【青い鳥・つばさ文庫】ラノベ風児童書総合スレ2 [無断転載禁止]©2ch.net
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青い鳥文庫やつばさ文庫・みらい文庫などのラノベ風児童書全体を語るスレです
作品や作者についての事はもちろん、レーベル全体の話や業界の話もOKです
【関連スレ】
【ナビ・ルナ】池田美代子3【ネコ・ムスビ】
http://itest.2ch.net/mevius/test/read.cgi/juvenile/1494244520 >>678
そう考えると、2巻だけで54万の新訳アリスって化け物やな
ドリトルシリーズはどれほど積んだのかしら? けど累計でもそれくらいなんだな
やっぱ漫画と比較して市場狭いわ
名作もの以外で初版10万部クラスとかもう不可能なのか? >>682
ドリトル先生は30万部(17年9月時点)みたいだね
ソースは http://shoten.kadokawa.co.jp/company/release/detail.html?id=2017203696
>>683
初版10万部って青い鳥全盛期でもそんなにいっていただろうか
どっちかというと初版ではなく重版で積んでいったイメージだったんだけど
せいぜい5万ぐらいじゃないか
今の最大値はおそらくKZだけど、3万数千ぐらいだと思う
漫画ですら発行部数は厳しいといわれる昨今だし、元々厳しいといわれてる児童書の景気が良くなるとは思えない 黒魔女さんはタイムスリップ探偵団みたいに今風の絵柄に一新させたほうがいいと思う
藤田さんも元々子供受けしそうな今風の絵柄だったし
あさみさんは悪くはないけど正直大人から見ても古臭い
みらい、3月ぐらいに出たマンガ部が面白かったけど
続きをほのめかすラストだった割に全然音沙汰がない
これは打ち切り確定?
みらいはそういうところシビアだな、売れ線の発行ペースは早いが マンガ部は確か微妙なラインな売れ行きだったような
基本、2巻以降で盛り返すということが少ないので、あれぐらいの売れ行きだと打ち切ってもおかしくはないかな
続きを書くのに手間取ってる可能性もあるけど
最近思うけど、レーベル側は今までと目先を変えた作品をちょくちょく出してるけど、ことごとく売れ行き不振で打ち切りなのはレーベルのせいだけともいえないような
宣伝さぼってるわけでもなさそうだし、読者から支持されなきゃ打ち切るしかないしなぁ >>686
恋愛ものではない(ヒロインに執着してる男子はいるけど)、ハーレム要素ゼロの、どちらかと言えば友情を押し出した部活ものだと
イマイチみらい読者層と言うか子供(女子)受け悪いのかな
シリーズものの項目にもなかったし、一月から半年以上音沙汰がないからもう打ち切り確定かもしれないね
わたしたちのカノンも文化系部活ものだったけど2巻打ち切りだしな
部活ものでもこの声とどけはハーレム要素あるから続きが期待できそう
つい最近発売されたサッカー部の話はどうなんだろう?男子受けしそうだけど >>686
ニーズはあってもそれが採算取れるラインまで行くかは別問題だからなあ
例えば子供が百人いたとして、その子達が面白いと思うものが百個バラバラだったら全員どころか半分も楽しませることは難しいし けどここまで恋愛ありきの内容ばっかりだと、今の子供はフィクションに友情は求めてないのかって不安になる
小学生の内は異性間の友情は成立すると思うし、自分が子供の頃は子供向け作品でもがっつり恋愛が絡んでなくても楽しめたんだけどなぁ
勿論淡い恋愛描写があった方が嬉しかったけど
特に女の子向けは同性の友情が軽く見られてる傾向にないか?
そもそも児童文庫で「恋愛には発展しないけど、親友としての絆はしっかりと感じられる」作品ってなんかあったっけ? 後思ったのは女の子向けの萌え作品である逆ハーレム物があるなら
女の子が沢山出てくる男の子向けのラブコメが存在してもおかしくないと思うんだけど全くないのは何故だろう?
今のラブコメはエロに結び付いてるから抵抗があるのか?
ラノベなら沢山あるけどあれは高校生〜成人男性向けだから小学生が読むには楽しくないと思うし >>689
デスゲーム系とかバトルものが友情ものの需要を満たしてる気がする
絶望鬼ごっこ、絶対絶命ゲーム、世界一クラブとか
需要がないわけじゃなくて需要がわかれてるってことだと思う ところで児童書のデスゲーム物やバトル物で人死にってあるの?
