ファーザー・アンド・チャイルド・リユニオン  共同親権と司法の男性差別
(ワレン・ファレル著、久米泰介訳、社会評論社、2017/09/29)
Amazon: http://www.amazon.co.jp/dp/4784524053/
出版社: http://www.shahyo.com/mokuroku/gendai_shahyo/politics/ISBN978-4-7845-2405-1.php

<内容紹介>

離婚後の「親権」をめぐって、多くの父親が子どもの養育から引き離されている。
社会的条件は整っているのに、男性が養育者となるには不利な制度が厳然として
残っている。父親が養育費の稼ぎ手としてだけでなく実際に子育てをする人として、
また母親(元妻)の敵対者ではなく協力者として、離婚後の子どもを養育する
「共同親権」は、男性を解放する家族の静かな革命だ。アメリカにおいて三〇万部
のベストセラーとなった、運動の第一人者による問題提起の書。

<著者について>

ワレン・ファレル(Warren Farrell)
1942年ニューヨーク生まれ。各地の大学で、心理学・社会学・ジェンダー論を教える。
フェミニズム運動との関わりを経て、70年代以降、「メンズリブ」運動のリーダー的存在となる。
邦訳書として『男の不可解女の不機嫌』(主婦の友社)、『男性権力の神話』(作品社)ほか。

久米泰介(くめ・たいすけ)
1986年愛知県生まれ。関西大学社会学部卒。米ウィスコンシン大学スタウト校で
人間発達家族学MS(修士)取得。専門は社会心理学、男性のジェンダー、父親の育児。