>>240続き

「斧」とかあったら便利じゃないですか。
 
というわけで、「斧」を蓄えておいて、しかるべきタイミングで「斧」を渡して、「肉」をもらったりしていたんです。
 
この時の「斧」が、お金です。
 
お金って、お金を作ろうとしてお金を作ったわけじゃなくて、皆が便利だと思ったものがお金になったんです。
 
昨日までは「お金の使い方」とか「お金の守り方」みたいな話でしたけど、「お金の歴史」も勉強してみると、行き着く先は「人は何に価値を覚えるか?」「どの条件が揃った時に価値が生まれるのか?」というところだったりして、人間の性格がよく分かってメチャクチャ面白いのでオススメです。
 
人類史を見ていくと、そもそも「皆が欲しいもの」がお金になっているので、「お金が欲しい」というのは人間の感情としては正常なんです。
 
間違っているのは「お金は汚い」という考え方です。
 
ここには「お金は汚い」と洗脳した方が都合が良かった人間の意図を感じます。
 
面白いので色々勉強してみてください。
 
今日は「お金はどこから生まれたのか?」というお話でございました。最新刊『夢と金』は、大人も子供も、全ての人が避けては通れない「大切なお金の話」について真面目に書いています。
どうか、大切な人、守りたい人、そして子供達に贈ってあげてください。

終わり