絶体絶命ゲームとか人死にそうなタイトルしてるけど 絶望鬼ごっこは1巻で担任が食われたけど
人格がやや変化して復活したな
それぐらいかな デスゲームとはいっても、死んでしまうかもという話で死人が出る話にはなってないね
オンラインとか元は死人が出まくる話だけど、つばさ版は完全オリジナルで死人出てなかったはず
デスゲームとはいってるけど、物語構造的には仲間と困難に立ち向かって解決しようとする冒険譚といったほうが近い気がするんだよな
スリル重視の部分は当然あるけれど さすがに児童文庫で死人が出るのはハードル高いよね、ホラーものならわりと死んだり呪われたりするけど
双葉社ジュニア文庫とかあそこらへんはともかくとして
つばさやみらいは踏みとどまってる感じ
小学館ジュニア文庫のギルティゲームは描写は控えめだけど死んでるっぽい 子供向け作品で極力死人は出したくないっていう作者編集の意向は分かるんだけど、バトル・ロ物やデスゲーム物とかでも避けてると作品の緊張感が無くなるよ
そういう面白さって子供は敏感だと思う
特撮も最近の作品は作中で死人が出ないから悪の怪人の恐ろしさが半減してるし そういえば子供らしき死体が出てきたり大人が死んだりはあっても子供自体は死なないな
ギルティゲームが微妙なところで死んだ子供を助け出すのが一つのテーマか
思い返すと子供可死ぬのはホラー除けば天使のはしごとナビルナぐらいしか思い出せない >>696
時代が違う
というのが通用しそうで、フォーゼやウィザード・ドライブ・ビルドでの死亡シーンは、
思い入れがどうこう抜きでかなり痛ましかったし、トラウマって言い方は不適切かもしれないけど、衝撃的なものだったな。
「最近の作品は作中で死人が出ないから悪の怪人の恐ろしさが半減してる」 ってのは何の事を言ってるんだろうな こう暑いと冷房の効いた室内で
お気楽な児童文庫でも読んでるのが一番だわ…。 レッド、響、悪魔召喚、黒猫さんあたりの秋木作品を読み漁ったけどなんかどうもハマれない
どれも上手だとは思うけど濃さがない >>701
ナビルナとかの尖ってる作品からすると、対極に近いタイプの作風だしな
軽すぎるといって楽しめない大人もいるのは自分もきいたことがある。ただ意図的に軽くしてる節はあるから、狙ってやってるんだろうね
ゾロリあたりから上にあがったときすんなり読めるようになってるし、そこからまた次の難しい本へって感じ
自分は割と好きで読んでるけど、元々尖ったものというか濃さを必ずしも求めないからかもしれない
このスレはナビルナが好きな人が結構いそうだけど、自分はナビルナが苦手で
重たくて尖ってる要素、いらないんだよなーと思ってしまう。でも好きな人はきっとそういう部分が好きなんだろうと思うし
そんな自分みたいな需要には応えてるんじゃないか >>702
深刻になり過ぎない作風だし、問題が起きても解決するだろうという予定調和的な安心感があるから
気負わずサクッと読めるんだよね
主人公の性格もオタク的な要素はあっても強烈さは薄めで、不快感はあまりないし
ただあまり印象には残らない感じ、濃くて尖った作風が好きだかはわからないけど
響も銀行強盗に立ち向かえって副題なのに、
それは冒頭でサクッと解決して別の事件があってて、
それはメインじゃないんかいと思ったし >>703
響のは確かに冒頭の事件ってだけだからね
実質的に短編3つ入ってるような構成だし、表題作みたいなものかと勝手に思ったけど
自分はレッドとか印象は割と残るけど、さっぱりした構成というか展開なのはそうだと思う
ただ、それが良いというか、読みやすくてかえって印象に残るかな
このあたりの話は好みの問題だろうし、なんとも言い難い部分はあるのだけど
最近の児童文庫だと読みやすさ優先に拍車がかかっているし、もっと読みやすくてわかりやすい話が増えそうな気もする 個人的には読みやすさだけじゃなく挫折からの覚醒とかそういう落として上げる展開が増えてもいいと思うんだけど子供は嫌がるんかね?
