【いつ読んだ】
30年くらい前、図書館で借りて
【物語の舞台となってる国・時代】
現代日本
【翻訳ものですか?】
いいえ
【あらすじ・覚えているエピソード】
クラスの遠足で動物園に行き、みんなそれぞれ好きな動物の絵を描くことになる。
主人公の男の子はキリンを描こうとする。友達は別の動物に行ってしまったので1人だけ。
1人でキリンを描いていると、キリンが「私そんなに首が短くないわよ」などと文句をつけてくる。
文句を言われて腹が立つが、キリンのアドバイスに従って描いたら上手に描けた。背景の木や他のキリンも描く。
キリンが「サバンナは夕方になると一面真っ赤になるの」と言うので全体を真っ赤に塗り、「夜になると真っ暗なの」と言うので真っ黒に塗る。
最終的に画用紙は真っ黒になってしまったが、キリンが「これこそサバンナの夜だわ」と大喜びしているのでその絵はキリンにやる。
しばらくしてまた動物園に行くとキリンは死んでしまっていた。飼育員からキリンはもうだいぶ歳を取っていたこと、亡くなる直前にはずっと真っ黒な紙をうっとりしながら見ていたことを聞く。
男の子は「さよなら、キリン。アフリカのサバンナへお帰り」とつぶやく。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
普通のハードカバーの児童書。
【その他覚えている何でも・解決のためにやったことなど(使用したキーワード)】
短編集だったので本の題名はこの話のものではなかったと思います。
他の話は忘れてしまいました。