>>882続き)
 
■日本人は「清貧教による洗脳」で「自分が正しい」と信じて疑っていないから…
 
今回はそこで終わりではありません。 
次は、完成した本を届ける時にも、それなりの違和感を覚えます。
 
本の告知として、本の内容に触れるわけですが、その時、
「ちゃんとお金の勉強をしようね」と発信すると
「そんなにお金が好きなんですか?」という声が返ってきたりする。
 
「『貧すれば鈍する』という言葉があったりしますが、貧しくなったら物事の判断が鈍ったり、
卑しい考えを持ったり、自尊心が傷ついて攻撃的になったりすることがあるよ」と発信したら、
「金持ちがそんなに偉いのかー!」という声が返ってきたりする。 

「高価格帯の商品を作らないと、手詰まりになるよ」と発信したら、
「高価格帯の商品に手が届かない私達の気持ちは無視ですかー?」という声が返ってきたりする。
 
これによって、僕がどんな気持ちになったかというと「面倒くさっ」です。 
こういった声で今さら傷つくことはありませんが、シンプルに面倒くさい。
 
北の達人コーポレーションの木下さんが、『夢と金』の書評で
「『夢と金』に書かれている内容は、お金持ちの人はみんな知ってるけど言わない。
理由は、この内容を言ってしまうと世間からバッシングに遭うから」
とお話しされていて、本当におっしゃるとおりで。