話によると恋愛物で過程の途中でも男の子に振られると読むのやめる子いるみたいだし あまり挫折とか努力とか泥臭い作風は好かれなさそう
主人公が苦渋を飲まされるような展開もストレスかも
絶望鬼ごっことか主人公の親友が敵の手に落ちて鬼化する展開があるけど、俺はもう敵だ!→敵の目をごまかすための演技ですって展開が二、三回続いて、しかも話の終盤で次巻をまたぐやつだったからさすがに茶番と思ったわ 何か残念だな
自分は何らかの理由で戦いから逃げる→仲間からの励ましや自分の捨てられない信念を思い出して復活っていう展開大好きなんだが、今の子供はそういうのすら受け付けないのか 格好良さが失われる行動はあまり好まれない、という傾向はあると思う
一度、主人公を落とした表現をしてしまうと、その時点で興味を失いやすい
そこから復活するとか、さらに強くなるとかは関係ない
最初から完成されているほうが好まれるというか
女児アニメ系も昔よりはその傾向が強い気はする
一応落とす展開はするけど、そんなに引きずらないし深刻化させない
昔って女児アニメでも、容赦なく叩き落す展開が割とあったけど、そういうのは見かけなくなった気がする なろう系ではないけど、はなからチートで周りもアゲアゲしてくれたほうがストレスないのはわかる マキバオーのチュウ兵衛死亡からの八百長競馬堕ち→自身への鼓舞による復活とかかなり感動したんだけどな
ああいうのも今の子供にとっては受け付けないものなのか
実際今の子供に見せたら反応が気になる 一度離れた読者は基本的に戻ってこないからね、つなぎとめ続けるには冒険はしにくいでしょ
児童書だけでなくドラマとかもそうだし
この間のモンテ・クリスト伯とかみたいに全部見た人は面白いと評価してもそもそも一話で視聴者が離れてる、なんてケースが大人でもあるんだから
それと読みにくい≒読むのが苦痛な本を好き好んで読む子はたぶん少数派だろうし、無理に読ませても読書嫌いきなるだけだろうから難しいなあ 今の子供が許容できる主人公へのハード・憂鬱展開の限界って本当に気になる
1%の1巻で主人公の女の子が告白に失敗したけどあれがギリギリのラインか >>712
1%、3回ぐらい振られてるよ確か
3回目で相手から恋なんて傷つくからしない宣言されてショックみたいな展開があった気がする
最新刊はわからん
主人公の奈々以外の初代メンバーの恋は叶ってるからイーブンって感じかな 泣いちゃいそうだよでも振られるシーンあったけどそう展開って読んでる子供からすれば傷つくのかね
恋愛作品には欠かせない展開だと思うけど 予想できるタイプの挫折だと、ネガティブな気持ちが刺激されるのはあると思う。
告白して振られたとか、テストで悪い点をとったとかは想像できるから、その先読み進めるのが辛いけど
何百人にも振られたとか、毎回テストは0点みたいにデフォルメさせればキャラクターの個性として受け取らるんじゃないか。 探偵チームKZの原作者・藤本ひとみと天才作家スズの作者・愛川さくらが同一人物って意見を時々見かけるけど、ここの人達はどう思ってるの? レッド14巻の展開でショック受けたという感想を公式に書いてる子がいるから、そのぐらいがメンタル的にギリギリっぽい気もする
>>716
同一人物だと思ってる。そうでないと色々と問題もありそうだし。問題にもならないってことはそういうことなんだろうと その14巻の展開ってどういう感じなの?
仲間の離脱とか身内が敵だったりとか? レッドはバディものなんだが、その片割れの男の子(ケイ)が敵組織に行くと言って、敵幹部と共に姿を消す展開
頭脳担当だからか主人公からすると割と不可解な行動をとることは多くて、大人が読むと思惑があっていなくなったんだろうなとわかる
実際、戻ってくると何ら疑ってない感想の子もいるし、逆にショックで泣いたという子もいる
泣くほどショックを受けたと書かれてしまうと、例えそれが多数でなくても潜在的にいると考えてしまうし、
編集部や作者もそれ以上は攻めにくいんじゃないだろうか 今若おかみやってるアニメ枠で青い鳥文庫のCMやってるけど
今後も青い鳥文庫作品がテレ東でアニメ化される流れが続くんだろうか
若おかみの次にやるなら何だろうな
あの枠でやれそうでまだやってないのってクイーンとか? >>721
クイーン、夢水あたりはあるかもね
あとはパスワードとか?
若おかみはどこまでやるんだろうな
最後まではさすがに無理だよな >>719
ありがとう
正直バトル物にはよくある展開だと思うけど、色々な感想があるんだな(昨年の平成ライダーでもやってたし)
やっぱり最近の子供って打たれ弱くなってるのかな
純粋に何でそうなったか疑問だ
せめて作家だけはそういうの意識しないで自由なストーリーを展開してほしい
たぶん自主規制のせいでフラストレーション溜まってる作家もいるだろうし
>>721
若おかみが好評なら次回も青い鳥作品じゃないか?
