>>366続き)
 
そこで、かなりオイシイ思いをさせていただいたのですが、バッシングが続くもんだから、
いつまでたっても競合が増えなくて、ずっと独占企業みたいな感じでした。
 
┃なので、「あ、これオイシイな」と思って、
┃もう僕途中から、「ひな壇に出ろや」っていう
┃バッシング、リツイートしてたもん(笑)。
┃これが続けば続くほど、
┃「ここ僕1人じゃん」ってなったんで、
┃リツイート、シェアしまくってたんで。
┃「そうそうこれ続けてくれ」って思ったもん。

おそらくカジサックも同じ感じだと思います。
当時は、本腰入れて(進退をかけて)YouTubeをやる芸人がいなくて、
カジサックが「YouTubeをやります!」と宣言した時に、そこそこバッシングがあったんです。

芸人は皆、YouTubeのことを下に見ていたし、視聴者もそれにつられて下に見ていた。
YouTubeを始めることを「都落ち」のように捉えていた。
なので、目立った芸人YouTuberはしばらくの間、カジサックしかいなかったんですね。
 
お客さんがテレビやライブの中から芸人を選ぼうと思ったら、たくさんの選択肢があったわけですが、
YouTubeの中から芸人を選ぼうと思った時に、自動的にカジサックになっていた。
これはやっぱり大きかった。
 
逆に今の方がYouTubeは難しい。
「誰でもやっていいよ~」となってしまったので、始めやすい分、レッドオーシャンになってしまっている。