“多くの前作ファンの期待を裏切ったことは明白なので、
不満の内容を分類し個々の原因を特定し、今から何ができるかを考えることが僕の仕事だと思います。”

“シナリオに関する不満は、前作ファンのニーズを捉えそこねて、
アプローチの仕方を間違えたことが主たる原因だと思います。
またPT強制加入も同じです。ただこれらの変更はほぼゲームを最初から作るようなものなので、
コスト面で現実的ではありません。期待に添えなくて申し訳ないと言うしかできません”

“前作ファンから、現行の一族育成システムと強制イベントの制限のかけ方の相性がよくないという指摘。
たとえば、夜鳥子は一族に原則常駐し、反魂の儀以外では死なない、特定イベント専用のカギとして扱う・・・とか、
強制イベントの制限をもっとゆるく分けたほうが上手く機能したかもしれない。”

“小説の鬼切り夜鳥子は、僕が俺屍2の制作をあきらめる区切りとして書いた側面があるので、
続編のために用意した設定をどんどんいれた。とくに3巻はそのまんま1の一族の後日譚として読める。
元が続編用の設定なので、制作が決まりそれらが日の目を見ると喜んだのは確かだ。だが、やりすぎたのだろう”

“地上に降りる神さまが多すぎて交神リストがスカスカになる件は、降りる確率や期間を調整するより、
そもそも初期配置の鬼神以外は、鬼神の祠に触れて決戦を選択した段階で天界から降りる管理にしておけばよかった。
形にしてみないとわからないぶぶんはあるが、どうして思いつかなかったんだろ”