あのアニメってあまり話題にならないけどここの人達にとってはどうなん?
話題にならない割に映画化決定してるしよくわからん 今更なんだけど、108円で買って積んでた「青い鳥文庫ができるまで」読了。
あまり期待してなかったんだけど、かなり面白かった。
「講談社」と「青い鳥文庫」以外はほぼ全て架空の作家、画家、
編集部員諸々のスタッフが、やはり架空の人気シリーズ最新刊の発売に
予定ギリギリで漕ぎつけるまでの、コミカルなセミドキュメンタリー的作品。
発表が2012年だから今はもっと電子化が進んでるのかも知れないけど、
出版の流れや業界の内側が色々分かって楽しめた。
青い鳥文庫は児童が対象である故に独自の決まり事が結構ある事とか、
児童書がよく売れるのはショッピングセンター内の書店であるとか興味深い。 つばさ文庫の夏休みアンケート企画にこたえてみたが、質問から推測するに、メディアミックスに力を入れていくのかな? だと思うけど、漫画雑誌自体つくりそうかな
今、つばさ文庫のコミカライズできる雑誌が角川にないし 近頃はコミック雑誌の廃刊も相次いでるし
ラノベだとコミカライズやアニメ化⇒原作本が売れる
⇒アニメ終了⇒原作含めてオワコン化がお決まりのコースだから
迂闊な冒険はやらない方がいい気がするなぁ でもアニメ化されたKZは今覇権とって落ちる気配ないし、深夜向けのアニメ化と同じには考えにくいんじゃないか
黒魔女もリニューアル直後はちょっと落ちてたけど、巻数重ねるたびに復調してるようだし
若女将はどうかわからないけど、すでに完結してるから判断しにくいしなぁ 角川は中高生や大友人気は強かったけど、つばさの成功で女の子の向けの作品も作れるってわかったから
ちゃお・りぼん系の少女漫画雑誌を作るかもしれないね。そこからならつばさ文庫のコミカライズ枠も作れるし
ぶっちゃけ話をそれなりにまとめられれば最後人気落ちて打ち切りでも別にいいかなって思う
ジャンプ何て長期連載でも最後は不人気の打ち切り作品が殆どだし 「青い鳥文庫ができるまで」文中に「青い鳥文庫の用紙は特注で
経年で変色しにくい」みたいな説明があるんだけど
ブックオフとかで相当黄ばんでるヤツを見かけるんだよな
ページの中心まで黄色いのは日焼けとも思えないし何なんだろ 古書店でつばさの「四年霊組こわいもの係」が108円だったんで、
シリーズが十巻以上続いたんだからそれなりに面白いんだろうと読んでみた。
結果、作者の言葉通りで全然怖くないホンワカ楽しいストーリーは別に構わないんだけど、
何にも残らないスカスカな内容で、これを愛読書として何度も読み返す子供がいるか疑問。
それと「小学中級から」(作者は小五の娘に読ませるために書いたとの事)としては
良く言えばユルすぎる、悪く言えば幼稚すぎる感じ。
他社だけど青い鳥文庫の「宇宙戦争」や「フランケンシュタイン」なんかの翻訳物は
文章量が多くてストーリーや描写も高度だけど同じ「小学中級から」なワケで、
これらが同レベル扱いってのは、どうも納得イカンなぁ。 え、今日は濃密な話を語っていいの!?(名木田恵子作品を取り出しながら) >>733
わかる
文章薄すぎ分量なさすぎ
宗田あたりと比べると酷ではあるけどすごい差を感じる
でもあの薄さライトさと少女漫画的シチュエーションと萌えに惹かれて子どもは1%を好むんだろうな
いみちぇんと肩を並べて人気って感じだけど
いみちぇんのほうがまだしっかりしてるかな
恋愛脳は凄いけどバトルとか伏線とか凝っているし KZっぽい青星学園読んだ
KZと比べると話の深みとかキャラの個性とか味付けの薄さを感じた
ただキャラの個性が薄い分、KZで感じることがしばしばあった不愉快さとかキャラの性格のキツさなんかはほぼ感じることなく気軽に読めたな もう恋愛脳的な作品は抑えてほしい...って思ってるんだけどそうしないと売れないんだろうね
そうじゃない作品もあるけど殆ど出落ちなデスゲーム物だし
