児童文庫はこういう本を出すべき、みたいな決めつけはおかしくないかな?
文庫だからって読み捨てみたいなライトな作品ばかりでいいってわけじゃないでしょ。
もちろん出版社は商売だから売れ行きの問題は大きいだろうけど、
むしろ硬軟取り混ぜたバラエティに富んだ状態が理想だと思うよ。
あとはそこから読者である年少者に自由に選んでもらえばいいんだから。

>>749
「シェーラひめのぼうけん」は無印・新ともに面白いから一読をオススメするよ。
魔法や妖精が出てくるアラビアンナイトみたいな世界で小さなお姫様が
仲間たちと冒険する、一冊30分くらいで読めちゃうお子様向けファンタジー。
だけど登場人物は結構重い物を背負ってたり色々悩んだりして奥が深い。
ストーリーも波乱万丈で、大人が読んでも十分楽しめるよ。
無印・新の各十巻とも現在全て品切れだけど、近々愛蔵版が出るって話。
ちなみに自分は全二十冊をブックオフと古本市場で集めたよ。