>>351
>社会進出とは政治に関わる事。政治家に立候補できる事や選挙権を持つ事。

ちょっと定義を狭めすぎてる感があるね。
初期のフェミニズムの事を言うのであれば何も「政治に関わる事」に限定されず、
教会での女性の立場等の宗教的な権利、不動産の所有権等の経済的な権利、
結婚や離婚に関する権利や教育やモラルなどの社会的権利など"社会"活動全般に渡る。
そう言った意味では確かに「社会進出」であり、これを「女性の社会進出」と定義するなら
それは正しいと思う。ただ、君のように政治に関わる事だけに意味を縮めるのはちょっと違うだろう。

さらに言えば、誤解があるかもしれないが、政治に関わる事については、
圧倒的大多数の男性も禁止にされてきた歴史の方が長い。選挙権は極一部の富裕層だけの特権だった。
日本もそうで、だから普通選挙運動が起きた訳だ。しかしこれを「男性の社会進出」というだろうか?

>外に出て働く事を社会進出と言うのは、労働人口が必要だった頃にそう言う表現にした方が聞こえが良いから。

上の「女性の社会進出」の定義であれば、外に出て働く事"も"「社会進出」である。

ちなみに私が書いた「そこから女性の社会進出運動が始まった」と言うのは第二次フェミニズムの事だ。
そこから女性運動というのが一般層にも浸透していったのでそこを起点にした意味で書いたが、
まあ、確かに"本来"という事を考えるのであれば社会全般というのが正しい(政治活動に限らない)だろう。
でも、もっと的確に言えば「女性の男性社会進出」という風に言った方がもっと良いだろうな。