>>936続き)

彼らが投資するのは、「お金」は勿論のこと、「自分の時間」や「自分の信用」などです。

「キミの才能は本当に素晴らしい。明日、時間を作れるか? キミと会わせたい人間がいる!」
といった感じです。可能性や才能を見せることができれば、彼らは惜しみなく時間を投資してくれます。

ミュージカル『えんとつ町のプペル』のリーディング公演(@NY)の演出を務めるウィルとも、
そんな感じで出会いました。

逆に言うと、「可能性(才能)を見せることができないレセプションパーティー」には何の意味もありません。
クソ高い会場費を支払って、少しだけチヤホヤされて終わりです。

華やかに見えるレセプションパーティーですが、実際のところは、ゴリゴリのプレゼンの場で、
いかにスマートにプレゼンできるか?が勝負の決め手。
そこで、ウン億円、ウン十億円というお金が動き、そこで、人が動きます。

繰り返しになりますが、
「可能性(才能)を見せることができないレセプションパーティー」には何の意味もありません。

去年12月のアメリカでは、映画『えんとつ町のプペル』の試写会で『映画』を売り、
上映後のレセプションパーティーでは『西野亮廣』を売ることを決めたわけですが……
さて、どうやって西野亮廣(チーム)の才能を売り込みましょう?

僕は、映画の上映後のレセプション会場で、
ミュージカル『えんとつ町のプペル』の日本公演の映像をBGMのように延々と流すことにしました。

そうすると、やっぱり食い付きがハンパないんです。
「キミは舞台作品も作っているのか!?」「キミの話をもっと聞かせてくれ!!」といった感じで。
#この時にミュージカルの勝ちを確信しました