>>447続き)

皆さんも薄々お気づきかもしれませんが、『CHIMNEYTOWN』は介護施設ではないので、
自分の足で歩こうとしないスタッフ(※言われたことしかやらないスタッフ)は、
少なくとも西野からは1ミリも相手にされません。

そして、『CHIMNEYTOWN』は学校でもないので「頑張ったか、否か」は評価の対象にはならず、
「結果を出したか、否か」のみが評価の対象です。

…とはいうものの、“『CHIMNEYTOWN』の社内”で働いていると、
まだその辺りは大目に見てもらえたりするのかもしれません。

しかし…これが「西野の現場に付く」となると、そうはいきません。
西野の現場に行ったが最後、周りはトップクリエイターだらけなので、
「頭を使っていない」「動きが遅い」は一発アウトです。 

「いやいや、この時代に『クビ』とか無いでしょ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
エンタメ業界は“プロジェクトごとに集合&解散”を繰り返しているので、
今回のプロジェクトで結果を出さなければ、次回以降は声がかかりません。
#実質クビです

当然「もっとやる気を出せよ!」と怒鳴ってもらえるような甘い環境ではなく、
「あなたの代わりならいくらでもいるので、やる気がないのなら、どうぞご自由に消えてください」の世界です。
どこまでいっても「オーディション」があって、過去にどれだけ実績をあげた者であろうと、
いとも簡単に落とされます。
「叱られたらヘソを曲げる現代の若者」など、1秒で蒸発します。

現場では鬼どもの覇気のようなものが渦巻いているので、結果を出していない人間は、
まともに声を出せません。皆からの値踏みをするような視線に、喉が殺されます。
#大袈裟に言っているわけではありません