>>448続き)

去年、CHIMNEYTOWNのスタッフ(※今はCHIMNEYTOWN USA代表)の瀬戸口(24)が飛び込んだのは、
そんな世界でした。

当然、その世界には「年齢」などという甘ったるい概念は存在せず、たとえ24歳であろうと、
「プロデューサー」として立つのであれば、ミュージカル界のトップスターの吉原光夫や岡幸二郎と
(ビジネスパートナーとして)対等にやり合わねばなりません。

皆、生死をかけてやっているので、知識が無ければタコ殴りにされますし、
動きが鈍ければ業界内ですぐに噂がまわり、二度と現場復帰できません。
#僕もそんな世界で育ちました
#毎日しごかれました

ミュージカル『えんとつ町のプペル』の稽古場では、キャストやスタッフから、
タコ殴りにされている瀬戸口の姿をよく見かけました。
#暴力じゃないよ

ただでさえ未熟なのに、(まだミュージカル業界では常識になっていない)『プロセスエコノミー』や
『オンライン販売』を持ち込むものですから、風当たりは相当キツかったと思います。

ただ、(衝突を繰り返しながらも)少しずつ少しずつ信頼を獲得していき、
ついに『無料公開』まで漕ぎ着けました。
僕はよく知りませんが、きっと各事務所さんとの交渉も頑張ったのでしょう。

瀬戸口が「西野亮廣」にあやかったのは事実ですが(※すごく良いことだと思う!)、
同じ条件を渡したとして、日本人の24歳でこの結果を出せるのは、僕の知るかぎり瀬戸口以外知りません。
たいしたもんだと思います。