女は、歳を増すごとに図々しくなって、男を舐め腐る傾向にあるのはどういうわけだ。オバサンの男を舐め腐る図々しさには、まったく怒髪天を突く思いだ。
 それでオバサンを痛めつけてやろうと、いろいろ言ってみたりするが、ちょっと黙るのは言われたときだけで、まったく意に介さず陰で莫迦にし捲り、明日になれば既に忘れてしまっていて、また元通りの舐め腐りようである。
 どうしたら、あんなに醜い姿になれるのだろうと感心しながら軽蔑しても、ほとんどそんなことは構わずに、自分を醜いだとは思ってもいないようなそぶりである。
 無神経で人を莫迦にしていて、グルメと旅行だけが関心の的で、何を注意しても凹まず傷もつかない、あの図々しい妖怪どもをどうにかしてくれ。