておいた方がいいですよね。
「皆が欲しい物」を持っておけば、皆と物々交換できますよね。
その当時の皆が何を欲しがったかというと、「石貨」とか「貝貨」とか「木の実」とか「手斧」だったんです。