今朝、変な夢を見た。
俺は好きでもないのに何故かAKB48の峯岸みなみと付き合うことになって(峯岸は俺を好きみたいだ)、どこかの駅の改札口の外で待ち合わせることになった。
俺が改札口を出ると見覚えのあるネットアイドルが大きな柱の前に1人で立っていた。光が遮られて薄暗い場所だった。
そのネットアイドルは愛川こずえ。
俺は言った。「愛川こずえさんですよね?」
すると、「はい、そうです。」と愛川こずえは答えた。
俺は言った。「この街に住んでるの?」
愛川こずえは答えた。「はい、そうです。」
「握手してくれ。」と俺は言った。
愛川こずえは両手で握手をしてくれた。
柔らかい手だった。
愛川こずえに俺は、
「いつもネットで見ているから初めて会った気がしないけど、君は俺を知らないから初めて会った感じだよね?」
と訳のわからないことを言っている。
そうこうしているうちに人がたくさん集まってきて俺と愛川こずえを囲み始めた。
群衆で大騒ぎになり始めた頃、峯岸みなみがやってきた。
峯岸みなみは俺が愛川こずえと親しそうにしているのを見て機嫌を悪くしたようだ。
俺は峯岸みなみに「いやいや、関係のないコだから・・・!」と言い訳をし、
機嫌を直してもらおうとして「焼き肉を食べに行こう!いい?焼き肉で。」と言うと
峯岸みなみは「いいけど焼肉屋なんて駅の中にあったっけ?」と言った。
俺は「ああ、あるよ。たぶんあるよ。前に行った気がするから。」と言い、焼肉屋を探し始めた。
(改札の外にいたはずなのにいつの間にか改札の内側にいる。この駅の駅ビルは改札の内側に様々な店がある造りだ。)
俺は怒っている峯岸みなみに気を使い、「寿司でもいいよ。」と言うと峯岸みなみは「焼き肉でいいよ。」と言いながら、
目の前に突然出現した鮨屋に入って行った。
俺も入ると、駅ビルの中にある寿司屋だというのにカウンターに鮨種を入れるガラスケースの無い高級店だ。
つけ場には職人さんが3〜4人いる。
俺と峯岸みなみはカウンター席に座った。【つづく】