ええ,ネガティブなフィードバックもいっぱい来ました。
ああ,これがMMっていうIPの歴史なんだって,そのとき改めて思いましたね。
ただそれと同時に,「MM病」にかかったままの人が,ファンの中にもいっぱいいるんだってことに気が付いた。

社内にいる,自分のMM観でしか物事を考えられなくなってしまった人達のことです。
その根っこにあるのは強烈な自己肯定で,チームの勝利条件よりも,自分のMM観を優先してしまう。
そのMM観を満たせてないと,MMとしてダメだと思い込んでいる。
「MMは特別なゲームで,それを作っている自分達も特別なんだ。MMの新作が出たら皆が食い付くはずだ」って,どこかで思っている。
でもそんな現実,あるわけないじゃないですか。

それで,「俺たちは特別な存在じゃない。早く目を覚ませ」って,チーム内で諭していた時期があったんですけど。
でも,MMXの情報を世に出し始めたことで,それが社内だけじゃなかったことに気が付きました。
みんながMM病だったんですよ。