■西川善司の大画面マニア
ラグテスター(top)で測定

LG G1PJA
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/1340952.html
4K60Hz:5.2ms(ブーストモードON)
4K60Hz:8.8ms(ブーストモードOFF)
テレビで、まるでゲーミングモニターのようにリフレッシュレートの等倍速駆動と倍速駆動のモードチェンジに対応し、遅延を限界まで低減させてきたことには驚かされたし、eARC/ALLM/VRR/4K120p入力などのHDMI2.1フィーチャー全対応に留まらず、FreeSync/G-Syncにも対応。さながら「ゲームするならLG」と、言わんばかりのゲームファン向けの戦略をとってきたことに、LGの「ゲーム対応へのやる気」を感じさせられた。

LG CXPJA
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/1298133.html
4K60Hz:9.4ms
「HDMI2.1対応の接続性」と「ゲーミングモニター顔負けのゲーム機との親和性」については、前評判通り素晴らしかった。FreeSync(VRR)対応だけでなく、G-Sync Compatibleにも対応しているところなどは、ほとんどゲーミングモニター並みの対応力といえる。

SONY X90J
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/1342629.html
4K60Hz:12.4ms(さらに音声が83ms遅延)
大手メーカーのテレビ製品のゲームモードは近年、“一桁台ms”であることを踏まえると13.0msはやや見劣りする値である。実際、「ストリートファイターV」などをプレイすると遅延が気になる。
「ストリートファイターV」をプレイしていて効果音の遅れが気になり、音の遅延についても検証した。
XRJ-50X90Jでは+83.4msあたりで発音しているのが分かる。83.4msの遅延は、60fpsのゲームで言うところの約5フレームの遅延に相当する。
リアルタイム性の高いゲームプレイとは、相性がそれほどよくはないということが判明してしまったのは少々残念だった。