昨日、>>223-232のテスト被検体だったZippyスイッチを交換したんで一応ご報告
右クリック長押し(右ドラッグ)の誤爆が突然的に頻発し(ChatteringCanceler2なしでは100pxのドラッグすらできない状態)
ChatteringCancelerでもおさえきれない状態になってきたので交換にふみきった次第
ChatteringCanceler設定の閾値を変えれば対応はできたはずだが、えぃやとおもいきってみた
はずしたZippyをバラして観察、以下の仮説をあげてみる

可動接点側は大きな損耗と周辺に軽度の摩耗と腐食が確認できた
全体的に変色しつつ頂点の周辺は磨耗により地肌をあらわし、頂点には重度の変色をともなう深い孔がある
損耗箇所の状態は、固定接点の形状や状態に比して著しく深くて小さな点形状をしている
固定接点側の状態も可動接点の観察結果に準ずる
>>227氏の付図・説明にある「ワイピング」による摩耗は軽度ながら、「着陸地点」(初期接触点)のみ深い損耗が見られる
この個体の使用期間が10ヶ月と短かいことによりワイピングの摩耗がまだ少ない状態にあると考えられる
にもかかわらず両接点の初期接触点=導電開始箇所にのみそれぞれ深い損傷があることから、この窪みを生じさせたのは、物理的要因(圧力)よりも電気的要因、つまりは電極同士の接触・導通時に発生する微小なスパークによるものとおもわれる
…と想像してみたけど、どう?

写真を撮ってみた。照明は砲弾型白色LED1発
ちゃんとした撮影基材はないのでコンデジのマクロで撮ってトリミング(切抜き)だけした
古いデジカメなので色再現性とかはあてにならないとおもう
https://i.imgur.com/8mZlh9F.jpg
可動バネ接点
https://i.imgur.com/Cs4CPQM.jpg
固定側接点
https://i.imgur.com/CIHDWOv.jpg