王道の冒険物やバトル物書く作家増えてよ にかいどう青とかは話もしっかりしてるし、恋愛脳でもなくていいよ
ジャンルがホラー寄りだが
冒険やバトルは企画の段階で潰れてると思うな
現状の市場で冒険やバトルを売り出すって、赤字覚悟みたいなもんだろう
絶鬼みたいにデスゲームからひねって、実質冒険譚みたいな感じにするとかそういう手法じゃないと企画として通らなさそう
ここ10年ぐらい児童文庫で売れた実績見当たらないし
そういえば、今つばさで無料で読める「飛べ! ぼくらの海賊船」は冒険譚だよ
つばさの創刊時の初期作で割と王道な冒険譚だったけど、売れなかったんだよな
今の無料公開でも反応薄いみたいだし 王道の冒険物やファンタジーは受けない時代なんだろうね
子どもだった90年代後半ゼロ年代頃は
ハリポタやダレンシャンみたいなファンタジーとかが頑張ってた気がするけど
今はなろう系のゲーム要素の強いファンタジー、スリルが得られるデスゲームとかが今は強いのかも
にかいどう青はふしぎ古書店も、あと最近出した続恐怖のむかし遊びが見事だった
ホラーによくある後ろに誰かがいる、みたいな締め方を多用しすぎてる感はあるけど
伏線の回収やストーリーの運び方が見事だった 黒猫さんとメガネくんは2巻打ち切りなんだね
秋木さんって児童文庫界のヒットメーカー的立ち位置かと思うけど意外だった
お互い気になる相手が違うけど、やがて二人は惹かれ合うってのはとらドラ!とかでもおなじみだけど子どもには受けにくかったのかな 児童文庫にヒットメーカーは正直いないと思う
黒魔女さんの石崎さん、若おかみの令丈さん、パスワードの松原さん、夢水のはやみねさん、ナビルナの池田さん
児童文庫で次のヒット作は出せないでいるから、作家の名前である程度の知名度は得られても、結局は作品とブームとかのタイミング次第なんじゃないかな
(はやみねさんのクイーンは並行、マチトムはYAなので除外してます)
黒猫さんメガネくんは確か恋愛ものブームが始まる前の作品で、恋愛ものといえば逆ハーレムみたいな頃だったはず
今でもめずらしい男キャラ主人公の恋愛ものだけど、この時期だと恋愛軸の話がマイナー路線だったね 現状ではSFの方がファンタジーや冒険物よりはるかに疎外されてると思う。
少年SF全集が何社からも出てた時期があったなんて嘘みたいだ。 冒険物はなかなか苦しいよね
深沢美潮のフォーチュン・クエストがポプラから出てたけどこれが最後にある程度売れたものじゃないかな
SF?ジャンル自体が死んでおりますゆえ…… 今んとこ読者層が大きく違うからキツいんじゃない?
そんでもってそれがデスゲーム推しの理由だと思う
児童文庫って男子読者が少ないからそれをなんとかできるものとして推されてる気がする
少年漫画で女子が読めるようなラブコメ連載してリーチを拡げてるのと同じパターン 女性読者が多いから男子が好きな冒険物は受けないっていうけどさ
今の女子って殆どの子が少年漫画読むでしょ?(よく読む雑誌1位が少年ジャンプだったし)
だったら少年向けのストーリーだって女の子は読むと思うけどなぁ
「内容は男の子向けで女の子に対してはイケメンの比率を高くして親しみやすくする」
そういう工夫すれば今の少女小説状態から脱却できると思うんだが
例えばガンダムだって女性ファンは多い訳だし >>745
女子の少年漫画のラブコメの読者層って少ないと思うけどな
女子キャラの比率少なめのスポーツ漫画やバトル漫画の方が多く読まれてると思う
むしろラブコメは最近世間の抵抗が少なくなってきている深夜アニメ好きの中高生男子に向けてると思うんだが >>730
自分の「宇宙戦争」(1999年版、ブックオフの閉店セールで54円)は
小口も中のページも中心までかなり黄ばんでる。
紫外線ヤケだったら小口がもっとヒドくなってるはずだし、
カバーは表紙も背も全然ヤケてないし不思議。
変色しにくい紙が採用される前に出たの本なのかとも思うけど、
手持ちの中には同じ1999年刊行で新品同様のもあるしよく分からん。
