いつ読んだ】
12〜15年ほど前。図書館の児童書コーナーで、防災やアウトドアの棚に置いてあった
【物語の舞台となってる国・時代】
現代の欧米で、子どもが遭遇する困りごとを挙げて対処法を考えさせる本だった。
保護者向けの補足に「欧米の生活に合わせて書かれているため、日本では馴染みのないシチュエーションもあるかもしれない。教育に使うときは大人の説明や指導を加えてほしい」とあった
【翻訳ものですか?】
はい
【あらすじ・覚えているエピソード】
見開きの右側にトラブルを載せて「こんなときどうする」と問いかけ、次のページにとるべき行動の例(子ども向けの文体)と、親が心掛けるべき点を示していた。
「学校の敷地内で薬の瓶を見つけた」「夜中に煙の匂いで目が覚めた」「友達の家に泊まりに行ってホームシックになった」「自転車通学でヘルメットが見当たらない」など。事件事故や災害が絡むものから、植物のかぶれ、忘れ物や喧嘩のような日常の困りごとまで広く扱っていた。
・薬の瓶を見つけたときは友達の1人がその場で見張りをして、もう1人が先生を呼びに行っていた
・家にいたずら電話が来たときは受話器のそばで笛を吹くことをお勧めしており、怒った顔で笛を吹き鳴らす挿絵があった
・ハロウィンの仮装では前がよく見える格好をして、包み紙の破れたお菓子は食べないようにと注意喚起していた
・食中毒はとても苦しいので、病み上がりの人には優しくするようにと書いてあった(うろ覚えです)
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
横長のソフトカバー。欧米風の白黒の挿絵がページの大半を占め、ワニかカエルのような生き物が2本足で歩いて人間のように暮らしていた。主人公の友達や家族も同種の生き物で、哺乳類や人間は登場しなかったように思う。
【その他覚えている何でも・解決のためにやったことなど(使用したキーワード)】
児童書・安全教育・こんなときどうする・翻訳・ワニなどのキーワードで検索しましたが、思い当たるものには出会えていません。1つのテーマ(交通安全、性教育など)に特化した本や、人間の子どもが表紙に描いてあるものは除いています。小さなことでも構いませんので、心当たりのある方は教えてくださるとうれしいです。