昔書いた小説晒す
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なんか昔書いた頭おかしい小説が発掘された。晒してくわ ハッピーエンド
一話《終末の幸福》
(ハッピーエンド)
この世界は終わっている。 俺、福田幸希の父はブラック企業に勤め、朝早くに出て、夜遅くに帰ってきてくる。 そんな父のことに飽きた母は浮気、さらにホストに父の金や借金で貢ぐ、俺はそんな家庭に育った。 せめてもの救いは、父が母の行っていたことを何も知らなかったことだろうか。 父は最後まで愛する妻と息子のために辛い仕事を精一杯がんばっていたのだろう。 母は父からの収入源がなくなり、浮気相手やホストから捨てられ、多額の借金が残った。 母は父からの収入源がなくなり、浮気相手やホストから捨てられ、多額の借金が残った。 あれから十年、僕は母の借金を返しながら鬱になってしまった母と二人で暮らしている。 そういえば今日は一ヶ月に一度の返済日、だぶん闇金の奴らだろう。 そう思ってお金を手に取りドアを開けた。そこにいたのはやはり闇金の奴ら。だか、今日は何故か人が多い。 嫌な予感がしたが、俺はさほど多くはない収入のほとんどを彼らに渡した。 「ん?知らなかったんか、ゴミみたいな母親持つと大変だな、まぁでも三年たって返済されなかったら解体されることになってるから。あ、もちろんお前もな。」 そんな話聞いたことなかった。というか母には酒と三食を提供するだけでここ数年は母とまともに話したことすらない。いつも、全て終わってしまえばいいのにと呪文のように唱え、俺のことなんて認識してないようだった。男たちの話に驚いて固まっているとすぐに取り押さえられた。 そう言って残りの男たちは母の部屋に入っていく、その時異変が起きた。男たちが千鳥足になったかと思うと吐き散らしながら倒れたのだ。 俺を抑えていた男の一人が彼らの元に近づく、そしてその男も他と同じように倒れる。そして母の部屋から出てきたのは母とは似ても似つかない化け物だった。 この世のものとは思えないほどの叫び声。ただ、服装が母のものだった。自分の母親は得体の知れないナニカになっていた。 叫んでも声は届かない、母だった化け物はだんだんとこちらに近づいてきた。少しの興奮感とそれの何倍もの頭の痛み、気持ち悪さ、俺も思わず吐いてしまう。意識が朦朧とし、五感が消える。 「《終末の酔い》(ドランクエンド)といったところか。今、終わらせてやる。《終末の水流》(ウォーターエンド)‼︎」 化け物の周りを水が囲い、閉じ込める。化け物は閉じ込められても醜くあがこうと暴れる。乱入者は言った。 「ここで溺れるのかお前の終末だ。《終末の酔い》(ドランクエンド)」 もう、死ぬしかないのなら、せめて、せめて父のように幸せに息絶えてほしい。 「母さん、ありがとう。そしてさようなら。《終末の幸福》(ハッピーエンド)‼︎」 かつて母だった化け物はその顔に笑顔を浮かべ終わりを迎えた。 展開が早すぎるし文章力もゴミ
黒歴史ってほどじゃないけど読み返したくはないな 「おい、お前その力はなんだ?」
化け物を倒し、へなへなと座り込んでしまった俺に乱入者は話しかけてきた。 俺はその時初めて乱入者の顔を見る。その男はマッシュのイケメンだった。歳は二十代前半、シャープな顔と鋭い目つきでいかにもモテそう。 「えっと、よくわかんないです。母さんを殺してあげたいって思ったら、急に力が湧いてきて。」 「はぁ、あの瞬間に《終末》(エンド)を手に入れたのか、しょうがねぇ福田幸希だったか?お前を拘束する。《終末の水流》(ウォーターエンド)」 いろんな事が起こり過ぎた。もはや拘束とかいう単語にも少しも驚かない自分がいる。男はどこから発生させたのか、水を操り僕を押さえつけた。 「ゴハッ」
(いや、なんだこれ拘束なんてレベルじゃないぞ)
何かに押し潰されている。 「水圧だ。そのまま寝てろ。」
俺の意識は深海に沈んで言った。 俺はどこかにいた。
暗い闇でもあれば、明るい光でもある場所に。 目の前から声がした。そこにはいないのにそこにいるような感覚。男でも女でもない声、幼い子供のようなナニカが俺に話しかけていた。 『んー、難しい質問だね。人間の言葉で言うと神って感じかなぁ?』 『うん、君に力をあげたのも僕だよ。君のその恐ろしい狂気に合わせてオーダーメイドしたんだ。気に入ってくれたかな?』 『君たちにはさっさとこの世界を壊して欲しいんだよね。君もそれを望んでいるんだろ。世界中の全てが幸せに終われるんだよ。あぁ、早く新しい世界が作りたい。』 そのナニカは無邪気な声でとても楽しそうに笑っていた。 「ようやく目が覚めたか、その感じ、あの狂った神にでもあったようだな。」 周りを見回すと普通の部屋のようだ。客間と書いている。 二つあるソファーの片方にいるのはメガネをかけ、ヘッドホン持ち、腰に日本刀、背中にロングソードを持つ天パの青年とパジャマ姿でいびきをかきながら熟睡する青年。 机を挟んで反対側にいるのは白衣姿の美少女とオペラ歌手のような美女。 「俺の名前は水嶋港。ここは警視庁対《終末》(エンド)部。お前は今日からここの所属戦闘員となる。」 初っ端から全く意味がわからなかった。ドユコト?助け舟を出してくれたのはオペラ歌手みたいな美女だった。 「港君、それじゃ何言ってるかよくわからないわよ。あ、私は音美鈴音です。」 「妾は解剖理壊、お主も持っておるのじゃろう異能を別名《終末》(エンド)と呼ばれておる。簡単にいうとそれを取り締まる機関じゃ。」 「俺は王魔凶な、寝てるのが夢見悪夢、銃刀法違反が剣斬ね、詳しいことは剣斬に聞いて。同い年だし仲良くな。」 「実験No.111です‼︎あ、凶さんからは剣斬って呼ばれてます‼︎持つ《終末》(エンド)は《終末の斬撃》(スラッシュエンド)です。俺も昨日配属されたばかりで俺もよくわかんない事あるけどよろしくな‼︎」 (実験No.ってなんだ?それに昨日配属のやつがそんなに詳しいのか?) 凶さんはそんな俺の疑問に気付いたようだ。こう言った。 「剣斬は日本政府が実験で製造した《終末》(エンド)なんだよ。」 >>54
ありがたい
まだ読みたかったら言っていただけると嬉しいです ちなみにこれは数えてないけどそこそこ長かっま記憶がある
Slot
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(LA: 1.12, 0.98, 0.88)
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