>>731
「シェーラひめのぼうけん」なんて文章少ない&分かりやすい
+活字大きいで、いかにも「小学初級から」って感じだけど、
後に残りまくりの骨太ストーリーで何度も読めるからなぁ。 昔の子供の方が読解力があったなんて言い方はしたくないけど
昔の方が子供が大人の世界に対して柔軟に入り込むことができてたと思う
逆に今の子供は大人の世界を拒否して昔なら子供だましって思われてた作品に対して夢中になってる気がするわ
クリエイターは「子供を意識して作る必要はない。大人が面白いと思うものこそ子供はついてくる」ってよく言うけどそれが通じない時代になっるし
もっと作者側から骨太なストーリーを提供してほしいな
「シェーラひめのぼうけん」っていうの未読なんだけどストーリーはハードなの? 児童文庫に骨太のストーリーとか、その役割は自分は求めないな
そういうのを勘違いして増長した結果が長年の児童文学の失敗だったと思うし、児童文庫は徹底的にエンタメでいいと思う
だから、単行本の児童文学にそういうのは求めたいし元の役割だと思う 物語としての読み応えはあったほうがいいけど
児童文庫は基本的に読書が苦手な子供とか
読書にハードルの高さを感じる子供にお手軽に読書を楽しんでもらうための本って感じかな
児童文庫からハードカバーや一般書にステップアップできる子もいるし、
諸刃の刃で簡単なもの、短いものしか読めない児童文庫離れ出来ず義務教育を終えると同時に読書を辞めてしまう子もいる >>750
勿論エンタメがいいし自分もそれを望んでる
けどエンタメの中にも読みごたえがあるものが欲しいんだよ最近のなんか「ゆるーく戦ってゆるーい出来事に出くわして、ついでにイケメンをゲットして」みたいな作品ばっかだし
それにハードカバーだとシリーズ物は殆ど無いし長編はかけないでしょ >>752
欲しいと言われても、そうかとしか言いようがないけど
その読みごたえが欲しいという需要が多くの今の児童文庫読者にあるのなら、いずれ出てくると思う
でもそういったものが出てきても、結局手に取らず売れずに打ち切りになって消えていくなら、出版社も出さなくなるんじゃないか
もちろん、将来的に骨太な作品の需要が高まって、今の軽い作風が淘汰されることもあるかもしれないけど
基本的に児童文学は、ジャンルを焼け野原にして次に行くってパターンでずっときてるからね >>741
令丈さんはKタロー時代から考えたら充分ヒットメーカーなんじゃないか 児童文庫はこういう本を出すべき、みたいな決めつけはおかしくないかな?
文庫だからって読み捨てみたいなライトな作品ばかりでいいってわけじゃないでしょ。
もちろん出版社は商売だから売れ行きの問題は大きいだろうけど、
むしろ硬軟取り混ぜたバラエティに富んだ状態が理想だと思うよ。
あとはそこから読者である年少者に自由に選んでもらえばいいんだから。
>>749
「シェーラひめのぼうけん」は無印・新ともに面白いから一読をオススメするよ。
魔法や妖精が出てくるアラビアンナイトみたいな世界で小さなお姫様が
仲間たちと冒険する、一冊30分くらいで読めちゃうお子様向けファンタジー。
だけど登場人物は結構重い物を背負ってたり色々悩んだりして奥が深い。
ストーリーも波乱万丈で、大人が読んでも十分楽しめるよ。
無印・新の各十巻とも現在全て品切れだけど、近々愛蔵版が出るって話。
ちなみに自分は全二十冊をブックオフと古本市場で集めたよ。 今は子供にとって骨太なストーリーは売れない時代だろうけど、だからこそ業界が好調な児童文庫が先陣をきってチャレンジしてほしい
作家(特にベテラン)が書こうとする意思があれば通じるでしょ
最も作家自体が書こうとしない(大河的ストーリーに興味がない?)のが悲しいけど
>>755
けっこう興味深い内容だな
絶版みたいだけど後半の巻入手困難とかない? >>754
Kタローって映像化で有名だけど、原作本は講談社からポプラに移動したりして売れていたのか微妙な感じがしたんだけど、どうなのかね
