◎版画が高額な理由についてアールジュネス側の主張
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まず伺ったのが価格に関して。
確かに版画って物だけを見ると高いけど、実際にはそれ以外に掛かってる経費が膨大で、
それ故に経費分の値段を乗せないと会社が回らないと。

アールジュネスは、1つのお店で細々と売ってる訳じゃ無く、秋葉原・名古屋・日本橋と直営のギャラリーがあり、
それ以外にも全国各地でイベントを展開している。そして沢山の人に見て頂く為に入場料は取らない。

しかし、このスタイル故に経費も膨大になってる。
全国展開してるので社員もかなりの数がいて、人件費だけでも相当掛かっているし、
ギャラリーもいつも同じ絵だと飽きられてしまうので、月1回秋葉原・名古屋・日本橋を総交換するらしい。
その作業だけでもトラックを数台借りて、かなりの大掛かりなもので費用も50万は軽くいくとか。
当然、作家さんにギャラも払う必要もある。
あとギャラリーの家賃もかなり掛かるみたい。他にも来場者に無料配布を行ったりもしてる。
コレも何気なく貰ってるけど、結構な費用が掛かってる。

仮に入場料を取ったとしたら商品の値段は変わるだろうが、そうすると来る人も少なくなるし、
「沢山の人に自分の作品を見て頂ける」って作家さんの利点も無くなる。

あと実際に売り上げと損失を比べるとギリギリなんだとか。

あと20万とか30万って価格設定も意外と絶妙なんだとか^^;
過去に2,3万円の低価格な複製原画を販売して、かなり売り上げに期待してたみたいだけど、
実際にはさっぱり売れなかったらしい。
2,3万円の物を買うくらいなら普通のポスターで良いや。って感じで考える人が多いみたい。

逆に20万、30万って頑張れば買えるって価格帯の方が、自分のご褒美としてなどで買う人も多いみたいー
と言っても昔は、かなり売れていたみたいだけど、やっぱり不況でこの業界も厳しいらしい。