>>715
ならなおさら話が早いが、
日本社会における婚姻は明治時代に国家が定めた制度
がベースであって、そもそも論で恋愛を具現化したもの
ではなく、社会秩序や規範や基盤を整備されたもの。

元から愛だの恋だのでやる方が逆に不自然。(仏教圏では特に)

社会秩序や規範や基盤と言った意味では、
まさに20年前くらいが分水嶺じゃないかな。
社会の変化や発展に法が対応できなくなったのが現状。

時代で何が変化したかと言うと、
150年〜120年前に、「ムラ社会」が崩壊を始めて、
40〜50年前に「家長を中心とした家」が崩壊し始めて、
20年くらい前に「夫婦」が共同体という前提が壊れてきて、
結婚しても「個」と「個」という意識ができてきている。

猿のように群で行動する動物のルールと、
つがいで行動する動物のルールと、
クマとかの個体で動くように動物のルールとは違うわけだが、
人間社会は明治時代から平成末までに掛けて、
群れで生存を図る「ムラ社会」から個体で自立する
「個人社会」に社会基盤が変化していると思うよ。

結婚しなくなるのはこうした明白な背景の変化があるので、
例えば海外の結婚よりも婚外子を認めるような方向性とかは、
ある意味理に適ってる。

んで、保守とか個人主義とかそっちの政治イデオロギー論
っぽい話ならまだしも、この環境下でスレの中心で愛を叫ぶのは、
まあ、俺の感覚とは相容れないかな。