日本における男性差別の根源
日本の男性は、女性によって女性的な生き方、考え方を取ることを強制されており、そのことが日本社会における男性差別の根源となっている。

すなわち、伝統的な日本のムラ社会では、男性は、以下のような女性中心の生き方を強制されるのである。

・和合、調和の偏重(男性的な、集団の和を乱す強い自己主張は受け入れられない)、
・護送船団のように集団で固まって安全、保身第一で行動する生き方の偏重(男性が本来好む、チャレンジ、冒険は、危険とみなされ、受け入れられない)
・閉鎖的な仲良し集団を形成し、よそ者を排除する生き方の偏重(集団内部の人間にコネが無いと、外部からの直接談判が叶わない)
・どこかの集団に正規に所属していないと、人間扱いされない生き方の偏重(フリーを嫌う)
・親密で、プライバシーをさらけ出す人間関係の偏重(そのままでは他人のプライバシーを覗き放題で、自他をきちんと隔てるプライバシーが存在しない)
・相互の一体化、情緒的、感情的結合の偏重(男性のように、相互に距離を取って、冷静、客観的、科学的に物を考えるのを本質的に嫌う)