若おかみが300万部ぐらいだった?はずだから、それと比べるとっていうのもあるが
>>755
決めつけとかじゃなくて、各個人がこういうのが欲しい、欲しくないと言っているだけだよ
違う意見を持つ人がいるのは当然だし、現状が好きだという人もいれば変わってほしいという人もいる
ただの個人の希望の話だと思う >>756
粗筋程度はググれはすぐに分かるはずだからお試しあれ。
無印の第十巻はなかなか見つからなかったね。
諦めて古書通販で…と思ってたらやっと見つかった。
シリーズ物の古書を店頭で揃えようとするのは
足で探すことになって結構時間がかかるから、
正直言ってあまりオススメできないなぁ。
読むだけなら図書館の方が良いかと。 小説は漫画よりもビジュアルが薄い分内容が大きく影響するから狙った対象以外は難しいのかもね
読者のことを考えたものが読まれる・売れるのも当然っちゃ当然
そこを無視して子供が求めてないものを読ませようとしても街角で押しつけられる新興宗教のありがたいお話が書かれた謎の文庫本ぐらい読まれやしない 正直子供向けアニメの方がよほど山あり谷ありの話が作れてるよ
何で似たようなカテゴリーの児童文庫でできないの?って思う
出版業界で唯一好調なら最も冒険してよと感じる
つばさがネットでの作家発掘に力いれるみたいだから若い作家の母体数が増えれば変わるかもしれないけど 児童文庫は厳しそうだけどね
本屋で働いてるけど配本減ってるし、ノベライズ本ばっかくるし
新刊とかひどいと1冊しかこない。前は全部平積みできるぐらいあったのに
部数だいぶ減ってるんじゃないかな どういうこと?
児童文庫の盛況は児童文庫の躍進が影響してると思ってたけど対して関係なかったの?
それとも単にバブルが過ぎたとか? 確かに児童文庫の読者は増えたよ
でも、それ以上に参入が多いし(本当に棚に並べるのに困る)釣り合いが取れてない
元々高学年には夏休みの課題図書ぐらいでしか本は売れなかったから、シェアは大きくなっただろうけど、それでもたいした大きさじゃない
少なくとも大手各社がこぞって参入するほどのシェアはない。だから1社ごとの利益は落ちてるだろうね。というか儲かってるのか疑問
あと割とどこの書店もそうだと思うんだけど、児童文庫って児童書の中でそれほど大きなシェアじゃない
図鑑や絵本とかのほうが売れてるから、そっちが主力だよ。あとはゾロリ、おしりたんてい、銭天堂とかの低中学年ものの単行本とか
今の夏休みの時期なら課題図書とかね。児童文庫も売れるけど、児童書全体が売れる時期だから目立つほどじゃないかな
ポプラ社が行った児童書の人気投票で、児童文庫は七日間戦争と映画のノベライズぐらいしかランクインしなかったとおりだよ
あの傾向は売っててもそう変わらない 元が小さいから少し規模が大きくなっても高い成長率になるパターン? ありがとう
確かに棚の面積は変わってないのに種類だけは増えてるしランキングにも殆ど入ってないしね
今の作品でぼくらシリーズのポジションになりそうな作品ってどれだけあるのやら
厳しい言い方だけどこのままじゃ児童文庫はアニヲタの小学生が細々買ってレーベルごと無く運命をたどりかねないと思うし 悪意や煽りではなく老婆心からの忠告だけど、
ID:JDkjdWMtは送信する前に誤字脱字がないか、
ちゃんと確認する習慣をつけた方がいいな。 >>764
そうだね
角川参入前は、青い鳥文庫にはメガヒットシリーズがあった
300万部超売れたシリーズが複数あったわけだけど、ロングセラーであって実際の読者はいうほど多くはなかった
その頃はうちでもたいしたスペースもとってなかったし
競争相手がいないからこそのメガヒットだった、という部分もあるんだと思う
その頃に比べればすごく市場は成長したし子供に認知されてるけど、元々が少ないから倍増しても……という部分はあるかな やっぱり角川が参入してから良くも悪くも変わったのか?
