(>>227 の続き)
*硫化皮膜の抵抗はあまり大きくない
 腐食センターニュースvol.017

*銀・銅合金の腐食生成物は電池とダイオードの特性をもつことがある
 表面技術vol.55(2004)no.12 p.852

*図の右半分 - RFI整流誤差の効果
 スイッチ直近にある無線アンテナから通信波が混入してマイコン内の
 保護用ダイオードで整流されてニセ信号になる
 スイッチの接触抵抗が大きい状態ではスイッチon/offと誤認される
 イベントパケットが数十msの時間幅なのでデバウンス処理をすり抜ける

*図の左半分 - 接点の充電効果
 スイッチonにすると状態を読むための電流が流れる
 電流の向きに応じて接点の片側に不純物が集まり電池の効果が顕著になる
 長押しすると充電されてスイッチoffと誤認されやすくなる
 低電圧駆動では電池もダイオードも壊れずに成長を続ける

(1)-2「ドラッグ切れまくる」は接点の充電効果+RFI整流誤差の効果
(1)-3「長押しでチャタりまくる」は接点の充電効果

M905ではスイッチが1.7V動作なのでこれらの効果が特に起こりやすい