>>978続き)
 
アフリカかどこかの諺で、
 
「3人の人と付き合うな。貪欲なしみったれ、喧嘩っぱやい臆病者、自省(じせい)好きの痴者」
 
ケチ臭いやつ。 
すぐに吠えるやつ。 
そして3つ目の「自省(じせい)好きの痴者」というのは、「反省することが好きなバカ」のことです。
 
反省することは悪くないのですが、「反省することが趣味(クセ)みたいになってる奴はバカ」で、
「貪欲なしみったれ、喧嘩っぱやい臆病者、自省(じせい)好きの痴者」も、
まわりのエネルギーを吸いとっちゃうんですね。
 
だから、そういうヤツとは付き合うな、という話で、山邊はまさに「自省(じせい)好きの痴者」なので、
「それは、やめとけ。反省なんて、誰よりも行動してからにしろよ」と注意しました。
 
これは、でも、山邊に限った話じゃなくて、「自省(じせい)好きの痴者」は世の中にたくさんいて、
タチが悪いことに、本人は「反省している時間」は「身体を前に向けている」「半歩進んでいる」と勘違いしていて、
つまり、「反省=良いこと」と勘違いしている。
 
だけど、コートでは、今まさに、身体を削りながらボールを奪いあっている人がいて、
その人達からすると、「そんなの後にしろよ!今、試合中だぞ!」という話で、
これぐらいは学校で教えてあげて欲しいですね。

(*終わり)