世界を代表するロック・ギタリストの1人で英国出身のジェフ・ベックさんが10日に78歳で死去。AP通信が報じているもので、関係者が11日に公表し「突然、細菌性髄膜炎に感染した」と死因についても言及している。

 ベックさんは1965年に、エリック・クラプトン(77)に代わってヤードバーズに加わり、自身のバンド(ジェフ・ベック・グループ)ではボーカルのロッド・スチュワート(78)、ベースのロン・ウッド(75=その後ローリング・ストーンズ)らと音楽活動を行った。

 その後はインストゥルメンタル系のギタリストとしての地位を確立。日本ではクラプトン、ジミー・ペイジ(79=レッド・ツェッペリン)と並ぶロックの三大ギタリストとしても紹介され、1989年のアルバム「ギター・ショップ」はグラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞していた。