アトリ
「…そう。
クーガが…」

主人公
「…あれからどうしても
考えちまうんだ…
オレがあいつを帰らせなかったら
あいつは死なずにすんだかも
しれねえって…」

リウ
「主人公…」

アトリ
「そうかもしれないね。
でもダメだよ、
主人公。
それじゃ、ひとつの道の協会や
ぼくの世界の敵と同じだ。」

主人公
「え…?」

アトリ
「未来がわかっていれば間違わないのに。
大事な人を失ったり
しないですむのに…
そんな風に考える弱くて優しい人が
ぼくたちの敵に
取り込まれてしまうんだ。」

主人公
「っ!!」

アトリ
「そして、いつしか
決まっている未来を受け入れるだけで
救われると思い込まされる。」

リウ
「クロデキルドさんの
妹さんみたいに、か…」