前は活気がでて良いことだと思ったけど今は青い鳥・フォア文庫だけで古典的で王道なお話が生きてた方が良かったって思うようになったわ そこは難しいところで、角川参入の時期は児童書出版社が倒産していた頃でもあるんだよ
児童文庫に大手参入したことで、ある意味、老舗の児童出版社はずるずる続けていたフォアやソフトカバーのエンタメ読み物から撤退しやすくなった
フォアに参加してた岩崎書店なんかはわかりやすくて、角川参入前はソフトカバーの読み物に力を入れていた。ナビルナの成功もあったりしたし
でも自社レーベルとかつくったりしたけど、大当たりはなしで打ち切りが多かった
その岩崎書店は、読み物を少なくして今は絵本と幼年向けの童話に力を入れて完全復活してる
当時の児童書出版社に読み物ではずして赤字を耐えきる余裕はほとんどなくなっていた
フォアを維持できていたのかすら微妙な面があるし、今まで通り同じはなかったと思う。実際フォアの一社である理論社は一度倒産したわけだから フォア文庫は岩崎書店が大河に絡めた伝記物、デルトラとか出す以外はもう廃れちゃって見る影もないね
悲しいけどセンスが古いというか受けづらい空気
SFやバトル、恋愛もの職業もの探偵物色々揃ってていい感じなんだけどもう出版社が新作出す気配がないというか
ポプラポケット文庫にももっと頑張ってほしい
児童書老舗のポプラ社だけあって手堅い話が多いし、読みやすく題材も悪くない
問題は刊行冊数がひと月で2冊程度、シリーズも少なめなところか フォア文庫は理論社が倒産してなかったらまだ続いてたんだろうなぁ
漫画的だけど今のオタク路線でもないバランスの良さがあっただけに残念でならない
ただ青い鳥なんか2010年位までは今までの素朴路線でやってたから今の乙女ゲー好き女の子狙い打ちの方向性に走らなくてもよかったような
色々思うとこはあるけど児童文庫って読者の反応もアンチとか殆ど無くて純粋だしやりがいがあるように見えるけどリターンが少なくて旨味がない市場なんだろうな ポプラ社はもう小学生向けの児童文庫で争う気はないんじゃないかな。出さないことはないだろうけど
ゾロリにおしりたんていと盤石のヒット作を抱えているし
だから、対象がずれるポケットショコラを出したんだと思うけど 小学館ジュニアも結構独自路線だと思う
絵はアニメっぽく仕上げてるけど、内容は流行りの路線と違うし
さよなら、かぐや姫なんて、ほかのレーベルだと出さないと思う。あの日、そらですきをみつけた もよかった
シリーズものをやる気があまりなさそうだけど、人気で続いてるアリペンは他で見ない独特な感じだし ポケットショコラは基本ウェブ発で手直しもしてるけど
クオリティがイマイチな印象
小学館ジュニア文庫はギルティゲームみたいな
流行りのデスゲーム系もあるけど確かに独自路線かも
さよなら、かぐや姫はまだ読んでないけど
あの日、そらですきをみつけたはよかったね
1%やイケカジで見られた、壁ドンみたいな少女漫画的な萌えシチュエーションを利用せずに
とことん健全に、そして共感できそうな等身大の初恋物語で
続きを書いてほしいな
恋愛ものなら、さくらドロップちえりドロップみさとドロップもよかった あと現役の小中学生で
魔天使マテリアルとかIQ探偵ムーとかの長期シリーズを飽きずに追ってる子っているのかなって興味があるな
ムーは一巻ごとに完結してるからいいけど
マテマテは長いし初期の絵は古くさいし手を出しづらそう
知り合いの小学生で一人だけマテマテ読んでる子がいるけど本当珍しい 「少女探偵ナンシー」「少女探偵ジュディ」の復刊なんて
フォア文庫以外では絶対ありえなかったろうなぁ 「シェーラひめのぼうけん」みたいに作りは低年齢向けだけど
内容は本格的なんてのもフォア文庫ならではって感じだった >>775
マテマテは大人になってもずっと読んでるがさすがに進展がなさすぎて飽きた
最終章ということらしいが最終章と言いながら何冊やってんだと マテマテはどの層に向けて展開してるか謎だわ
巻数が多いから新規はまず入らないし、初期からの読者は卒業してるだろうし(そもそも新刊があまり売ってない)
恋愛ものは無理にシリーズ化しなくてもいいな
そもそも誰とくっつくかくっつかないかで年単位で引き伸ばすのは無理があるし必ずダレる >>738
>そういえば、今つばさで無料で読める「飛べ! ぼくらの海賊船」は冒険譚だよ
読んでみたけど、思ってたのと違ったw
都会の子が田舎に行って過ごした一夏の出来事。
ご先祖様が戦国時代の海賊なんだと知り、
ご先祖様の作った隠し船(重要文化財)と出会って、
いとこたちと遊ぶお話。
文章もしっかりしていて、いっそ教科書に載せたいような
お母さんが子供に安心して買い与えることのできる良作とは思うけども、
子供はタイトルからパイレーツオブカリビアン的なの期待しちゃって、
肩透かし食うんじゃないかなあとも ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています